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欲情

 【第16話】で純は『実在する人間に欲情したことがない』と語るけども、するってーとつまり、前回の『生まれてから今まで2次元でしか抜いたことがないオタクだから!』が「襲わないよ」の方便でなく、「非実在」だから欲情できる、ということだったりはするのかな? どうなんだろう……? 『実在する人間に』と限定するからには、「非実在」なら、となりそうではあるけども。ただ、それだけだったら、自分の性欲は2次元にしか向いてないってだけの話にはなるから、『〈それ〉ができると』『〈それ〉ができれば』という拘り方にはならない気がする。 純にとっては、性欲がどうこう欲情がどうこう、できるかどうか、よりも、「生涯を共にできる人が欲しい」が重要な気がするな、とは思う。 『それさえできればずっと一緒にいられる人を得られるかもしれない』への空白が、純が実際なにを思っているのか、気になるなる。 結局のところ『死ぬまで孤独じゃなくなる約束』は矢晴を守る・孤独にさせない約束じゃなくて、純の利己的で一方的な拘束にはなる。弱っている矢晴につけ込んで。でもやっぱり支配欲とは思えない。 純が矢晴に『もうそれ性欲だろ』って言われて嬉しくなって、『私』『それがいいな』の裏側が『もう何も怖くない』っていうのが、むしろ怖いけど。 純にとって一番怖いのはなんなんだろう……? 「人に対して性欲がなくて欲情できない欠陥品」みたいに思うことなのか、「人と性的に繋がれないから生涯孤独」ということなのか。 矢晴のうつだけでも相当重い気がするのに、純もじっとり重いわね……。

四階みたいに

 【第15話】で矢晴の言っていることが論理的に破綻しているような気がして、純が四階に言ったことを想起していたりしたけども、今回の【第16話】で矢晴自身が自分が純に対して言っている罵詈雑言を「四階みたい」と表現していて。 矢晴の言動のどこからどこまでが病症により出てきている言葉になるのかは定かではないけども、最初に激昂して純に「性欲だ」と断定している部分からもう、「壊れた言葉」なんだろうかなと思う。 落ち着いて話しているような部分も、最初は本当に落ち着いて理性的に言葉を選んでいたのだろうけど、だんだんと言葉を選べなくなって。そして、考えなしの純の言葉が拍車をかけて。という感じなんだろうと思うのだけど。 壊れているようでいて人間の本質を突いているようで。どこが壊れててどこが壊れていないのかがわからないから、じっくり考えたいような気もするし、壊れた言葉を鵜呑みにしてしまう危険性を考えるとじっくり考えたくはない、感じ。 それにしても、壊れた状態でここまで広範囲に思考を広げてそれを言葉にできてしまう矢晴がすごい……。薬飲んでちゃんと調子のいいときにちゃんと対話して欲しい……。 矢晴が薬を飲んでないことに気づいた純が、『その言葉を私が「良い」と言ってしまったらそれはつまり――』と、汗かくところが、いいなと思っていて。つまり「病気のままでいろと言ったことになる」みたいな感じかなー? 純が気付かずに壊れた矢晴を肯定し続けなくてよかったよね。うん。 それはそれとして、矢晴のなかの純が怖かったのは、矢晴の前で四階をやりこめた純の自業自得でもあり、と。そっかそっか。

