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アパート時代

 矢晴のアパート時代の暖房とかってどうなってたんだろうかな、と考えてみたり。 家賃滞納したり電気が止まったり、ということを考えると、電気毛布なんてのは使えないから考えもしない、ということになるのかな。 ゴミを溜めまくりになってるから、火事がどうのとかんがえるとヒーターやストーブとかも使えないだろうし。結局これも電気いるわけだし。 純が掃除した時の矢晴の布団具合を考えると、敷き布団と掛け布団だけで、毛布とかもなさそうだし、と思うと、防寒すらできてない感じがする。毛布はあるけど、ゴミ山の底、みたいな感じだったかな。 矢晴は一応連絡用にスマホは確保してたけど、スマホの充電を家でしてたのかどうか。電気代払うのも滞るし、基本料金とか考えて電気ずっと止めたままにしちゃってたりしたら家でスマホの充電はできないけど。銭湯に行ってついでに充電とか、バイトに行ってついでに充電とかで賄ってたりするのかな? どうなのかな? 矢晴が自律神経失調症になったのは、連載終わらせたあたりだから1年前の夏頃で、その年の冬にはあの“湯冷め”が来てたんだろうなあ、と思うと、その当時の防寒とかがかなり気になる。

純の本棚

 純の寝室の本棚に入っているものが、全部知りたい。 見えている範囲で古印葵のコミックス2冊とかく語りき上下の2冊、コンパクト日本地図。そしてナウジカボックスのなかに隠されていた薄い本が(箱の幅を7センチとして薄い本の厚みを3ミリとして計算してみると、20冊は入ってそうなんだけど)何冊なのか、そのうち純の描いた本は何冊入っているのか、とか気になる。 ナウジカボックスの向こう側にも本があるのが見えているし、下の段はまだ見えてないから、なにが入っているのか。 本棚の中身ってばけっこうその人を表すと思うからさー。 気になるじゃん。あの薄い本たちも、純が“実用性”を感じての厳選してのラインナップなのか、自分の描いたものたちをひとまとめにしているだけなのか。 “実用性”があると思ってのあのラインナップなら、純は触手系が好きということになり、誘惑する矢晴を蛸足、触手で想像していたのは、純の性欲にダイレクトアタックみたいな感じがあったんだろうなあ、という感じがするわけで。矢晴自身の肉体には性欲は感じない、とか言いながらも、矢晴に対してのなにかしらの感情が純にあの触手を想起させてるわけですし。ねえ。 触手、好きか。純が触手好きだとすると、そりゃもう触手持ってる3次元の人間とかいないんだから、欲情するわけないね! と、納得しちゃうな。

純の同人活動

 純の同人活動(ジャンル:古印葵)はどんくらいから継続しているのかどうかと気になり始め。 純のアシスタント連中は「望海可純のおすすめ作品」として純の同人時代のタイトルを上げているし、ももせさんが『なつwwwwwww』と反応してしまうくらいなのだから、アシスタント連中全員、純の同人時代を知っている、ということにはなるかと思うのだけど。 純のアシスタント連中が、大学時代の漫研仲間や後輩みたいなところで構成されてて、大学時代の純の同人活動は知っている、ということかもしれないなあ……とかは想像してみる。 純自身は大学卒業後、デビューしてからも同人活動はしていたみたいな感じがするから、そこらへんで、「純が古印葵を好き」とかは周知されててもいいんじゃないの……? みたいには思うんだけども。いっかな純がプレゼンド下手でも、ねえ。 木戸ちゃんなんて気安く呼ばれるくらいに一番古株っぽい木戸はどうなんだ。ももせさんはまださん付けでアシスタントになってからそんなに時間が経ってないのかな? とは思えるから、まだいいけども。ジャンル:古印葵の時代を知らない可能性もあるし。ももせさんはいいんだよ(贔屓)。 とか考えてて、ももせさん以外のアシ連中は「古印葵の話題はヤバい」ってわかってて、新参のももせさんが知らずに「おすすめは?」って話振っちゃうから、慌てて話題逸らすためにあの展開になったのでは……? と想像して、ちょっとありそう、とか思えてきた。もしそうなら、純、なにしたん? って感じだけども……。 でも、やっぱりももせさんがオススメ聞いてくれたのはいいと思うんだけども、そうやってオススメ聞くのって、自分で労せずつまみ食いだけしよう、みたいに見えんこともないから難しいよなあ。とは思う。あとあと、純もアシスタント連中が明後日で盛り上がってるの放置して、ももせさんにオススメ教えても良かったと思うのよ? ねえねえ。とはいえ、全部オススメしたい心持ちでいくつか選ばなければと悩んでるようなところで話がどんどん逸れて盛り上がっていくのを目のあたりにするのは、辛いかもなあ、とも思えるし。うううん。でも、古印葵の単行本2冊しかないんだから、2冊ともおすすめしとけばよかろうもん。 閑話休題。 純自身は大学生の時分に古印葵作品に出会って、心鷲掴みにされてて。そっからジャンル:古印葵の二次創作とか探してみたけ...

