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テレビ

 同居1ヶ月目の夕食後にはふたり並んでソファーに座ってテレビを見てて。 同居4日目はサブスクの映画でもと独りでリビングで過ごすものの気力がなくて全然見なくて部屋に戻ってたわけだから、純と一緒にそれなりの時間テレビ見れたのはそこそこ気力が……? とか思ったりもするけども。純と一緒だったら映画も見れそう。 【第15話】で日付がはっきりしたから、「シヴァ・アンバー」のアニメが秋アニメなら10月〜12月の放送よね……? まだ、放送中よね……? と、純と矢晴が一緒にアニメを見るところが見たい衝動に駆られる。 同居開始が11月中旬の1ヶ月経った今が12月中旬。【第8話】あたりが10月末ぐらいとして、アニメ関係の仕事は先月(9月)に終わったくらい? 【第8話】がもう11月に入ったとこなら数日前の10月中に終わったみたいな感じかな。さすがにあれこれ列挙するのに1ヶ月も前の仕事まで並べないもんな。 10月開始のアニメで1クールでも12月まで放送あるわけだし。原作者としてアニメのチェックしたりせんかな? それを通りすがりに矢晴が見ていったりせんかな? 深夜アニメだと純はリアタイせんだろうから録画かな。どの時間帯なんだろうな、シヴァ・アンバー。 矢晴に薬飲ませるために一緒にリビング行って、ソファーに座らせて何の気無しにテレビつけたらシヴァ・アンバーやってて、薬用意して戻ってきて、薬飲ませてそのまま一緒にアニメ見ちゃうとかせんかな? 夜11時過ぎたとこだから、やってたりせんかな? 矢晴と純と、ふたりで一緒にアニメの「シヴァ・アンバー」みてほしー!!

庇う

 【第12話】で矢晴が『なんで私は細川をかばって純を責めたんだ?』って考えてるところが、「細川をかばった」わけじゃなくて、「純が人を嘲る、嫌うところを見たくなった」んだよねえ〜〜〜〜! と、改めて。 純が人を嫌ってるようなところ見ると、その嫌われてる相手を矢晴自身に置き換えて嫌われる想像しちゃうんだろうなあー無意識レベルで、と思える。 純を独占したい思いがあるのに、純は友達と長時間喋り倒して一緒にどっか行く約束してて、矢晴は階段で独りで180分待っちゃって。それこそ、純は矢晴の体力のなさとか病気のこととか考えて、どこかに一緒に遊びに行くとか考えないだろうし、家の中でふたりで過ごすだけで満たされてそうではあるけども、矢晴は純とずっと一緒にいたいから純が矢晴の知らない友達とどこか行くとか思うのも辛いんじゃないかなーと。純を独占したい嫉妬的なあれそれ。 あーもー、矢晴かわいい! ねえもう、この『一緒に寝る』の前夜の、この顛末を、純はどういう解釈してくれたのよ? 気になるーーー! 矢晴が「純に対して恋愛的な好意を持っている」と解釈して、恋愛モードで受け入れようとしてるんだったら『私2次元でしか抜いたことがないオタクだから!』なんて、失言大魔王にも程がある! ってくらいのものだけど。「大丈夫だよ、襲ったりなんかしない。矢晴が望まないことはしないよ」『けど矢晴が望めばなんでもするよ』くらいにしておけば、よかったのにーーー! でも、勃たないのか……? 人間は対象外ってのを簡単にわかりやすく言えるのが「2次元でしか」だろうけどさー……、矢晴まで対象外って言っちゃダメじゃん……? いやもう、ほんと、前夜に矢晴が家を飛び出していってから帰ってくるまでの純とか、その夜ベッドの中でずっと考えてる純とか、見たいわぁ……、すごく。