またトレンド入り

 前回に続いて今回もトレンド入り。すごいねえ。 前回「毎回トレンドに入るから更新確認しなくて済む」的に言われる方も多かったけども、それまでのトレンド入りは毎回ではなかったのだけど、前回今回で連続トレンド入りとなると「毎回」が現実になりそうな……? 前回、トレンドに入ったときにしか気付かない方も多く見受けられたし、トレンドに入っていたからと新規で読まれる方も見受けられた。「4話までしか読んでなかったけどまだ続いてたんだ」と言われてる方は初回のトレンド入りのときに読んだけど、その後は思い出しもしなかったのね……と、純曰くその1の純の気持ちがわかる気分になったりもする。 前回、トレンド入るとTwitter爆速で流れていくから追いきれないのよ……と、落ち着いた頃合いで遡っていたけども今回もそうなりそう。 前回のキャプションで、「本業の作品もよろしくね(意訳)」ってされてからのTwitterでの盛り上がり方やらでなにかしら思うところが、という感じの今回のキャプション。 Twitterで「とうとう白状した!」などと悪しざまに言われてるのは、一読者としてこの作品も本業作品も応援している者としては不快ではあったけども。そこらへんともまたベクトルの違う感じの、「思うところ」かな? とは思う。 最初に本業を公開された時のキャプションでは、「本業垢に趣味垢のことを持ち込まないでくれると心穏やか(意訳)」といった感じではあったけども、宣伝と共に消されてしまっていたので、前回のキャプションで「初めて本業を明かした」とはしゃがれる方も多かったし、「凸ンな」とも言われてなかったので、ちょっとした祭りになっちゃってたよなあ、とは思う。 初回トレンド時の、いわゆる「学級会」もなんだか違うんじゃないか……? という感じ(「学級会」にして騒ぐから余計に広がる)はしたけども。トレンドと話題に乗っかる感じのニュースサイトで「正体は!?」なんてのもされてて。それはまた【上薗純、曰く その(1)】でどうこうされてたりはして、その時のキャプションもなかなか大変な感じではあって。 というのを、遠巻きに眺めている外野の私自身のことも、騒いでる方と同じ穴の狢じゃろうて、とは思ってるので、“委員長”めいたことを言うわけでもないが。 外野の感想としてしたためた。

だい16わ!!

 うわわっわーーーー! ついさっき確認した時なかったのにーーー! 出かけなきゃいけないけど、読んでから行く……行きたくない……ずっと読みたい……読む…………。 純、切ない……。かわいい……。ううう……。そっちかぁ……。 出かけないとならないから、出かける。初見感想は後で書く。 帰ってきた。から、読みながら初見感想。 思いの外、早い更新なうえ、早く来た純曰く。その4。 表紙の純が、嬉しそうな満面の笑みのわりに、花に埋もれた姿が棺桶の中のようで。 『実在する人間に欲情したことがない』と純の性的傾向が語られ。そっちかーー! と驚きつつも、納得する感じ。 中高生の頃の純は、ぽっちゃりさんだったっぽいのかな。純のこの語り口だと、2次元で抜く発言も嘘っぽいような気がしてくるけど、どうなんだろう……? 純の言う「それ」は「性行為」になるのかなー。純、孤独……さみしい。【第15話】の感想を次の話が来る前に書きたかったけど、先に次の話が来てしまったので感想で書きたかった【第15話】のタイトルの【蓮華座・ロンリネス】のことをここで書いてしまう。Twitterで「蓮の台の半座を分かつ」という語を言ってらっしゃる方がいて、それをタイトルのロンリネスと合わせて考えたら、「半座を分かつほどの相手が欲しいけど、純は孤独」なんだよなあ、と。その答え合わせ的に【第16話】で、純は「人間に欲情しないから独りでいるし、生涯の伴侶も得られない」と思っているということが語られて。切なさ倍増な気分でいる。 純の行動原理やらなんやら、ほんとに矢晴の言う「性欲」ではなかったけど、「矢晴が言うから」『私』『それがいいな』になっちゃうその純の気持ちーーー! でも殴られちゃった。殴られてないけど。 純の変態性というのか、狂気というのか、たぶん純の素、真性なんだろうけども。『私はあなたの言葉を着たい』ってのがこれまた、かわいいけども! それを聞いた矢晴の顔が。恐怖とかじゃないし怯えてもないだろうけど、呆れてるわけでもなし……?  外で雨が降り出して、ふたりの心象も雨の中、泥の中。 矢晴が編集部での出会いから話す。矢晴が純と「対話」するのはこれが初めてなんだろうなあ、と思うんだけど、これは「対話」になっているのか……? って感じの純の反応。と、さらに激昂する矢晴。ここの会話というか、矢晴の言うこととかは初見では把握...

目次ページの

 目次ページのトップ画の。 純の足と、純を見ない横たわった矢晴の絵の。矢晴が握ってるものがなんなのか、ちょっと気になる。 蜘蛛の糸だったり……? 切れた縄だったり……? 手放さないプライドの切れ端とか……? なんなんだろうかな。