当日

 【売れうつ】の投稿日を眺めていて、【第13話】の前編が2021年11月初旬で、後編が2021年12月11日で、ということに気づき。 純と矢晴の同居開始が11月上旬、同居1ヶ月目のあの日が12月11日で、【第13話・後編】のラストは同居1ヶ月目のあの日なわけで、12月11日ということで。 【第13話】ったら前編〜後編が、リアルタイムみたいな状態だった……のね……? みたいな気分になった。 投稿された日ってば、「売れうつの更新があったぞ〜〜〜!」みたいな気分ではいるけど、作中の日付とリンクしてるなんて思わんやん。 って作中の日付が出たの、そっから何ヶ月後ではあるから、その当時に気づくわけもなく。私は、11月終わりくらいに矢晴が編集部から連絡もらって、12月の半ばくらいで会ったか、同居開始したかとか思ってたから、そんなん全く考え及ばず。 ふわぁーーーー。 投稿日から考えて、作中の時間は、【第13話】より前はちょっと未来の話、【第13話】で現在の話、【第14話】からはちょっと過去の話になってるけども。 これは、矢晴が漫画描いて純に見せる日あたり、現実世界の時間に並んで欲しいな……。12月中旬くらい? とか思ったら、あと1ヶ月半もないんだから、漫画描き始めるまでにも数話はあるだろうに、と思うと、無理だったわ。わははは。

純の嘘

 あの顛末で矢晴はお互いが嘘をついていた、それをぶちまけた、風に思っているらしいけども、ぶちまけたのは矢晴だけで、でも、お互いの嘘は嘘としてまだ明かされてもないような気もしていて。 ついでに、その顛末後、純の嘘が加速しているような気がするんだが、大丈夫か? あの薄い本たちのなかに純が謝り倒してしまうような古印葵作品の同人誌があったとして、矢晴が『あ!もしかしてお前が描いたエロ本もあるからそんなに慌ててんの?』と言ったことに対して『ないない! ないよ!』と純が答えるけども。古印葵作品の同人誌が「エロではない」なら「お前の描いたエロ本」には該当しないから、嘘ではないけど。古印葵作品の同人誌があるなら「お前の描いた本」には該当する気がして。嘘じゃないけど、嘘、みたいな。 あと、珍しく仕事を日付が変わるまで、ってのも純は聞かれて『ドタバタしててね』って答えるのが、「仕事が忙しいからドタバタ」「昼間は矢晴の病院でドタバタ」「クローゼットの仕込みでドタバタ」というのが考えられるけども、「クローゼットの仕込み」だった場合には、完全に嘘、ということになるし、他の場合でも正直に言わない、ある意味嘘つき、みたいな扱いをされそうな気がする。 同人誌に関しては、エロでもエロじゃなくても、さすがに作者様にお見せできるようなものではない、というオタク心があるだろうから、矢晴にもそんなに踏み込んでほしくはないけども、純の古印葵への愛がめいっぱい詰め込まれた同人誌は見せてあげたい気持ちもある。矢晴が二次創作に嫌悪を感じるタイプの作者でないなら、だけども。 純の「ドタバタ」は矢晴が原因なら、矢晴の気を病ませる要因になってしまうから、言えないよなあ、と思うんだけど、そこらへんの矢晴と暮らすことによるスケジュールの再編とか、矢晴も交えて考えたほうがいいんじゃない? みたいには思ったりもする。 なにが嘘でも、純は矢晴を騙して利用しようみたいな嘘じゃなくて、矢晴の気持ちを慮っての嘘になるかなあ、とは思えるんだけども。 なにが理由でも矢晴が純の嘘を許さなかったら、あとあと怖いことにはなりそうで、怖い。

