庇う
【第12話】で矢晴が『なんで私は細川をかばって純を責めたんだ?』って考えてるところが、「細川をかばった」わけじゃなくて、「純が人を嘲る、嫌うところを見たくなった」んだよねえ〜〜〜〜! と、改めて。
純が人を嫌ってるようなところ見ると、その嫌われてる相手を矢晴自身に置き換えて嫌われる想像しちゃうんだろうなあー無意識レベルで、と思える。
純を独占したい思いがあるのに、純は友達と長時間喋り倒して一緒にどっか行く約束してて、矢晴は階段で独りで180分待っちゃって。それこそ、純は矢晴の体力のなさとか病気のこととか考えて、どこかに一緒に遊びに行くとか考えないだろうし、家の中でふたりで過ごすだけで満たされてそうではあるけども、矢晴は純とずっと一緒にいたいから純が矢晴の知らない友達とどこか行くとか思うのも辛いんじゃないかなーと。純を独占したい嫉妬的なあれそれ。
あーもー、矢晴かわいい!
ねえもう、この『一緒に寝る』の前夜の、この顛末を、純はどういう解釈してくれたのよ? 気になるーーー!
矢晴が「純に対して恋愛的な好意を持っている」と解釈して、恋愛モードで受け入れようとしてるんだったら『私2次元でしか抜いたことがないオタクだから!』なんて、失言大魔王にも程がある! ってくらいのものだけど。「大丈夫だよ、襲ったりなんかしない。矢晴が望まないことはしないよ」『けど矢晴が望めばなんでもするよ』くらいにしておけば、よかったのにーーー! でも、勃たないのか……?
人間は対象外ってのを簡単にわかりやすく言えるのが「2次元でしか」だろうけどさー……、矢晴まで対象外って言っちゃダメじゃん……?
いやもう、ほんと、前夜に矢晴が家を飛び出していってから帰ってくるまでの純とか、その夜ベッドの中でずっと考えてる純とか、見たいわぁ……、すごく。
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