漫画みたいに

 【第23話】で矢晴が純にちょっと呆れながら『はあ……お前は言うことが漫画みたいにオーバーなんだよ』と言っているところにまったくもって同感で。純の言うことはきっと純の描く漫画みたいなんだろうなと思うことは度々ある。

そしてまた、鉄棒で超回転する奇行に走った純に対して『ふふ』って矢晴の笑顔がいいんだー。

純のオーバーな物言いと奇行を「純だから」って受け入れてて微笑ましく思ってて。ちょっと大人な矢晴がちょっと子供な純を見守ってる(侮ってる)風味も感じないでもないけれど。そんなふたりがとてもかわいい。

純は純で、漫画的なオーバーな物言いで、矢晴を引き上げる言葉をどんどん繰り出してくれるのが、かっこよくって、いい。

たまにちょっと、あまり考えずに発した言葉はズレてたり矢晴を傷つけたりしてるけれども。矢晴は比較的、意図的に純を傷つけようとするけど、純は無自覚で矢晴を傷つけてる感じがする。

純はちょっと考えるといいこと言うんだけどな。ちょっと考えるだけでいいこと言えるんだから、相当頭の回転速いよなあ、と思う。


この「漫画みたいにオーバー」なのって、【第22話】のラストあたりのことも含めて言ってるよねえ、矢晴ぅ〜。


コメント