友達
純は小さい頃からそれなりに友達はいる感じ。中学だか高校だかくらいでは、学校で漫画描いててそれを友達が囲んで見てたりするし、『純の漫画すげー面白いよ!』とか言われるくらいに認められてて、内向的なオタクの子みたいな雰囲気はない。
『私には友達がいるから』と仲良しの友達が多いのか、いつものメンツ程度の数人だけなのかよくわからないけども、それでも仲良しの友達は多いのかな。でも、友達に恋人なりなんなりできて、純と長く遊んでくれなくなる感じではある。
長時間、ビデオ通話してた「けんちゃん」とはどこかの編集の話をしてたから、漫画家仲間なんだろうなと思える。あの時、3人で通話してた感じだったから、もうひとりも漫画家仲間なんだろうけども。
純は矢晴と“友達”になろうとはそもそもしてないと思うんだけど、“家族”になりたいのかどうか、というのも謎は謎。“家族”なみに親密になりたい感じではありそうだし、一緒に生きていく人として矢晴が純を選んでくれたらいいなとか、そこらへんの思いはありそうな気がする。
矢晴の友達は、A誌の連載中〜連載打ち切りにするまでの間に親交を断っていったんだろうな、という感じはする。彼女と7年、という交際期間を考えると、新しい友達とかそんなにいなさそうでもあるし? 漫画が最優先で彼女優先で、と考えると友達は少なそうな、とは思えるんだけど、どうなんだろうなあ。漫画家仲間とか……いたりするかな。
矢晴は純と“友達”になりたいのかどうか、は謎だけど。前日までの雰囲気では純と恋人になりたいくらいの勢いはあったような気がするけど、一夜明けて、ふっきれてしまったのかどうなのか、対等な友達としてリスタートみたいな雰囲気はあり。
純は仲の良い人、友達、好きな人と大きな家でルームシェアで暮らすのが夢、とは言うけども、矢晴以前にあの家に人を入れた形跡はないんだなあ、と思うと、友達と一緒に暮らしても恋人できたり結婚したりで出ていっちゃうんだから、最初から一緒に暮らさないほうがいい、みたいな諦めとかもあったりするのかな? とか思えたりする。でも、純があの家建ててからまだそんなに年数経ってないから、友達と一緒に暮らそうみたいな話にならなかっただけとも思えるけど。どうなんだろうかな。
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