矢晴の思考
矢晴は【第7話】で『なにも考えたくない なにも考えずなにもせず全ての憂鬱が消えてほしい』と考えているけども、やっぱりずっと考え続けちゃってて、自分自身を責めてたり、他者の姿に仮託して責め続けたり、と大変そうな思考をしてて。
純が生活全般の面倒見てくれるし、そこにいるだけでいい、人間らしく振る舞わなくていいとまで言われてるのに、矢晴の思う規範の人間であろうとしてるみたいな感じで、それができないからってまた自分を責めて……という悪循環が起こってる。
完全に純に依存して自分自身で考えることを放棄するというか、頭空っぽにして純と楽しく過ごせるようになったら、変に考えすぎて自分を責めてっていう悪循環のルートから抜け出せるような気がするけども、今のところ、純への依存だか恋だか、という気持ちから逃げ出したくて曖昧にしたくて、ってなってるから、純に全てを委ねるなんてことはできなさそうだなあー……。
なにも考えなくていいのに……と思っても、無理な話なんだろうなあ。考え続けるのって止まらないし。思考を止めるのに一番手っ取り早いのがアルコールだろうし。
断酒してた1ヵ月の間に、余計に大変な状態になってはいる感じなのが、この先どうなるんだろう? とドキドキするけども。
3歩進んで2歩下がるならまだいいけど、1歩進んで3歩下がるみたいになってるような。純が矢晴を幸せにしてくれるはずなのに、現状どうにも幸せへの道筋が見えなくてこわいよー。
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