独占欲

 純に独占欲があるかどうか、というとあるのかな……ないのかな……くらいの、ふんわりした感じになりそうな。古印葵を独占したい、とか、福田矢晴を独占したい、みたいな気持ちは今のところ見受けられず。矢晴を独占したいという思いがないのは、現状が専有状態だからなのかもな、とは思う。そして、純は古印葵を世に広めたい。 矢晴のほうはといえば、かなり純を独占したいという思いに駆られているように思う。純から『それに私は大きい家に好きな人を集めて一緒に暮らすのが夢なんだ!』と言われて、『自分の価値がすごく下がった気分になるのはなんでだ?』って思ったり、『きっと私みたいなのが家にたくさんいたら純が私の話を聞いてくれる時間はなくなるのだろうな』と考えたり。 ビデオ通話中の純の通話終了を階段で待つ180分とか、純を責めたりとか、『純にとって私はチワワ何匹分だよ?』とかとか。 純にとって特別な人になって純を独占したい気持ちがもりもりとわいてきてるのを、純が矢晴を逃げられないように甘やかして支配してると言い換えてしまう矢晴がかわいい。 純の『私生まれてから今まで2次元でしか抜いたことがないオタクだから!』って言葉に布団から抜け出していった蟲の姿に、矢晴の百年の恋が冷めた雰囲気をも感じたりはするけども。

好きすぎてパート10

 【売れうつ】が好きすぎて、色んな人の感想などが見たくてずっとTwitterを遡ったりしてるけども、ちょいちょい現れる「ブロマンスだから」という言葉を見るたび、怒りがわいてしまう。純はブロマンスの必須条件とも言える「度を超えた男同士の友情」は好きそうではあるけども、なんで【創作BL】と銘打たれたものを「Bromance」と紹介したりすすめたりするのか。詐欺じゃないか! と。「Bromance」のどこをどう略したら「BL」になるのかと! このふたりのどこに、度を超えた友情や信頼関係があるというのか! 矢晴なんか恋心抱いてるのバレバレなのに、純のこと1ミリも信用してないじゃないか! みたいな気分になっている。 と、サムネ表示用の前置きをした。 こないだ、本編で純がパジャマのボタンを外して肌を見せてくれたことに昇天し、また二次創作でちょっと未来の話を書いたら、かなり満足して自分が二次創作書くのはこれで終わりかも、みたいな気分が数日あったわりに、自分で書いたBL系(ちょっと性的接触がある)のを読み返したら、いいじゃな〜いって気分で盛り上がって、年越し裏バージョンがちょいちょい書き進められるようになってきた。 まだやっとこふたりが服を脱いで全裸になったとこなんだけども。 それでまあ、そういえば、と【第7話】のラスト、純に矢晴が飛び込むところの角度というのか配置というのかが、かなり謎な具合で、初めて見た当時から、矢晴が純の股間に顔を埋めようとしている! と思ったんだ、ってのを思い出した。 胸に飛び込むってより股間にダイレクトアタック! って思った。思ってた。思ってる。 ここからすでにサービスショットだったかな?

矢晴のフィルターを通った純

 とりあえず、爆速で流れて追いきれなかったトレンド入りあたりを遡れた感じかなあ、と。 いろいろな解釈や表現があって、興味深く。 エロカッコイイ純に当てられて論理ハチャメチャになってるように思える矢晴の言ったあれこれも、純にとっては「大好きな矢晴のフィルターを通って濾過されたもの」なのだから、純にとっては『それがいいな』にしかならんわよねえ……うっとり。という気分。 矢晴には純がこう見えている。それだけでいい。らしい。 同居4日目に矢晴に『矢晴さんってあまり目を合わせてくれないじゃないですか』『矢晴さんの中では私はどんな顔をしてるんですか?』って聞いて『にゃはって言って私を嘲笑ってる』『ずーっと見下した目をして私で遊んでる』はがんばって訂正して、矢晴を安心させていたというのに。 同居1ヶ月目の夜には『怖いお前は私の勘違いだって』『騙したな』『今度はちゃんとお前の顔を見てやるぞ騙せないようにな』『お前の本性気付かせてやる』と、むっちゃかっこいい顔で見つめられて。 『もうそれ性欲だろ』からの『えっ』って純の表情変化が「バレちゃったー」なのか「これってそうなの?」なのか「矢晴ったら性欲だなんて言っちゃうの? 照れちゃう」なのかなんなのかは、私には読み切れないけど、ちょっと俯いて真っ赤になっちゃう純がかわいいことだけはわかる。 矢晴が純をちゃんと(ちゃんと?)見てくれるだけで、もう満足なんだろうかな。あぁもぅ純、かーわいいー。 “支配欲”だの“性欲”だので、“慈愛”も“安心”も糞食らえみたいになっちゃったこれからの生活がどうなるのやらって感じはするけど、まったく変わらなさそうな気は、すごくする。 それこそ、『それがいいな』の後、気持ちよくなって満足した純がそのまま入眠してしまって、取り残された矢晴が悶々と眠れぬ夜を過ごしてしまう図まで想像してしまうけど。 一線! 一線超えて! 楽しみにしてるの! 次回ログイン必須だったら超歓喜だけど、それはないかなあーどうかなー。

