予想遊び
忘年会で純たちがやっていた映画の展開予想遊びはなかなか楽しそうだな、とは思う。
とはいえ、あの人数で「誰も見たことがない映画」を見つけるのはなかなか骨が折れるのではないかと思ってしまう。それなりに話題の映画、面白い映画は見てるんじゃ……? と考えると、話題にもならない面白くない映画か、話題にならなかったけれど面白い映画になりそうな。
どんな映画を観ていたのかはちょっと気になる。犬の生死を気にするならホラーかな? 止血したり、バールで解決するんならアクションかな? ゾンビ物だったりするかもしれない。
純は何でも爆破で解決したいタイプのようで論外だけど、新山くんは序盤に登場したものにも注意を払っていて、けっこう見所があるんじゃないかと思ったりした。
私自身は一旦停止しながら考えるとかはしなくて、見ながらこの後こうなるだろうなあ〜とぼんやり考えている感じだけれど、展開の予想は当たることが多いけれど外れることもある、という感じ。
予想した展開で納得することもあるし、予想外の展開で意表を突かれることもある。どちらも楽しい。
映画やら漫画やら小説やら、基本的には伏線というものがあって、視聴者・読者に先の展開を考えさせて、先の展開のヒントを散りばめておくのがセオリーなのだから、それなりにじっくり見てれば先の展開は予想できるようになっているものだと思うのだけれども。
たまに、「誰も予測できない展開」と伏線すべてほっぽって、いきなり最後に登場したもので強引に物語を解決して作者だけが悦に入ってるようなものもある気がするんだけれども、それはあまりにも視聴者・読者への裏切りに満ちていて、好きではないなあ、と思う。
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