矢晴のフィルターを通った純

 とりあえず、爆速で流れて追いきれなかったトレンド入りあたりを遡れた感じかなあ、と。

いろいろな解釈や表現があって、興味深く。


エロカッコイイ純に当てられて論理ハチャメチャになってるように思える矢晴の言ったあれこれも、純にとっては「大好きな矢晴のフィルターを通って濾過されたもの」なのだから、純にとっては『それがいいな』にしかならんわよねえ……うっとり。という気分。

矢晴には純がこう見えている。それだけでいい。らしい。

同居4日目に矢晴に『矢晴さんってあまり目を合わせてくれないじゃないですか』『矢晴さんの中では私はどんな顔をしてるんですか?』って聞いて『にゃはって言って私を嘲笑ってる』『ずーっと見下した目をして私で遊んでる』はがんばって訂正して、矢晴を安心させていたというのに。

同居1ヶ月目の夜には『怖いお前は私の勘違いだって』『騙したな』『今度はちゃんとお前の顔を見てやるぞ騙せないようにな』『お前の本性気付かせてやる』と、むっちゃかっこいい顔で見つめられて。

『もうそれ性欲だろ』からの『えっ』って純の表情変化が「バレちゃったー」なのか「これってそうなの?」なのか「矢晴ったら性欲だなんて言っちゃうの? 照れちゃう」なのかなんなのかは、私には読み切れないけど、ちょっと俯いて真っ赤になっちゃう純がかわいいことだけはわかる。

矢晴が純をちゃんと(ちゃんと?)見てくれるだけで、もう満足なんだろうかな。あぁもぅ純、かーわいいー。

“支配欲”だの“性欲”だので、“慈愛”も“安心”も糞食らえみたいになっちゃったこれからの生活がどうなるのやらって感じはするけど、まったく変わらなさそうな気は、すごくする。

それこそ、『それがいいな』の後、気持ちよくなって満足した純がそのまま入眠してしまって、取り残された矢晴が悶々と眠れぬ夜を過ごしてしまう図まで想像してしまうけど。

一線! 一線超えて! 楽しみにしてるの!

次回ログイン必須だったら超歓喜だけど、それはないかなあーどうかなー。


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