張り付いた

 【第7話】で矢晴を布団に張り付ける呪いの形が、しっかりと純の手の形をしているのが、いいなあ、と思う。 矢晴にとっては、純の『あなたの亡骸は私が拾いたいんです』『死ぬまで孤独じゃなくなる約束しませんか?』という言葉は「絶対的な孤独を消してくれる」「蠱惑的すぎる」と縋り付きたい言葉だったのねえ、と改めて思ったり。でも怖いけど。 言葉自体は縋り付きたいほどだけど、その裏にある純の真意がわからないから怖いのかな。 純の真意を『もうそれ性欲だろ』と断じてたけど、「慈愛」のほうが矢晴にとっては好ましくないか……? と考えたりもする。でも、施しみたいなのがイヤかな。個人を求められたいって欲と純を独占したい欲とがあるから、慈愛じゃ困るもんね。 矢晴は「動けない」って思ってるとき、張り付けられてるイメージなんだなあ。と、【第12話】終盤も見て思う。動きたいけど動けない、なにかに固定されてしまって動けない、って感じかなあ。 【第7話】だと『頭が痛い身体が重い』『あいつの呪いのくっついた背中が重くて起き上がれない』と、呪いからのびる粘液かなにかが矢晴の身体を床に固定する感じで。【第12話】だと紐かなにかでぐるぐる巻にされて釘だか杭だかで固定されてて。動けないんだなあ、と思いつつ。 【第7話】の『死ぬまで独りで死んでも独りで溶けて腐る想像を毎晩する』のときと、【第12話】の『じゃぷっ』のときと、胎児のポーズだなあ、と思ったり。

上から下まで

 矢晴が純に編集部で挨拶されたとき、矢晴が純をけっこうしっかり観察してるのが好きで。 『でか……』『誰だろう』『ピアス重そう』『派手な身なりだし会社勤めじゃなさそう』『漫画家かな』『ジャケット何柄だコレ』と上から下まで不躾にジロジロとまではいかずとも、しっかり見てる感じ。 『望海可純です』とあいさつする純の頬染めて、眉が下がって、柔和な笑顔に『優しい顔…』と好印象を持ち。 その後は、純が「売れっ子の望海可純」であることに自身との差を感じすぎて目を逸らしているのか、四階をやり込めた純への恐怖で純自身から目を逸らしているのか、ほとんど純と目を合わせることもなく。 とはいえ、矢晴はけっこうやっぱり純のこと見てるんだよなあ、と頭の中いっぱいの純のいろんな顔がかわいいんだけども。 矢晴はついつい見ると観察してしまう人なんだろうかな? 漫画家だから?

作品と作者

 作品から想像される作者像と、作者本人の実像、実際の性格とが乖離していることはよくある。この人間のどこからどうあの作品が生まれ出るのか、と疑問に思ったりとか、別人格レベルで乖離してたり。 私自身も文章と本人が別人、と言われてはいた。今はどうだろう……? という感じはあるけども。 そう考えると、純が矢晴に抱いていた『古印葵 福田矢晴は』『思っていたより饒舌だ』という印象も、作品から想像される作者像と本人が違っていた、ということにはなるんだろうな、と思う。 純にとっては、憧れの古印葵の元気な姿を見たのは授賞式の一度きり。スピーチはそれなりに練った言葉になるから、素の矢晴と古印葵の要素が混ざりあったものかな? と思える。短くはまとめているだろうから、「饒舌」というほどの長さもないと思われる。 編集部で会えることになったときには、すでに『彼の言動から察するに』『彼の自己肯定は一度破壊されてから再建されていない』状態であったから、憧れの古印葵も福田矢晴本人も授賞式で見たあの頃の面影すらない、ということにはなる。 作品と別人、以前に、数年前の本人と別人、にはなっている。 ついでに、矢晴は酔っ払うと馴れ馴れしい人間でも平気そう、らしいのが『……けど素面のあの人馴れ馴れしい人間がすんごい苦手そう…』という純の言葉から想像できる。酔っているときと素面のときとも、性格が異なるということになろうか。 今の状態、どれが一番、もとの福田矢晴に近いのかな? と考えると、同居5日目の純のネームにアドバイスしたとき、同居6日目の思考の共有で穏やかに話していたとき、くらいだろうか。それはそれとして、作品に込めるような情動も心のなかには確実にあるのだろうな、と思う。 けど、八つ当たりのような激情や怒りは、矢晴としても好ましくないと思っている感情だろうなあ、という気がする。 矢晴自身は『もっと正直に矮小なものでいたい』とは言うけども、ちっぽけで平凡な感じを望んでいるのかというとちょっと違うような気はする。でもここの矢晴の言葉と古印葵の作品は、作品から想像される作者像と本人の違いを表していそうな気がするなあ、と思った。

