お風呂

 矢晴のお風呂事情。矢晴は風呂なしアパートに住んでいたから近所の銭湯に通っていたということだけども。

編集部に行く前にお風呂に入っていなかったのかな? とずっと思ってて。

純が矢晴のアパートを再訪したときに【第7話】『上薗純に家へ突撃されたがずっと風呂に入っていないのと睡眠不足で脳が鈍くなっているため布団から出ないで対応死ている』と『ここまでのあらすじ2』で語られていて、ここで言われる「ずっと」が何日間くらいなのか……と、悩んでいる。

対外的な礼節を重んじる感じの矢晴だと、「外で人に会う」イベントがあるなら、その前日にはお風呂に入っていそうな気がするのだけど、編集部に行った翌々日に「ずっと風呂に入っていない」と言うのは、なんだか「ずっと」にしては短いような……?

バイトもしてるから、週に2〜3回(1〜2日おき)くらいはお風呂に入っているとして、バイト用にお風呂に入った数日後くらいに編集部に行ったとすると、本来の生活スケジュールでは、編集部に行った日くらいが次の入浴予定日になり……とするなら、入浴予定日に風呂に入れず、その翌々日(次の次の入浴予定日くらい)であれば、たしかに「ずっと風呂に入っていない」になるのかな。

矢晴の予定では、「編集部に行って担当に謝って」「アパートに帰って、銭湯に行って」「翌日は生活のためのバイト」くらいだったろうか。「純と会う」「散歩する」「純のおごりで居酒屋で飲む」なんてのは予想すらしてない出来事だったろうし。

ただ、矢晴の「ずっと風呂に入っていない」から「布団から出ずに対応」ってのは、矢晴お得意の自身への言い訳にも聞こえるかなあ、という気はしてしまう。純を近寄らせないための防御壁として布団をまとっている、顔を見せないために布団から出ないんじゃないの? と思う。

ただ、それを理由として口に出したために、純の家の風呂を借りるイベント発生のフラグを立てた感じはするなあ、と【第7話】と【第8話】の間の会話を想像してしまう。

――――――
「……風呂に入ってないんで(近寄らないで……)」
『ここ風呂もないんでしょ? うちに引っ越しましょうよ』
「いや……銭湯に通ってるんで大丈夫です……」
『通ってる銭湯って来る途中にあった菊湯ですか? 休業中でしたよ』
『えッ』
「じゃあ、私の家でお風呂入りませんか?」
『最近いいシャワーヘッドに変えたんです。使ってくださいよ』
――――――

って感じの。

それにしても純はうまいこと矢晴を自宅に連れ込んだわねと思う。【第8話】『こればっかりは私の運が強いとしか言いようがなーい』と嬉しそうな純がかわいい。かわいい。助手席で『?』ってなってる矢晴もかわいい。


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