特別

 ぼちぼち感想を書けるようにと思ったものの、目に見えて失速したからどんだけ嫌なんだ(嫌悪とかじゃなくて恐怖)という感じがとてもする。

次の話が来るのが先かとも思うけれども、年内忘年会時期に来るのかどうか、と思うと状況的には難しいのかもしれない。

忘年会ったらどこのグループの忘年会なんだろうったらやっぱりたぶん望海組じゃないのかなー? と思うから、純のアシスタント連中の顔を見るのが楽しみではあるけれど。純曰くなのかどうかも気になる。

という前置きの雑談をした。


純にとって矢晴というか古印葵がとてもとても特別な人で、古印葵である矢晴も特別な人だと思うんだけども。

矢晴にとっての純は、現状語られた中では特段なにかしら特別な人ということはない。恋愛方面で特別視しそうになったから逃げたしたくらいには、すでに矢晴にとって特別な人にはなっていると思うんだけども、矢晴自身は、差し伸べられた手に縋って依存してるだけで、「上薗純が人として特別に好き」ということにもなってないんだろうなあ……と思える。

お互いが好きで特別だから大事にしたいとか、いう境地には至ってないよなあ……、まだまだ。と、BLとしてとてももどかしい期を過ごしているような気がする。

【第17話】でドアノブガチャガチャして『彼の性処理でもすれば』〜と純が言っていたのには矢晴を大事にしてなさそうで怒りも湧くけれど、『私は彼のたった一人になれるだろう』という望みはわからんでもないので、あんなドアノブガチャガチャ方面でなく、矢晴のことを大事大事にしながらも純の望みが叶えられる方向に行ったらいいけどな、とは思う。

とはいえ、その夜を超えて、編集部の顛末を経て、純が自身を顧みて「龍涕」を理解して、という今あたりの純のなかに「矢晴の性処理をしよう」みたいな気持ちがあるのかどうなのかと気になる。というか、ふたりの関係の進展のなかですでにしたのかどうなのか、どうなんだ、と気になっている。

気になりすぎてる。

すでにあの夜に矢晴の性処理をして、純が「特別になれたから両想い」と思っていたのかどうなのか。でも矢晴自身、うつもあって男性機能が弱っている気もするから性処理にも至らないのかもしれないし、どうなんだ。

どうなんだ。

とはいえ、矢晴は純に自分の身の上話をしても良いと思えるくらいに純のことを信頼していて、特別に思っているような気はするから、ふたりはお互いが特別になってるんだろうなあ、と思える。それぞれの内心でどれだけ特別に思っているのかはよくわからないけれども。

編集部で出会って2ヶ月もしないうちに矢晴の心にそこまで入り込めた純の献身と手腕がやべえ……という気にもなりつつ、純は確実に矢晴の特別になっていってるなあ、と思う。

今後、矢晴が純のことを特別に好き、と自覚して告白なりしてラブラブになるとして、純は自分の欲情しない性質をどこで矢晴に告白するんだろうかな、ということも気になってくる。

いろいろ気になる。


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