ヘビ

 【第12話】の矢晴の病気の話を聞いた純の『ヘビを見るのと操るのとじゃ違うんでしょうね』という台詞がわからないというコメントを見かけて、だよね、だよね! とはしゃいでしまった。

私もあのシーンのこの台詞はよくわからないので、誰かに解説してほしかったり、解釈を聞いてみたかったりしている。

「ヘビ(使い)を見るのと、(自分で)ヘビを操るのとじゃ、違うんでしょうね」だったら、見る(知る)ことと体験することは違う、ということで、多少話は通じるかな? とは思うんだけども。

でもなあ、矢晴の話としては、「人それぞれ症状の違う病で全体を一言で言うことはできないけど、大雑把に病名がつけられて括られる」みたいな話でもあった気がするし、「病気の一部分の症状を知ったからといって全体がわかるわけでもない」という話でもある気がするし。「同じ病名がつけられても症状は人それぞれで、他人のことはわかりっこない」って話でもある気がするし。

むしろ矢晴の話が難しすぎて、純が何を言っても会話として成り立たない感じはしないでもなく……?

矢晴が話してるとこで描かれた「枯れ葉の龍」が「純が矢晴の話を聞いているときに思い浮かべていたイメージ」であったなら、龍からの連想で「ヘビ」が出てきたのかも? とは思えたりもするけど。「枯れ葉が寄り集まって大きな龍を見せるけども、その構成要素の枯れ葉は1枚1枚それぞれ違って、ひとつとして同じものはない」みたいな表現だったかな? とも思えるから、矢晴の思い描くイメージだよな〜とも思えるわけで。

ほんと、ここの純の台詞は、どうにもわからん。


コメント