ベッド

 純のベッドは大きいなあ! と見るたび思う。

そのベッドの大きさに対して、矢晴と寝る時の掛け布団はシングルふたつ並べてる感じだけども、純が一人で寝るときには掛け布団は大きいのひとつではないのだろうか……と思えるから、矢晴と寝るからわざわざ掛け布団用意したようにも思える。そこらへんは、やっぱり「ひとつの布団で寝る」というあたりを和らげて、「布団を並べて寝る」程度にしているのかしらん?

そもそも客室が最低3つは用意されてるような家で、いつでも誰かが泊まれるようにしてあったとすれば矢晴にあてがわれた部屋以外の客室にもベッドなり布団なりと常備はされていそうで。

矢晴の部屋のベッドが数日使用不可になったとて、別の部屋も用意できただろうし、とかも思ったりする。別の部屋のマットレス引っ剥がして持ってきたっていいんじゃ……? とか。でも、粗相しちゃった部屋で矢晴が夜寝ることを考えると、いろんなものに苛まれる度が倍増とかはしそうだから、やっぱり純が自分の寝室に招いたのは良いことだ、とか思う。

純があの大きなベッドで一人で寝る時には、ど真ん中でシングルの掛け布団使ってる可能性、とかも想像はできる。寝相がベイブレードで、ベッドから自分が落ちないための広さなのだから、掛け布団まで大きくする必要はない、とも思えたりはする。けども、それだとすぐに掛け布団からはみ出てしまって、掛け布団とは、みたいなことになりそうな気もするんだけど、どうだろう。

おっきいベッドでおっきい掛け布団で、矢晴を抱き枕にして眠る純とか見たい今日このごろ。


ついでに、純の部屋の窓の位置が不思議っちゃ不思議で。廊下から入る扉がそこなら窓は2面あってもいいような……? むしろクローゼット側が窓になるんじゃ……? とか、簡易的に考えた間取図のどこに純の部屋が入るのだろうかと悩み続けている。


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