龍涕
古印葵作:【龍涕】
龍に化けた女に恋する男の話。
『最後に龍が元居た世界に帰んなきゃいけない時に』『「色々なものに自分の面影を残すからあなたの憎い相手にも私の面影を見て世界を愛しなさい」』『「私を愛したければ世界を愛しなさい」』『「そうすれば愛は返ってくる」』『って言って男と約束して消える話』
すっごく読みたい。羽衣系かもだけど。龍と男がどう出会って恋に落ちるのかとか、いろいろ。古印葵の織りなす物語が読みたいわーー。
これは単行本どっちに入ってるんだろうかなあ〜。
純の解釈では『欲望からくる優しさじゃなくて』『博愛的で人や時代で変わらない優しさが龍は好きだったんだ』『後者の方を龍は高尚な愛だと思ってて』『その約束を男と交わせたから龍は消えたんだ』ということで。
純は、その龍を矢晴として捉えた感じはあって、その後素敵な言葉たちを紡いで矢晴をうるうるさせていくのがまたたまらんな、という感じ。
やっぱり純を含む世界の全てを愛している矢晴と古印葵を含む福田矢晴を愛している純とで、ずっと前から両想いが成立するって感じかなあ。
龍のモチーフは【第12話】にも登場するけれど、龍涕とその龍が関連しているのかどうかはよくわからない。
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