矢晴の家
矢晴はあのゴミ屋敷にしてしまったアパートに住む前に、2部屋(キッチンと居室でドアで区切られてるみたいな)はあるくらいの少し広めの部屋に住んでたよなあ?、と矢晴が漫画描いていた頃を思い返す描写がはさまるたびに思う。
アパートにはローテーブルはあったけど、漫画を描いていた頃は椅子に座ってるもんな。というのと、矢晴が連載の打ち切りを願い出る電話をしている時の描写から。
漫画をやめて、家賃も負担になってとかでより狭いアパートに引っ越したとすると、秋か冬くらいに引っ越して〜で、あのアパートに住んでたの、1年くらいになるかしら? たった1年であの惨状と退去費用ってやべえな、って感じはするけども。
引越し費用(入居の初期費用)と高い家賃を払い続けることを考えると、まとまった金があるなら引っ越したほうが後々楽になるとは思うんだけど、まとまったお金がない場合には高い家賃を払い続けるために引っ越しの費用自体がたまらないことになり……と、なかなか大変そうではあるんだけども。
4回分の連載の原稿料でとりあえず引っ越せるだけのまとまったお金になったから引っ越した可能性も考えてみたりする。
引っ越してるっぽいよな? と思うだけで、引っ越してるのかどうかは実際のところ謎でしかないんだけども。そしてまた、この話するの何度目だ? という気分になったから検索してみたけど、引っかからなかったから初めてだったりするのかしら。
引っ越してなくてずっとあのアパートだったとすると、漫画をやめた時に机と椅子を処分していることにはなる。引っ越しを機に、漫画を描かないのだから、で処分したとも考えられる。
もともとアナログで描いていたっぽいのが、連載の頃にはデジタルに移行していたような気もするんだけど、デジタルへの移行自体はA誌で読み切りを描いていた頃には進めてたのかな〜? と思えるのは、B誌からの連絡を受けた頃には板タブとタブレット用のペンも見える感じがするからだけども。
たぶん、矢晴が一番、漫画を描いていて楽しかった頃ってのはアナログで描いていた頃なんだろうな。
で、純が掃除した矢晴のアパートの部屋にはパソコンも見当たらなかったから、処分したのかどうなのか。気になる。
酒代の足しに売り飛ばしたのかなー、とか、漫画をやめるからって処分したのかなー、とか、どこかにしまい込んでるだけかなー、とか。しまい込んでるだけだったら、矢晴が描いてた漫画のデータちょこっと残ってたりするー? 残ってるよねー? と期待してしまう。
それなりの箱数の引っ越し荷物があったから、矢晴の眼鏡もちゃんとあるのかどうか気になる。漫画家してた頃に住んでいたところから引っ越した際に漫画道具も眼鏡もパソコンも箱に入れたまま、あのアパートに引っ越したときには箱を開けることなく放置してて、そのまま純の家に持ってきた、とかだったら、眼鏡もありそうだなあ、と期待する。けど、純と眼鏡買いに行って欲しい気持ちもある。
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