昨晩

 “昨晩”が文字通りに「昨日の夜」なら、今日の矢晴は朝チュンして、病院に行って、風呂上がりに湯冷め防止のダウンを着込んで、純の部屋で寝ているということになるけども。 昨日の夜に、純が『矢晴が薬を飲んだら私は別の場所で寝るよ』『私の性格は君にとって良くない』とかなんとか言っていたのは、矢晴が夕食後にちゃんと薬を飲んだらしいことでうやむやになってしまったのか、矢晴が「一緒に寝て欲しい」と言ったのか、純がやっぱり一緒に寝ることにしたのか、かなり気になるわけで。 あの『証明しろ』から朝チュンまでの間になにがあったのか、気になるわけで。 矢晴の部屋のベッドが使えないから、純のベッドを使ってね、って話はわかるんだけども、すごいナチュラルに一緒に寝ているこのふたりの距離感ってなに、なんなの!? 矢晴のことを特に気にすることもなく穏やかに安らかにスヤスヤ眠ってぐるんぐるんしている純ったら、矢晴のことをどう思っているのよ? ねえねえ! 矢晴は“昨晩”の出来事を気に病んでる感じだけども、まだ思い出したの【第16話】の部分だけだから、【第17話】の顛末に関してはどんな気持ちをお持ちで……? とずっと気になる。 エロ本読んだ矢晴が純のとなりで悶々としてるところとかも見てみたい……。

フライパンとドライヤーと

 矢晴の部屋のクローゼットに入っていたもの。 純は以前に「高圧洗浄機」「ダインソのなにか」「局所的な筋トレグッズ」「スチーム系調理器具」「電気調理鍋的」なものがそれぞれ3、4個と言っていた。 それに加えてなのかどうなのかわからないけども、今回、「PFOAフリーのフライパンが3個目」「ドリップ用のなにか」「鉄のフライパン」「うるおいドライヤー」「シェーバー」「激風ドライヤー」「爆風ドライヤー」「とうきのフライパン」そして「ぬくぬくでんきもうふ」が入っていた。 ほかの箱になにが入っていたのかはわからないけども。 フライパンが確実に3こ、ドライヤーが確実に3こ、未使用未開封で詰め込まれていたことになるんだけども。なんでそんなにフライパンやドライヤーを買ってしまっているのか、気になる。 買い物しすぎな感じにも思えるし、忘年会の景品用に買ったものを、矢晴とクローゼットを漁る用に詰め込んだとも思えて。 どっちなんだろうなあ。 以前に言っていたなにかしらの調理器具と今回のフライパン、と考え合わせると、純はそれなりに料理好き、には思えたりする。けど、使わずにしまいこんだまま、ということを考えると、便利そうとか面白そうとかの気分で買うものの、普段使いのもので事足りるかそこまで手のこんだものを作りたいまでに気分が盛り上がらないか。 ふだんの食事の一部は純の自炊なのだから、料理ができる、か、料理好き、というのはわかるのだけども。そしてまあ、スパダリなのだから家事万能で料理の腕もプロ級では……? みたいに思っちゃう。 プロ級とまではいかなくても、それなりに料理できちゃうよね、純。 そしてまたあのドライヤーの数も気になる。なんでそんなにたくさん。純の髪の量だと、そんなにドライヤー使わないじゃん? な気分。ただ、脱色してるのか染めてるのかの茶髪で、髪質が悪いとか考えると、「うるおいドライヤー」は実用っぽいなと思う。 あと、アナログで原稿とかカラー絵とか描くんなら、強力なドライヤーで一気に乾かすとかしててもおかしくないのかも……とか、そういう用途で買ってるのかも……? とか思ったりするけど、普段の純はデジタルなんだよなあ、と思うと髪を乾かす以外の用途に使うためでもなさそうな。 純がドライヤーあんなにしまい込んでたってことは、普段使いのドライヤーはすでにあって、入れ替えるまでもない、って感...

純の部屋とベッド

 純の部屋が、以前に考えたよりももっと広い感じだな、とすでに12帖で考えていたのに、さらに広いってなんなんだ。寝室そんなに広くていいのか? みたいな気分になりつつ。 12帖だって、矢晴のアパートを6畳間で考えても2部屋入っちゃうんだぞ。矢晴の暮らしていた全生活空間の2倍の広さの夜寝るときに使う寝室、ってどんだけ純の家でかいんだよ、気分でいたけれど。もちょっと広いね。ベッドとクローゼットの間が、もちょっと広い。広いな。広くしてこよう、いそいそ。 純のベッドは特注なのかどうなのかわからないけども、かなり大きな台の上にどでかいマットレス、って感じの。マットレスよりも下の台が大きいから、なんか躓いたり、マットから落ちたりすると、とても痛そうな気がしてしまう。 マットから落ちて、ベッドの台にぶつかって、さらに床にぶつかるみたいな。痛そう……とか想像してしまう。 純は寝相がベイブレードだから大きなベッドじゃないと落ちちゃう、と言うけれど、あの寝相の具合を見ると、大きくても落ちそうだし、矢晴と一緒に寝ることによってスペースが半分になるのだからこれから落ちそうな気もするけども、かなり器用に回転してて、全然落ちそうじゃないのがすごい。 純の足が乗っかってきても動じない矢晴もすごいんだけど。 マットと台と床で、段差があることによってベッドから落ちないのかもしれないな、とかも考えたりする。純がベッドから落ちて頭打ったりするところも見てみたいものだと思ったりもするが、純に押し出されて矢晴が落ちるだろうしな、とは思う。 これまでは、矢晴の部屋とリビングダイニングがメインの舞台になっていたけども、【第15話】で純の寝室に舞台が移って、さらに狭い世界になってしまったが、これまでよりも純が濃密な感じになってきたなと思う。 リビングダイニングは純の家といえど外向きではあるけども、純の寝室は純の内面にかなり近いわけではあるし。そんな純の寝室で、純のベッドで純の匂いを感じながら、純のとなりで眠る矢晴は、結局純に恋してるのかどうか、はっきりして欲しい……。悶々として欲しい。

