だい12わ!

 きたー!

って、大喜びで読んだけど、作家さんのコメント(キャプション)でびっくりというか自分の浅ましさを恥じるというか。とはいえ、読んでた時に、なんだか純の顔が変わった…? という疑問は解消されたので、安心。いやなんか、違うけど。

え、でも40ページのボリュームは嬉しいし、転居1週間目どころか1ヶ月後(粗相した日)までいくじゃないの。わお。嬉しい。

『私が1日のうちまともでいられる時間は2時間だけであり』という短い説明で、朝はまともに活動できてないことがわかった。転居1週間目の朝ベッドで歯磨きされて台車で運ばれては、毎日のことだったんだ、安心した。

矢晴が「自分は純にとって大勢のうちの一人なんだ」みたいな感情持ち始めてて、これはもう矢晴が純のこと好きになってていよいよBL!と滾りつつも、『自分の価値が下がった気分になるのはなんでだ?』って矢晴の気持ちが切ない。泣ける。

あと純がちょっと嫌なヤツになってるところ(チクチク言葉使いまくり)が、同居して1ヶ月も経って慣れたから本性隠しきれなくなってきた? って感じもして。

矢晴の背中のなかの蟲を矢晴が自覚してるのも恐ろしくて。

『そんなに楽しいか?』って言いながら、ふざけあって笑い合ってるふたりがむっちゃかわいいのに。

矢晴の頭のなかいっぱいの純がむっちゃかわいいし、ちゃんとそこ見てくれてたんだ〜ってシーンと見たことない純のシーンと。あああ、かわいい。切ない。矢晴の純を好きになりたくない気持ちが、つらいよー。

交通系ICカード持ち出してたから、家出してどっか行っちゃうかと思ったらお酒買うだけでよかったーと思いつつ、全然よくないよーと思いつつ。純のカード盗んだのか、自分のカードなのか気になるんだけど。物置漁ってて、自分の持ってきてた服散らかしてポケットにICカードあったの気づいたから、自分のってことかなあ? 純の部屋も漁ってた感じしたから、純のかなあ? ここがちょっとはっきりしないけど、純のだったらもっと厳しい状況になりそうで。

1ヶ月目の純が昼に来たのは、矢晴が朝に来た純に『昼まで寝させて…』って言ってたからだったし、やっぱりちゃんと純はノックするのね。

飲んじゃって動けなくて『じゃぷっ』ってのが、擬音もすごい。【第1話】の最後に描かれた『最低限度の一線を超えてしまったのは望海 可純の家に住み始めてから1か月目のことだった』に続くわけで。

更新されたばかりだというのに、続きがはやく読みたくなってしまう。ううう。でもお大事にしてほしい。無理しないでほしいけど、この作品を描くのが暇つぶしになってるなら良かったなと思う。


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