無理矢理
純は矢晴をゴミ屋敷での生活から「引っ張り出した」「引きずり出した」ことを「無理矢理」と表現しているから、矢晴が拒否してたけども純が強引に引っ越しをさせた、という認識になっているのかなー? と、ふと思い。
純の説得はかなり強引、傲慢ではあったし、矢晴自身が純の助力を懇願したわけでもないし。ただ、矢晴がどれだけ拒否したとしても、環境のいい場所で療養させるために、という気持ちはあっただろうし、実行に移したし。
矢晴自身は『私は1週間前この家へ半ば強引に転居させられた』と、わずかばかりは同意してたけど、純に無理矢理、といった雰囲気は醸し出している。
ふたりの共通認識としても、「純が矢晴を無理矢理同居させた」になるんだなあ、と思うのだけど、矢晴が「半ば強引」というわけだから、残りの半分はなんだったんだろう……? とかも気になってきた。
残りの半分は矢晴の『ここで死ぬならいいかもな』という気持ちになるのかしら?
純は矢晴を助けてやった的に恩着せがましくするところがないからとても好き。純自身は矢晴に無理言って同居してもらった、って認識になるんだろうなあ、と思うのだけど。同居初日に『全部 私のわがままだと思ってください』『気負わないでください』って言ってて、同居1年経っても『あんな生活から無理矢理引っ張り出してよかった…』って言ってくれてるし。
純が強引に矢晴に関わってくれなかったら、矢晴はあのまま漫画もやめてただろうし、生きることもやめちゃったかもだったし、というのを考えると、純が強引な子で良かったよーーー! って気分になる。
して、『一緒に寝る?』は矢晴を純のベッドに強引に引きずり込む感じだったりするのかね? ドキドキ……とか思ったりするけど、そういう方面で矢晴に対して強引になにかする子じゃないな、純は。
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