ゴミ箱

 【第18話】で純の部屋にゴミ箱があるのが見えて、こんな形のゴミ箱を置いていたのか、と思いながら、純の部屋の初登場話【第15話】から読み返していたら、ゴミ箱の端っこがすでに出ていて、最初からあったんだなあ、と感慨深く。 純の部屋にはゴミ箱が置かれているけども、蓋付きでベッドでゴミが出ると降りて数歩歩いて捨てる、というちょっと手間がかかるのね、と思いつつ、蓋付きなのね、というあたりにちょっといろいろ妄想を掻き立てられていたりする。 矢晴の部屋にはゴミ箱置いてないように思うんだけども。ゴミ箱置いててなおあの1ヶ月目前夜の荒みようなら、矢晴どんだけ散らかし魔かと。 ほかに純の家でゴミ箱が見えたのは、矢晴が荒らした部屋になる。 リビングにもゴミ箱が見えないけど、リビングだとキッチンにはあるんじゃないかなと思うと、なくても不思議はないかな、という気分にはなる。

読者数パート2

 数字引っ張ってきて、もちゃもちゃ眺めるのも好きなので、そこまではせんけど、と言いながらそれなりに継続している。 話数 タイトル いいね! ブクマ数 閲覧数 第17話 上薗純、曰く その⑤ 33,780 40,708 487,762 2022/09/08、14:02現在 第17話 上薗純、曰く その⑤ 34,224 41,269 499,595 2022/09/11、21:42現在 第17話 上薗純、曰く その⑤ 36,839 44,548 574,426 2022/10/06、14:41現在 第17話 上薗純、曰く その⑤ 38,149 46,230 617,429 2022/10/21、11:41現在 第17話 上薗純、曰く その⑤ 39,267 46,495 658,551 2022/10/27、9:03現在 8/6公開〜 9/8-9/11増加分(4日間) 444 561 11,833 9/11-10/6増加分(25日間) 2,615 3,279 74,831 10/6-10/21増加分(15日間) 1,310 1,682 43,003 10/21-10/27増加分(6日間) 1,118 265 41,122 そしてまた、最新話【第18話】が公開されてすぐ、と今の閲覧数も記録した。 話数 タイトル いいね! ブクマ数 閲覧数 第18話 清涼剤・フランネル 10/23公開〜 2022/10/23、14:33現在 2,270 2,207 14,223 2022/10/27、8:59現在 16,688 17,160 153,617 今回は日曜日の更新ということもあり、トレンドに入ることもなく、緩やかな増加、という感じ。 正式タイトルでツイートしたり、支部の共有でツイートする人が、比較的少なめというのもあり、略称でツイートする人・正式タイトルでツイートする人で分散しているからトレンドに入らない、という感じもあるけど、やっぱり全体で、更新に気づいている人が少なすぎて、トレンドに入らなかった、とは思う。 トレンドに入らないように、みんなが待ち構えている土曜日を外したとか……? と考えてみたりするけども、それは邪推にすぎる気がする。 【第16話】までが閲覧数が100万を超えている(イラスト除く)のだけど、【第17話】はまだまだそこまで到達しないし、【第18話】は遠い...

