写真

 矢晴が写真を撮る仕事を任されて師走の街へとひとりで電車移動していたのが、元気になってよかったなあ! と感慨深く。

純の指示書のざっくりめの絵から、実際の景色を写真に撮った場合の画がわかっている、ってあたりの空間認識能力もすごいんだけど。ほんとに写真上手だったんだなあ〜と。

そこらへんも分かってて純はあの指示を出したのかしら? と思うと、純もまたすごい。

さらっと『フォトショで歪みを取る』とかクリスタ以外のソフトを使うように指示されてるのが、大丈夫か? みたいな気もしてしまうけれど、矢晴は普通に扱えそう。

展望台のある駅がどこなのかはわからないけれど、撮影する予定のビル群で考えると割と都市部かな? と思える。人が多そうなイメージがあるけれど、電車の中で矢晴はポツンとしてたのはちょっと心細い感じの心象だったのかなー?

三脚とカメラと担いで移動できるだけ体力ついたんだな、とか。警官に注意されても対応できるくらいシャッキリしてるんだな、とか、あっちゃこっちゃと移動してがんばる矢晴がとてもかわいい。

矢晴の撮った写真を受け取った3Dモデラーのアシスタントから「写真が的確でモデルが作りやすかったですよ」とか褒められて欲しい。それで矢晴が褒められて大喜びしてる純が見たいわ。


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