欲情

 純が「2次元でしか抜かないオタク」であるのはまったくもって問題ではないのだが、「2次元にしか欲情しない」なのか「性処理は2次元で充分」なのかが知りたくなる今日このごろ。 後者っぽいなあとは思うんだけど。恋人作ってどうこうしてうんちゃらするような時間はないから、2次元でパパっと済ませちゃう合理性。 これ3次元に向かってたら、セフレはいるけど恋人はいない、みたいな状態にはなりそうだけど、人間の品定めを好まないんだから、セフレにしていい人間みたいに選ぶこともなかろうて、と思うと、人間相手にするより2次元のがいいってなりそうな。 あと、純の対象が女なのか男なのかでも変わりそうだけど。恋愛対象は男だけど、それが叶う出会いがなかったから今の今まで恋人はなし。 恋愛や欲情する対象は男だけど、「2次元でしか抜かないオタク」だから、矢晴を襲うこともないから大丈夫だよ、って話なら、その性欲を向けてこいって言われたら喜んでー! ってなるだけで万々歳なんだけど。純の恋愛対象、男がいいな。 そもそも、牧野先生が『古印先生って男の人だったんだね名前と作風で勝手に女の人かと思ってた』って言うくらいだから、純もその日まで古印葵が男とは思ってなくて純粋に「古印葵の漫画が好き」だったのが、男だと知って「古印葵が好き」になったように思うし。 でも、矢晴には女性の恋人がいたから、純は矢晴の対象外だってことがわかってしまって、失恋して。 だったら、恋愛方面では実らなくても、友情なら育めるはず! の今。今がチャンス! ただ、矢晴の言う『逃したくない支配欲と執着の過ぎた好意が同時にあったら』『もうそれ性欲だろ』というのには、やっぱり違うなあ……と思ってしまう。断定してしまいたい矢晴の気持ちもわからんでもないけど。「純の好意は性欲に裏打ちされている」くらいなら納得できるけど。支配欲ねえ……とものすごくそこでひっかかってしまう。 まあ、純への気持ちが性欲先行してそうなのは矢晴のほうなんですけど。

純の理想

 理想の漫画家は古印葵。『私じゃ古印葵を紡げないのは私が一番知ってる』けども、『古印葵みたいに絵が上手くなりたい』『もっと色んな事を考えて答えられるようになりたい』と思っている。 純の理想の関係は『死ぬまで孤独じゃなくなる約束』ができる関係。「キツい洒落が言い合える」「常套句の冗談」だけど「約束した」「慈愛」あたりの言い方は過分に、純の子供時代の屈折と誤解が山盛りになってそうだけども、父とその友人の長年培ってきた友情自体は、子供心にも純の憧れにはなってたのかなあ? とは思う。 純は矢晴とそんな理想の関係を築きたい、だけなんだろうなあと思うんだけども、長年培ってきた気の置けない気心の知れた親しい友情関係に対して、出会った翌日に約束先行では、到底そんな関係になれるはずもなく。 矢晴のことが好きで世話したい、世話できるけど、『好きなものしか愛せないのが人間の弱さですから』って矢晴に言われちゃってるから「矢晴のことが好きだから」って言えない。矢晴のことしか助けない純は、排他的で残酷だから。 矢晴は純と性愛含めた恋愛になるなら、純の家に暮らしてる大義名分が立つとも思っているような気がしないでもないんだよなあ……と私は思ってしまうのだけども。恋人同士が一緒に暮らすのは自然だし? 一緒に寝るのも自然だし? 純は古印葵の漫画に心掴まれて、初めて矢晴を見た時から矢晴に恋してると思うんだけどなあ。今はもう『それと』『いっぱいこんな顔が見たい』って矢晴の笑顔にぞっこんだし。ただそこに性欲が乗るのかどうかは純次第な感じはあるけど。 LOVEだよ、LOVE。 余談。最近、どうにもOやAを見ると入れ替えたくなって、LAVEなんて単語あるのかしら? って思って調べたら「洗う」とか「沐浴する」とか出てきて、純は矢晴を洗ってあげてたなあ……と、思いを馳せ。こじつけすぎだよ……。ははは。