運動

 運動しろって話らしいから、純はこれから積極的に矢晴が運動するように働きかけていくんだろうなとも思うし、運動になるし気分転換にもなるだろうからと散歩に出すようになる気がするんだけども。 矢晴の部屋は1階だけども、純の寝室で寝ることにすると毎日階段の上り下りという運動ができるわけだから、純は矢晴のベッドのマットレスを新調するということをしないのではないかと思えたりする。 純の家ったらデカすぎるんだからリビングから温室までとかの往復でもそれなりの歩数稼げそうだし、家のなかでもあっちこっち連れ回したらいい運動になりそう。 なんだかんだでやっぱり矢晴の体調それなりによくなってきてて、まともでいられる時間もかなり増えてる気がするし。朝起こして一緒にストレッチしてとか、ルーフバルコニーで日光浴しながら一緒にラジオ体操するだとか、家庭菜園の世話もそれなりにいい運動になるのではないかと思うから、純と矢晴が運動してるところを見たいわぁ。

エロ本

 矢晴が『エロ本くらい別に持ってて当たり前だろ?』と言うからには、矢晴自身もエロ本を所持していたことがあるのかどうか、と気になってみたり。 純は「二次元でしか抜いたことがない」と言うくらいだから当然のように持っているのはわかるのだけども。抜くのか……。 矢晴は20歳頃から彼女持ちなわけだけども。エロ本で抜く的なことをしていたのは、していたとして、それ以前だろうかな、とは思う。自分は持ってなかったけど、友達が所持していることは知ってる、とかくらいかもしれないけども。 彼女と別れた後なんかは、すでに重めに精神やっちゃってる感じなのだから、そっち方面に意識が行くのかどうか……、と思うと、エロ本持ってたことそんなになさそうには思える。 【第18話】のここの会話は、矢晴には、純が「エロ本隠しててごめん」とか言ってるように解釈したんだろうなあ、という会話の噛み合わなさがかわいいんだけど、矢晴の表情が豊かで、純に対して遠慮もなくて、という感じがとても好き。ただ、あの『ケケッ』と笑ったところなんかは後々、「純を馬鹿にした」とか「暴こうとした」みたいに気に病む素になりそうな気がしないでもない。 それにしても、ばっと開いてすぐに音読始めてしまった割に、ぺらっと落ちたペーパーまで把握してるなんて、矢晴の視野の広さよ、みたいには思う。じっくり読んでたら、純の乳首推しに対して何を思ったんだろうかな、矢晴。

即売会

 【第9話】で純が『本当に動けないときは大学時代にコミケで使った台車で運びますんで安心してくださ〜い』って言ってたから、コミケに参加してたのは大学時代までで、デビューしてからは行ってないのかな、数年前の台車がすぐ出てくるなんて物持ちいいな、とか思ったんだけど。(台車自体は荷物運ぶのに重宝するだろうから捨てずに持ってるとか引っ越しても持ってるとか普通だとは思うんだけど) 純、大学卒業後もふつうにコミケ行ってた……? 実は毎年行ってる……? 今年も行く……? サークル参加……? とドキドキ・ワクワクし始めた。 「大学時代にコミケで使った」は嘘じゃないけど、今も現役で使ってるんじゃ……? 土日に仕事してたらしいのは実は同人誌の原稿だったりするの……? また古印葵の布教のためにがんばるん……? とか思ってしまったり。 1年後、矢晴が描いた漫画に対して純が返す漫画と合わせて、古印葵と望海可純の合同誌にして即売会に持ってったり……したら……いいなあ。とはいえ、矢晴はブランクで絵がボロボロでとか思ってるから、1冊にまとめて現役売れっ子作家と比べられるような状況とかは嫌がるかな……。 二次創作で書いてる矢晴のバイトの話のうちのエピソードで、考えてたけどやめにしたのが「純が矢晴の描いた漫画がたまってきたから同人誌にして即売会行こうっていろいろ手配して準備してウッキウキで矢晴と即売会に行ったけど、純が売り子してたら望海可純だって即バレて純目当ての列が出来て、望海可純のファンが純と話すために古印葵の本を買っていくから、完売しても全然自分の漫画が認められた気がしない矢晴」という話。 純と矢晴が一緒に即売会とか楽しそうだし、純はあのサイズだから、スペースに座っててもわりとすぐにバレるんじゃないか、とか、ちょっと考えてて楽しかった。 純は古印葵が漫画家復帰して雑誌に連載なりしてコミックス出していって、みたいになるのを心のどこかで望んでそうな気はするけど、矢晴が漫画を描き続けて純がそれを読めるだけでもかなり嬉しい状況にはなりそう。でも雑誌に載らないなら本にして即売会行こうよ! みたいに誘ったりもしそうな気がする。 純は古印葵を世に広めたいらしいし。

