出会ってから
純と矢晴が編集部で出会ったのが、たぶん11月3日で。あら、今日って、出会ってから2年目の記念日になるんじゃないかしら? と思いを馳せた。
純は手帳にサインもらってるから日付も書いてあるだろうし、【第6話】で『今日ここで会ったこと思い出すためにサインをもらいたいんです』って言ってて普段使ってる手帳にサインもらってるんだから、ちょくちょくサイン見て思い出してたかもしれない。
出会った当時の姿を思い出して、今、目の前にいる矢晴の姿を見て、純の家に来てからどんどん身体の健康を取り戻し、ゆるゆると精神の健康を取り戻していくのを走馬灯のように思い出すのかもしれないな、と思うと、ふたりに幸あれ! と叫びたくなる。
2年以上かけて幸せにする話、の2年に到達しているわけだから、リアル時間の今現在、矢晴はずいぶんと幸せに近くなっているんだろうなと思う。が、描かれる物語の終わりを想像してしまって、ちょっと寂しくなった(まだ起こってない事象でダメージを受ける)。
出会って同居してから1年で漫画を描き始め、2年となると、漫画家復帰していたりするかもしれない。風通しの良くなったA誌で読切を載せているか連載をしているか。矢晴の状態からは週刊連載って厳しそうな気がするから月刊誌とかで連載になってもいい気がする。同じ雑誌に載りたかった純はちょっとさみしいかもしれないが。
作中現在ではまだ出会ってから2ヶ月も経っていないのにあの回復ぶりなのだから、2年も経つと、どんだけ健康になっているのか、楽しみではあるが、そこに到達するまでにまだまだあと20話とか30話とかもっとかもしれないがある。はやく幸せになったところを見たいけれど、もっと長くふたりの生活を眺めていたいジレンマみたいになりつつ、まだ先は長いぞ、と自分に言い聞かせている。
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