死人に口なし

 【第12話】で矢晴の長尺セリフのなかにあった言葉なんだけども、この言葉を読んだ瞬間に私の頭に浮かんできたのは、【第6話】の純の過去話だったりはする。

嫌い・好きではない事柄についてもずーっと考えてしまうのだけども、【第6話】の純の過去話からの『消えた人間から無能の烙印を押されたのだからせめて上からモノを言うのをやめろ』というのが、純の身勝手な思いを消えてしまったクラスメートに仮託してるように思えて。その時からすでに「死人に口なし」とは思ってたので。

それとこれとが関連しているなんてことは全く思っていなくて、無関係な事柄が、ふと自分のなかで共通のキーワードで思い出された、というだけの話ではある。


矢晴の話のなかでの「死人に口なし」は「表に出てこない症例」は「なかったことにされる・ないものとして扱われる」ということになるのかな。


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