空白の

 先に出した年表をさらに簡略化した。 2014年 古印葵A誌デビュー 2015年 古印葵A誌短編掲載 2016年 古印葵1冊め「終霜」 2017年 古印葵2冊め「Unexpected Encounter」 望海可純A誌デビュー「鬼弾児」 年末、E・B大賞授賞式 2018年 古印葵B誌に移籍 望海可純連載開始「シヴァ・アンバー」 望海可純コミックス3巻 年末、コミ95 2019年 2020年 古印葵A誌連載、4話で終了 7月、望海可純ブックワインインタビュー 望海可純コミックス10巻、累計700万部 2021年 望海可純コミックス15巻、累計1400万部 秋「シヴァ・アンバー」アニメ化 上薗純(望海可純)と福田矢晴(古印葵)の同居開始 純の空白の3年間(3年あるか……?)のうち、古印葵がA誌を去った年には、かなり精力的にファン活動をしている感じがする。 古印葵の連載作を読んでからは、『だとしたらもっと布教してこの世の基準を私寄りにするしかない』とインタビューなどでも積極的に古印葵の名前を出すようになった。 その間の1年が空白になっているのだけども、この年も純は古印葵の同人誌を出しているかもしれないな、とは思える。なにしてたのか、知りたい。 純が古印葵にハマってから、毎年、古印葵の同人誌を出しているとすると、6年は継続して布教活動に勤しんでいるはずなのだけども、純の『その私以外誰もいなくて』という言葉がとても、とても、とても切ない。 二次創作したり同人誌を出すまでには至らないファンはいるんじゃないか、とは思えるんだけども。純が出してる古印葵の同人誌ったら、どんくらい捌けるんだろうか……? ほんとに出してるのかどうかもわかんないけど。 なんか、がんばって布教して(るつもりらしいが、乳首の話に持っていかれる)も、もっと布教して(も誰も相手にしてくれない)も、世の中の基準は純寄りにはならんのだよなあ……。そりゃ当然なんだけど。 純のプレゼン能力がもう少しあれば……。でも、菊池さんの持ってた企画に古印葵すすめたときのプレゼンはすごく上手だったけどな。

もしも

 純が古印葵がいなくなってしまってからも健気にファン活動をしていたらしいことがわかって、感動に打ち震えつつ、もしも、純がE・B大賞の授賞式で古印葵にサインもらったときに「連載読みたいです!」とか言っちゃってて、矢晴がB誌から「連載で」って誘われてて、A誌からは連載の話が出ないからって、ふらっとB誌に移っちゃったんだとしたら、矢晴の現状を生み出したの、純じゃん! とか考えてしまって、ちょっと泣きそう。

空白の3年間を埋める

 ずいぶんと前に書いた「 空白の3年間 」で、純はいったいなにしてたのさ、ファンとして! とか思ってるわけだけど、今回の【第18話】で、ファン活動の一部が明らかになったのかな。 自分でまとめてるデータミスって、純がペーパー出したのが矢晴の2冊めの単行本発売前と思ってしまったけども、ミスに気づいてデータ修正したら、純が連載開始した年の冬コミらしいので。 古印葵がいなくなってしまった年の年末のコミケで、アンエンを布教している、ということになる。 そしてその年、「 シヴァ・アンバー 」でまとめてある感じの発行ペースなら、シヴァ・アンバー3巻が秋頃に発売されていることになる。 2018年、「シヴァ・アンバー」で古印葵への手紙をしたため、年末のコミケで布教活動し、同人誌を出している。 古印葵への手紙をしたためた商業連載作と、冬コミでの布教活動と、純はしっかり活動していたらしい。 やだもう、すっごい健気。プレゼンはやっぱり下手すぎるけど。 とか考えると、純がこの土日にしてる仕事って、商業の仕事じゃなくて、同人誌描いてたりするんじゃない? 今年の冬コミにも古印葵の同人誌出すつもりなんじゃないの? ねえねえ! って気分になってきた。

