言葉を欲しがる
純の分析による福田矢晴という人は『言葉に憑りつかれて言葉に苦しんで言葉を厭う人なのだろう』ということで。
そんな「言葉を厭う人」の言葉を欲しがり、言葉を着たいと言ってしまう純の狂いようと、矢晴の絶望と。
なんだろうかな、純が矢晴の罵倒に興奮してるんだったら、わりともう、狂い方にも納得できるんだけど。それこそ、「古印葵の言葉に欲情するタイプ」だったらいいのになあ! と思っているんだけど。
今回の純は、矢晴の罵倒ちゃんと聞いてた? すごくかっこよかったけど、聞いた? その矢晴の言葉選びに興奮しちゃってたわけじゃないよね……? どうだったの……?
と、純にじっくり詰問したい気がするけども。
これまでの人生で欲しかった言葉が飛び出してきた上に、それを古印葵の言葉選びで罵倒されて興奮マックスみたいな状態だったら、またよかったんだけど……。
それだと、なんだろな、古印葵の言葉に興奮して勃起して、「やっぱり性欲じゃねーかこの糞野郎!」って矢晴は自分の言葉が証明されて、純は純で、「これ矢晴に対して欲情してるってこと? やったー!」って、両方ハッピーな結果になりそうな気がした。ハッピーか……?
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