警戒心を解く
最近読んだ漫画で「警戒心を解くテクニック」ということで、「眉を上げて目を見開く」「首を傾けて頸動脈を見せる」というのが描かれていて。ふわっと、編集部で矢晴と会った時の純の姿を思い出し。
古印先生に会えた喜びからか目を見開き、『望海可純です』と頬を染めながら首を傾けて。矢晴には『優しい顔…』とまで思ってもらえて、まったく警戒されていなかった感じで。
ただ、純がそういうテクニックをわかっていてのあの挨拶、とはちょっと考えにくいんだけど。散歩に誘って歩いてた時は左側にいたから。そういうテクニックをわかっていたらちゃんと徹底してやる子な気がするもの、純は。
あと、本当に警戒心を解いて懐柔しようという意識があったとしたら、あの場で四階をあそこまでこてんぱんにすることもないんじゃないか、みたいな気もするし。
がんばってるわりに裏目に出てる純はかわいいけども。
でも、最初の挨拶で好印象持ってもらっても、名乗った時点で矢晴の劣等感刺激しまくりで何をしても矢晴の壁は壊せない感じがあったのが、純の不憫なところだなあ、と思う。
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