簡易年表

 \祝/900記事目! 純のペーパー で書いてたデータミスってたので、あらためて年表を記載する。 福田矢晴 古印葵 21歳 デビュー 2014年 22歳 A誌掲載、短編をいくつか描く 2015年 23歳 初めてのコミックス『終霜』を出す A誌掲載、短編をいくつか描く 2016年 24歳 2冊めのコミックス『Unexpected Encounter』を出す E・B大賞の審査員特別賞とフランスのコミック賞部門賞を受賞 2017年 25歳 B誌に移る 企画が通らない。漫画を読まなくなる 望海可純の連載は3話以降読んでない 2018年 (コミ95) 26歳 貯金が尽きかけ、レジ打ちのバイトを始める 家賃滞納、電気が消えたりした 2019年 27歳 B誌で2年半、漫画の掲載はなかった A誌に戻る。担当が菊池になる 連載開始するも4話で打ち切りにする(※夏頃?) 家族と険悪な状態に、7年付き合った彼女とも連絡を絶つ 10回目のOD・漫画を描くのをやめた 2020年 28歳 秋の終わり1年以上疎遠だったA誌の編集部に呼ばれる 望海可純に出会う 無断欠勤でバイトをクビになる(人生5度目) 望海可純の家に引っ越す 引っ越した当日の夜、睡眠薬を多めに飲む 同居2日目、断酒を決意する 1ヶ月でスリップする 同居1ヶ月目の夜の顛末により、翌朝、生きていてよかったという心境に至る。 2021年 29歳 望海可純と同居継続 二年ぶりに漫画を描く 2022年 30歳 31歳 幸せになる 上薗純 望海可純 2014年 19歳 ※大学生、旅行中に古印葵の漫画(春眠の底)を読む 2015年 20歳 ※コミケに参加している(台車が必要なほど大手) ※牧野先生に師事・アシスタントをしている ※A誌の月例賞に応募している 2016年 21歳 2017年 22歳 A誌でデビュー(鬼弾児)する(担当:飯田?) E・B大賞の授賞式で古印葵のサインをもらう 2018年 (コミ95) 23歳 A誌で連載開始(シヴァ・アンバー)する 年末のコミケに参加し、アンエンを布教する 2019年 24歳 2020年 25歳 古印葵の連載に喜ぶも、古印葵らしさのない漫画に愕然とする 古印葵の布教活動を始める(2020年7月13日ブックワインインタビュー)(担当:桜木) 連載は10巻(累計700万部)を超えていた 2021年...

オタク心

 次の記事で900記事目になるんだけど(今、一覧で表示するとこれが900記事目になるけど、期間限定で上げてる記事を消すと次が900になる)、よく書いたな、という気分と、まだ900か、という気分と。 区切りがいいから【第18話】の感想を書いてしまうのもいいけども、ちょっと早いかな……? とも思い、ちょっと悩む。 書きかけの二次創作もまだ半分もできてないから、出来上がりを待つのも違うしなあ、と思うと、しばらくふつうにだらだら記事書いて、期間限定の記事を消した頃合いの末尾0くらいで感想を書こうかな。 という、雑談。 純の『本当ごめんけどオタク心がさその私以外誰もいなくてその、あーごめん』と作者様に二次創作がバレてしまったと思い謝り倒す感じが、かわいくて。 矢晴には、純が古印葵作品の二次創作をしていた、というのは気づかれてない感じだけども、ほんとに純の古印葵作品の二次創作が矢晴が見た場合、どんな反応をするんだろう? というのは気になる。 商業誌で連載している『シヴァ・アンバー』に入れ込んだ「古印葵宛の手紙」は矢晴は好意的に受け取ってくれた感じではあるけど。 オタク心に突き動かされて拵えた趣味全開(かどうかはわからないけど)の古印葵作品の二次創作、では、作者としての矢晴がどう受け取るかは不明。純は、謝るのだから、それなりに冒涜してる気分とかなんか、ありそうではある。 電気毛布を探している時の矢晴に『ナウジカの箱でエロ本カモフラすんのやめろよ冒涜だぞ』と言われてしまった時に、純には「冒涜」が余計に強く聞こえてきてたかもしれないなあ。 いやはや、純の気持ち、わかりすぎる。 二次創作を作者様に見られたら、まず謝るよね、オタク。ファンアートですら謝る人もいるもんな。 そしてまた、自分しか生産者がいなかったら、自分で拵えるしかないのだもの。それで二次創作してきて純は『私じゃ古印葵を紡げないのは私が一番知ってる』の境地に至ったのかなあ、と思える。うん、わかる。 【第1話】冒頭の1年後の純は、『漫画への思いは漫画で描いて返す』とえらい男前なんだけども、二次創作も古印葵への手紙も全部さらけ出しちゃった感じの男前加減になるのかな? と思ってみたり。 これから純の二次創作が矢晴にじっくり読まれてしまうのか、それが矢晴の漫画を描きたい気持ちに火をつけちゃったりするのか、とか、そんな日が来る...