■【売れうつ】の二次創作(27)(小説)

わりと久しぶりの二次創作、というかちょっと時間がかかった感じ。 性愛方面の二次創作がちょっと進められないので、ほんわか系をどうこうしたく。 ただ原作至上主義ゆえ、今後の展開が気になりすぎて、ほのぼのライフにも頭が回らないので、ifルート「矢晴のバイト」の続き。 矢晴のバイトシリーズ(時系列順): (2)   (5)   (8)   (9)   (22)   (27) ■

矢晴にとっては

 【第15話】【第16話】の『私』『それがいいな』って恍惚とする純ってのは、「罵倒に興奮する変態」なんだよなあ、と改めて思う。 矢晴には純の『実在する人間に欲情したことがない』ってモノローグは聞こえていないわけだし。『もうそれ性欲だろ』って言葉にピンポイントで酔ってるなんて思いもしないわけだし。『糞野郎』って言われてんのに頬染めてうっとりしちゃってるんだから、怖いわ。 そしてまた『それ〈が〉いいってなんだよ……?』と矢晴は言うけど、純の言う「それ」がなんなのかもよくわからんわけだし。「性欲か糞野郎か」みたいな二択くらいまでは絞れそうだけど。『古印先生はどんな本よりずっと好ましい名前をつけてくれる』の名前が「糞野郎」だったら、とんだ変態だよーーー! って気分にもなるだろうて。 って、思うけど、そこまでの変態だとは矢晴も思ってない感じではあるなあ……と思う。

安心

 純が「安心」と何回言ったかな? とセリフを検索して抽出してみたけれど、そんなに多く言ってなかったな、と思った。 【第6話】『なにを言えば一番安心する?』と考えて差し出した言葉は矢晴を死ぬほど恐怖に怯えさせたけども。 【第7話】『誰かと一緒に暮らすと死体発見も早いし死んだ後も安心じゃないですか』と、嘘ではないだろうけども取り繕って。ここで「死体発見」と言っているのは編集から「数年前に亡くなったって人づてに訃報を聞くことがある」という話を聞かされた故かな、と思う。自分の知らないところですでに死んでいた、が純にとって恐怖というかショックというか、嫌なんだろうな、と思える。 『座敷牢に閉じ込めたり妾(めかけ)にしたりしませんので安心してくださいよ』こっちは純の本当の言葉ではないけども。矢晴にとっては純の言う「安心」は籠絡するための嘘のように聞こえていたのかな? と思える。【第13話】ではここのセリフは『いきなりこんなこと言うの怖いだろうと思いますが』『閉じ込めたりとか怖いこととか危害を加えるとか絶対しません』になっている。矢晴は「閉じ込める」に「座敷牢」を付け加え、「怖いこと・危害を加える」を「妾にする」と書き換えているのが興味深い。 【第9話】『本当に動けないときは大学時代にコミケで使った台車で運びますんで安心してくださ〜い』と、引きずって風呂まで運んだ矢晴に声をかけ。 【第15話】『どうしたら矢晴に安心してもらえるか考えてた』『私は矢晴を安心させたいだけなんだ』『私 本当に純粋に好きな人に安心してもらいたくて』と言うけれど、矢晴を怒らせただけだったり。 純は本当に、矢晴を安心させたいだけだと思うんだけど、矢晴にとっては人が言う「安心」という言葉も、人から提供される「安心できる場所」も信用できないものなんだろうかな、と思う。たぶん、欲望によって監禁とかされちゃうほうが、矢晴にとっては「安心」なのかもしれない。「やっぱりそうだった、善意なんか存在しない」って“安心”できる。 いやはや、それにしても、『あなたの亡骸は私が拾いたいんです』という純の要望と『死ぬまで孤独じゃなくなる約束しませんか?』という矢晴を死ぬほど怯えさせた純の提案が、「約束」として成立していることに驚いた……。もしかして、これが約束として成立していると思い込んでるのは純だけかもしれないな、とか思う...

