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矢晴と古印葵

 純が好きなのは福田矢晴なのか、古印葵なのか。 純が最初に惚れたのは古印葵の漫画で。授賞式で生身の古印葵を見て、恋をしたと思っているんだけども。 古印葵に会いたくて、会える機会ができて、会うことができて。古印葵は福田矢晴だと知ったけど。 純の認識のなかでは、古印葵=福田矢晴になったかと思う。 矢晴は、古印葵という名前を捨てた、古印葵は死んだと思え、と言うけれど、純は『まだ古印葵は死んでない』と確信できて。 矢晴にとって古印葵は漫画家としての名前でしかなくて、別段古印葵という人格があるわけでもないのに、純にとって福田矢晴=古印葵だから、矢晴がなにをしてもなにを話しても「憧れの古印葵のすること、話すこと」になっちゃってるんだよなあ。 矢晴は上薗純に恋し始めてるけど、望海可純に恋してるわけじゃなくて。純は矢晴が古印葵だから好きで恋してて? 矢晴の笑顔とかかわいいって思ってるけど、「古印先生の笑顔かわいい」なのかもなあ、とは思えるし。 と、ずっと考えてても、やっぱり矢晴と純と古印葵の三角関係にしか思えず、純の好意を矢晴は素直に受け取ることが出来ないし、純自身も矢晴じゃなくて古印葵に向かってそうな雰囲気だし。 純は「古印葵を忘れない、覚えてる、守りたい」って気持ちからの行動だから「矢晴は古印葵じゃない」なんてことは絶対に言わないだろうし言えないだろうし。 1年後に矢晴は古印葵として復活を遂げるのは確定してるけど、矢晴が古印葵の名前も漫画も捨て去る方向に行った場合の純はどうなっちゃうんだろう……? とかも気になったりする。

無理矢理

 純は矢晴をゴミ屋敷での生活から「引っ張り出した」「引きずり出した」ことを「無理矢理」と表現しているから、矢晴が拒否してたけども純が強引に引っ越しをさせた、という認識になっているのかなー? と、ふと思い。 純の説得はかなり強引、傲慢ではあったし、矢晴自身が純の助力を懇願したわけでもないし。ただ、矢晴がどれだけ拒否したとしても、環境のいい場所で療養させるために、という気持ちはあっただろうし、実行に移したし。 矢晴自身は『私は1週間前この家へ半ば強引に転居させられた』と、わずかばかりは同意してたけど、純に無理矢理、といった雰囲気は醸し出している。 ふたりの共通認識としても、「純が矢晴を無理矢理同居させた」になるんだなあ、と思うのだけど、矢晴が「半ば強引」というわけだから、残りの半分はなんだったんだろう……? とかも気になってきた。 残りの半分は矢晴の『ここで死ぬならいいかもな』という気持ちになるのかしら? 純は矢晴を助けてやった的に恩着せがましくするところがないからとても好き。純自身は矢晴に無理言って同居してもらった、って認識になるんだろうなあ、と思うのだけど。同居初日に『全部 私のわがままだと思ってください』『気負わないでください』って言ってて、同居1年経っても『あんな生活から無理矢理引っ張り出してよかった…』って言ってくれてるし。 純が強引に矢晴に関わってくれなかったら、矢晴はあのまま漫画もやめてただろうし、生きることもやめちゃったかもだったし、というのを考えると、純が強引な子で良かったよーーー! って気分になる。 して、『一緒に寝る?』は矢晴を純のベッドに強引に引きずり込む感じだったりするのかね? ドキドキ……とか思ったりするけど、そういう方面で矢晴に対して強引になにかする子じゃないな、純は。

