駆け出したい

 言葉にならない思いが渦巻いて、駆け出したい衝動に駆られるも、そこまでの体力はないので、散歩するに留まるが、帰る時に階段を踏み外しそうになった。


だらだらと思いつくままに今回の【第12話】について書いたり、考えたり、さかのぼって【第1話】からを考えたりしている。

【第12話】の終盤、同居1ヶ月経過。【第1話】の終盤で粗相した矢晴につながるわけで。【第2話】冒頭の、お風呂に入れてもらって、『体の外側のことはいくらでも見せてよ』『内側はいくらでも隠せるんだし』と言われるわけで。

矢晴はいつの間にやら酒のボトルを窓の外に捨ててたけど、いつだろ? 純ってノックしても返事待たずに入ってきてる気がするんだけど、実はちゃんと待ってるのかな。純がノックして入ってくる前に窓からボトル捨てて布団に潜り込んだかな?

純の家の間取りがよくわかんなくなってるわけだけど、矢晴の部屋は日光浴してたルーフバルコニー(ベランダ?)の真下なのかな? とするとガレージがすぐそこで。純が車に乗ろうとしたら、窓の下のペットボトルなんかすぐに見つかっちゃうけど。

純が見つけるのか、矢晴が証拠隠滅に成功するのか。

純が見つけたとしたら、なんて言うんだろう? 「飲んじゃったんだね。じゃあまた今日から1日目」みたいに受け止めてくれるんならいいんだけど。わかんないなー。前日の矢晴が飛び出す直前の会話を反省してれば、また矢晴に寄り添った言葉が出そうだし、お風呂での言葉は反省して出てきた言葉な気がするし。

とはいえ、寄り添った言葉をかけてくれても、矢晴は心閉ざしちゃうよなー。だって今は純でいっぱいになりたくないんだもん……。


それにしても、時間経過の描き方がとてもうまくて。矢晴の部屋のカーテンの隙間から差し込む光が、朝のうち低めだから光が長く伸びてて、昼になると太陽が高いから光が短くなってて。で、そうやって差し込む光を考えると、矢晴の部屋は東向き(リビングダイニングに続く和室と逆位置にある)かなー? リビングダイニングの扉があの位置で玄関があって? んー?


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