言葉を欲しがる

 純の分析による福田矢晴という人は『言葉に憑りつかれて言葉に苦しんで言葉を厭う人なのだろう』ということで。 そんな「言葉を厭う人」の言葉を欲しがり、言葉を着たいと言ってしまう純の狂いようと、矢晴の絶望と。 なんだろうかな、純が矢晴の罵倒に興奮してるんだったら、わりともう、狂い方にも納得できるんだけど。それこそ、「古印葵の言葉に欲情するタイプ」だったらいいのになあ! と思っているんだけど。 今回の純は、矢晴の罵倒ちゃんと聞いてた? すごくかっこよかったけど、聞いた? その矢晴の言葉選びに興奮しちゃってたわけじゃないよね……? どうだったの……? と、純にじっくり詰問したい気がするけども。 これまでの人生で欲しかった言葉が飛び出してきた上に、それを古印葵の言葉選びで罵倒されて興奮マックスみたいな状態だったら、またよかったんだけど……。 それだと、なんだろな、古印葵の言葉に興奮して勃起して、「やっぱり性欲じゃねーかこの糞野郎!」って矢晴は自分の言葉が証明されて、純は純で、「これ矢晴に対して欲情してるってこと? やったー!」って、両方ハッピーな結果になりそうな気がした。ハッピーか……?

気づいているのかどうか

 矢晴が純のことを(性的に)好きになっているのかどうかを、純が気づいているのかどうか、が気になる。というか、それを純視点で知りたかった。けど、ない。 純は編集部で会ったときから、矢晴に好印象を与えて、嫌われないように努力しているかと思う。はじめましての挨拶した時は、影から聞いてて四階に怒りを滾らせていただろうに、矢晴に『優しい顔…』と思わせる良い笑顔で挨拶したし。その後の四階をやり込める一幕で若干台無しにはしたけれど。 がんばって引き止めて、一緒に散歩して、居酒屋で過ごして、家に送り届けて。ゴミ屋敷になってる現状にまた古印葵をないがしろにする世の中への怒りを滾らせて大掃除して。起きた矢晴に同居を提案し。忘れたくないと抱擁し。そして「安心させたい、愛情を伝えたい」と差し出した言葉で死ぬほど怯えられはしたけども。じっくり考え笑顔を取り戻し、深追いせずに引き下がり。 より親密になるための努力であろうか、翌日に差し入れ持って、矢晴のアパートを再訪し。ここで数日あけるような常識人でなかったあたりが、純のえらいところだなあ! とも思ったりする。 1日動いた形跡がない、食べた形跡もない、病院の薬は掃除中に見つけていたけど薬しかなくてまともな食事もしてないし、ゴミは酒ばっかりだったしと、矢晴が死に向かって一直線なことは容易に想像できてしまって。がんばって説得して。この時の矢晴は食事してない眠ってないもあるけど、そんなだから薬も飲んでないからそりゃあ精神ぐちゃぐちゃだったわね、と改めて思う。 純は「矢晴を安心させたい」「矢晴に嫌われたくない」という思いはあれども、「矢晴に好かれたい」までは思ってないんじゃないかな? とは思える。「信用されて好かれたい」とは思ったりもするかもしれないけども、「矢晴からの純個人への好意」が生まれなくてもかまわないと思っていそうな感じはある。ただし、嫌われては元も子もないから、嫌われたり怯えられたりしないように努力してそう。 純視点で見る矢晴は、純に対してなにかしらの好意があるようには見えないし、むしろ対応しょっぱめだったりする感じ。それでも、純は矢晴が純を嫌うことなくそこにいるだけで良かったんだろうなあ、とは思うんだけど。 同居1ヶ月頃のあの矢晴の『純にとって私はチワワ何匹分だよ?』という発言と真っ赤になって逃げ出した矢晴のことを、どう思い、どう...