好きすぎてパート5

 【第14話】からこっちの更新までの間が長いというのもあってか、二次創作を多くしてしまって、この調子ではラベルメニューの表示順を件数の多い順にしているから、「単話感想」を追い抜いて一番に表示されるようになってしまうな……と、悩みつつ、またひとつ二次創作を考えていたりする。 今、記事数が479あって、もうじき500。今は1〜2日に1記事程度のゆっくりめで、「こんな感じのふたりが見たいよう」っていう欲求を二次創作でどうにかこうにかしてる感じではある。 土曜日に更新されると決まっているわけではないけれど、比較的土曜日更新が多かったので、土曜日が近づくとソワソワしてしまう。今日で96日経過しているから、100日以上経過する前に更新来ないかなーと身勝手に期待しちゃうんだけども。 やっぱり、この、『一緒に寝る?』がどんなふうになるのかが、とてもとても気になるわけで。作者さんが本業作品のコメントでちらっと言ってたアイテムが、【売れうつ】用なのか作者さんの私生活用なのか……というのも気になってしまう。 早く次の話が読みたーい!

……マシン

 純は『私は漫画のルーブ・ゴールドバーグ・マシンを考えてるだけ』と言ってて、自分の漫画で感動することはないと言う。 ルーブ・ゴールドバーグ・マシンってのは「連鎖反応するからくり、機械装置」で、エンタメ的なルーブ・ゴールドバーグ・マシンはピタゴラ装置になるらしいけども、純の漫画のルーブ・ゴールドバーグ・マシンってのは、どんな感じなんだろうかなあ? もともとのルーブ・ゴールドバーグ・マシンってのは、「簡単にできることを敢えて複雑なからくりで実行する機械」らしいけども、純の言う「漫画のルーブ・ゴールドバーグ・マシン」ってのは、伏線の張り方とかキャラクターの言動とか状況の設定とかになるのかなーとは思うのだけど。あと、どんな演出にしたら盛り上がるとかかなあ。 「面白い漫画」にするための「複雑なからくり」とか、そんな感じかなあ? とは思うのだけども。それに使う手法は、純の能力で分析できた漫画からの再現だったり? とか考えてみたりする。 そういえば、【第9話】で純は『矢晴さんの漫画〈だけ〉分析しきれなくて再現できない』と言って、矢晴はそれに対して『〈だけ〉?』『だったら〈他全部〉は――』と考えて追い込まれてくけども、「この世の全ての漫画を読む」なんてこと不可能だろうから、「純の観測範囲で」という注釈が必要だよな、と思ってしまう。 そしてついでに、矢晴は『分析できた作品って自分の漫画で手法(メソッド)を再現できるんですか?』って聞いてるけど、やっぱり「自分の作品に手法(表現方法)を取り入れる」って創作物全般ごくふつうのことだなあ、と思うから、矢晴の言葉と思考が乖離してるのかもなあ? みたいに思い始めた。 「純が他人の漫画を分析できる・矢晴の漫画だけは分析できない」の分析能力がどんな感じのものなのか、とかが矢晴の関心事になってたりするかしらん?

■【売れうつ】の二次創作(23)(小説)

 古印葵が死んだ世界の無責任なモブたちの会話。 ■

 葵、という名前は、天竺葵(ゼラニウム)から来ているのだろうなと。作品設定の際には、赤いゼラニウムの花言葉が先であろうかとは思うのだけども。 矢晴は純に『恋愛漫画ばかり描くから花の名前がいいかなって思っただけで…』と言っていたり、『そーゆぅ話ばっか好きなんです、んでまんまはダサいからOとA入れ替えて…』と言っていたり。 アナグラムで文字を入れ替えたら、花の名前になったからそれにした。ということになるのだろうか。 純は矢晴の部屋にゼラニウムのディフューザーを置いている。香りの効能も矢晴に合うものだと思うのだけど、効能から選んだのか、名前から選んだのか、ということを考えるとちょっと楽しい。 「葵」という言葉は「太陽のほうに向かって成長する植物」ということらしいので、「向日葵」は重複表現なのではないか……と、思ったりもした。ただの「葵」と「天竺葵」は別種のようで、また、葵と名のつく花も多種あるようで、どこらへんをどう絡めたもんかと考えると、こじつけ以外のなにものでもない状態になるな……と思う。

