編集部の内情
酔っ払った女性陣によって暴露された編集部の内情と、クーデターの顛末で、編集部自体は今後、いい感じになりそうな雰囲気はある。
問題行動があった四階、細川、事なかれ主義で若手の味方にならなかった桜木、とあと3人の上司たちが、クーデターで転覆された側、ということになるのかな? と思うんだけど、女性陣との会食の前の週に純が漫画家仲間と通話してた時は、「細川がスピード離婚でファミリー向けマンションに一人暮らしになっちゃった」って話は出てたっぽいけど、編集部内での騒動や異動の話はなかったっぽい感じで、そこらの話が漫画家連中に届くまでのタイムラグかしらん?
上司総取っ替えになるけどA誌編集部から出てく人たちはC誌の立ち上げに誘われてるから退職した四階以外の5人はそっちに行くのかな? どうかな? 四階もそっち行ったりするんかな? 四階自体は先輩だとか上司だとか売れっ子先生にはへこへこしてるタイプだから、永遠に下っ端にしとけば編集部内部だけは平和そうな気がするけども。
桃井、菊池のほかに10人の編集部員が協力して証拠集めて弁護士つけてコンプラ室に相談したりコンプラ室が動いたり。
純が編集部に行って、菊池が担当してる小説の挿絵の仕事に古印葵を推薦した時にはもういろいろ編集部内のクーデターは進行してたわけで、その日に桜木と食事してる時に出た四階の話題ったら桜木自身は軽視してるけど後輩からの相談とか報告とかって協力要請も含んでたんじゃ……? とは思える。
桜木自身はどっちの味方にもならないから中立で安全、みたいに考えてたのかもなー。
毎週編集部に出向いてた割に、編集部内の雰囲気とかを知らない感じの純ったら、視野が狭いってことかしらん。自分の仕事と古印葵以外興味ないもんな。とか思ったりするけど、直接会話するのが桜木だけなんだから、桜木が保身も含めて隠す情報は望海可純には届かないからそりゃまあそうなる、って感じもある。
今回の会食で酔っ払った状態だからとはいえ、編集部の内情をぺらぺらとしゃべってしまった女性陣といい、古印葵が打ち合わせに来る日を望海可純がファンだからって教えちゃう担当編集にしろ、ここの編集部は全体的に口が軽いな、とは思う。
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