再生と破壊

 シヴァ神が一般的に「再生と破壊の神」ということで、純は矢晴にとっての「シヴァ」になるのだろうけども。

「再生」は良いとしても、「破壊」ってなにする気なのよ!? とドキドキしてしまう。

純は四階に『相手に想像させる余地を与えない話法と再生を放棄した破壊ってあなたの仕事にいらないんじゃないですかね?』と言ってるから、「再生させるための破壊」を知っていると思うのだけど。

『彼の言動から察するに』『彼の自己肯定は一度破壊されてから再建されていない』と考えていて、目下、「再建(再生)のために尽力中」であろうから、ここから「さらに破壊する」とは思えないし、思いたくないのだけども。むむむ。

四階をやりこめたことが「恐ろしい」「破壊」で、矢晴を庇護することが「再生」で「慈悲深い」「幸福を与える」恩寵を与えるってことになるのかしら?


未来を司るシヴァとか、曖昧さとパラドックスの神とか、大黒天はシヴァから発展した神格で財と幸運を司るとか、芸術の守護神とか、多方面にいろいろ司ってる気がするわけで、なんでも純につなげようとすればつなげれてしまう。こじつけようとすればいくらでも! みたいな様相。

シヴァの絵姿には蛇も描かれていて、これは『ヘビを見るのと操るのとじゃ違うんでしょうね』のヘビ……? とかも思ってみたり。んー……、このセリフ、ほんとにどういう思考ででてきたのかわかんないんだ……私には。


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