91日……

 期待してみたけれど、やっぱりさすがにこんなに早くは来ないよねー! って感じで、この土曜日には更新はなく。更新間隔の最長記録をどんどんのばしている。3ヶ月経っちゃった。 本業の連載も単行本作業のために休載ということなので、けっこうなロスを感じてしまいそうだなと思ったりもする。 先日設置したアンケートは2名の方が回答くださって、私の回答分と合わせて3件の回答となっているけども、けっこう見事に選択がバラけていて、とても興味深い。たくさんの回答が集まったらうれしいなと思う。1問目のみが回答必須(1つ以上チェック)で、あとは無回答でもOKなゆるゆるアンケートなので、お気軽に〜。 【第15話】がどんな話になるんだろうとちょいちょい想像したりするけども、【第14話】までがほのぼのライフと言われていたから、これまでとちょっと趣が変わるんだろうなと思ってはいるけども、なかなかどうして、想像が難しい。 いきなり地獄巡りが開始されるとも思えないけど、矢晴の思考は常に地獄巡りしてるようなものだから、そっちでずぶずぶ沈んでいっちゃうのかしら? 「最低限度の一線」が「人間としての尊厳」の話ではなくてふたりの関係についての一線だったりするんだろうか。純と矢晴は同じベッドで仲良く寝たりするのだろうか。 とかとか、いろいろずっと考えてて、なまじ次の更新まで時間があって色んなパターン考えて下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、みたいな感じで1つくらいは当たるかしら……? とかも思ったりするけど、んーー……。 前回の更新が日曜日だったから、日曜に来たりするかしら〜、どうだろ〜。と期待して報酬系を刺激してしまう。期待するのが楽しい依存体質だから。

愛しい人

 純にとって矢晴は生涯かけて愛しい人なんだろうかな、と、【第14話】のタイトルを眺めて考える。 純が矢晴のことを「君」と呼んだことにえらいこと滾ってしまうのも、「君=恋人、愛しい人」という印象を持っているからではあるけども。 「ベイビー」と相手に呼びかけるのであれば、それは「愛しい人」「私の愛する人」といった意味合いになるわけだし。 純の話した『人間ってみんなもともと子供だろ?』『子供の性質は人間の持って生まれた性質だよ』『性質は成熟過程で薄まりはしても消えはしない』『みんな死ぬまで持ってる 君も私も』というのはタイトルの【一生・ベイビー】で、「人間は一生赤ちゃん(子供)」であろうけども、純の矢晴への気持ちだったりするでしょ? でしょ? と、押し付けていきたい気持ちになる。純にとって矢晴は「mon bébé」でしょ! ねえねえ! と、どんどこ勝手に盛り上がっていくのだけども、今のところ、純から矢晴への恋愛的な感情って巧妙に隠されてるんだよなあ……。矢晴から純への恋愛的な感情は矢晴が曖昧にしたいくらいにどんどこ盛り上がっていってるけども。 純が矢晴のことを好きって言っても、どうしたって間に「古印葵」がはさまるし。矢晴は素直に受け取れないだろうし届きそうにない気がするし、読んでる私も、「それは矢晴がということなのか古印葵がということなのか」と悩んじゃうような感じだからなあ……。 純は「矢晴の外見がかわいくて好きで、古印葵として描き出す世界が好き」なだけだとは思うのだけど。

■【売れうつ】の二次創作(22)(小説)

矢晴のバイトがこうだったらいいなというもしもの話 の続き。5つめ。 前の話は二次創作(2)(5)(8)(9)。  ■

今月で

 【売れうつ】の【第1話】の投稿日が2021年4月24日なので、今月24日で、1周年! ということに。 序盤の投稿ペースがものすごい短期間で怒涛のように、だったところから、本業が忙しくなりということで、ゆっくりめのペースとなって、不定期連載、均せば月刊くらいになるだろうか。 純と矢晴の同居生活はまだ1ヶ月だけども、純と矢晴の物語の連載は1周年。わーい。