テトリス

 矢晴がベッドのなかでぷるぷるしながらテトリスしてたのがかわいい。その体勢でスマホ持ってるとだんだん持てなくなってくるもんね。とか思ったけど、別の要因で震えてたのかしらん? 時間つぶしか思考を逸らすためなのか、なんでもいいけど、矢晴がゲームをできるくらいになったのは良かったなあ、とか思う。音読もだけども、「泣いて耐える」じゃなくて他のことに思考を向けて考えないようにする、みたいな対処はいいんじゃないかなあ、と思える。 そして、本題は、別のテトリス。 【第9話】に出てくるクローゼットの中身と、【第18話】に出てくるクローゼットの中身が、箱の大きさ、配置から全然違ってるのが気になって。 下描きだからそこらへんはテキトーで、後々清書したときにはどちらかに統一される、というわけじゃなくて、この時点で中の配置が意図的なんだとしたら、やっぱり純は「ドタバタ」と、クローゼットでテトリスしてたんじゃなーい? と思えてしまう。 どうなんだろうかな。

スケベ本

 純のペーパーがやたらと乳首推しなおかげで、ざらっと【売れうつ】の乳首出てたシーンを見返してみたり、【第18話】を読み返してみたり。 正座して純の薄い本を音読してるとこで、矢晴の前に広がった本に「スケベ本」ってあって、『THE・肌色』とか『スケベ本』とか細かく面白くてたまらんなあ、という気分。 だんだんとペーパーの文章が解明されていくのも面白く思っていたりする。ペーパーの文章の後半、乳首乳首言い過ぎなせいで、「アンエン読め」とか誰の心にも残らないよ、純。プレゼン大失敗してるよ、純……。という気分にはなる。 純の愛用のスケベ本の傾向としては、豊満な肉体の女子、学園モノ、尻、触手モノ、パンティ、みたいなところなんだろうか。あと乳首? 乳首描きたいのは純か。 20歳過ぎてから人生で初めての乳首トーンは遅咲きかなあ? みたいな気がしてしまうけども。かわいいな、純。 純に性的に襲われるとか思ってた矢晴は、あの夜でそういう疑惑すら払拭してしまったのかしら? というくらいに純のベッドで安らかなのはあったかい電気毛布のおかげなのかなあ、とも思えるけども。「二次元でしか抜いたことがない」という純の言葉と、純の薄い本で、純の性的傾向を把握したのが大きかったりするのかしらん? ここで出てきたのが肌色多めのBL本だったら、余計に危機感をいだきそうではあるけども。 純のスケベ本見た時の矢晴のびっくりした顔とかえらい可愛い。そのまま音読始めたけど、スケベ本とはいえ漫画を読んだ、ということに矢晴は気づいているのかどうか。

音読

 矢晴の音読がかわいくて、楽しくて。 矢晴の口からパンティとか言われちゃうのも楽しいんだけど、純の薄い本、台詞で説明しすぎじゃない? というところもかなり楽しかった。 そもそもこれまで、そんな対処法をしていたのかどうかも疑問ではあるんだけど、「漫画を一切読まない」状態だったから、なにかしら本を音読するという行為を矢晴がしていたとしても、選択肢に漫画が入らないと思っての純の油断はあったような気がしてしまう。 いかに名作といえども漫画なのだから、矢晴が手に取るはずもない、みたいな。 前日に純の漫画を読んだことにより、漫画を読まないというのが解除されたのかしらん? とは思える。だからといって、THE・肌色な薄い本の音読は、純にダメージ大きそうな気もするし、ご褒美にも思える。純の本でなければご褒美かな? 文字情報さえあればいいのなら、地図でもかく語りきでもいいじゃない? なんて思えるけども。ほかにも本はありそうだし。ナウジカを選んだのは、ストーリーを知っているとか、過去に読んだことがあるとかで脳に負荷がかかりにくい、みたいな選択があったのかなあ? ナウジカ読もうと思ったら、えっちな薄い本が大量に、じゃびっくりしちゃうよねえ。何冊入ってたんだろうな、純のオカズ。もともと、自分しか入らない寝室だけどもちょうどいい収納サイズだからとナウジカボックスに入れていたのか、矢晴が寝室に来るから、とカモフラでナウジカボックスに入れたのか、はちょっと気になる。 これからは矢晴の音読用にと、シヴァ・アンバー全巻セットを各所に置いておいてもいいんじゃない? 純。とか思っちゃうんだけど、矢晴は読んでくれるのかしらん?

ぬくぬくでんきもうふ

 フランネルの電気毛布。手触りがやわらかで、電気の力であったかくなって。矢晴が心底幸せそうで、あんなに死にたい死にたい言ってるのが、『生き返る〜〜〜』って言ってるのがほんと、よかったね、矢晴。電気毛布あげた純もえらいね。 とはいえ、電気毛布も使い方を誤ると、矢晴みたいにガリガリで水分量足りなさそうな子は乾燥してしまうのではないかとドキドキしてしまう。ヒートテックなんかも身体の水分使っての発熱機能っぽいから、矢晴が乾燥してしまうと思うと矢晴にはすすめられない。(あんな思考で辛そうな子に乾燥肌のかゆみまで出たら死にたみが増してしまいそう) 外部からの保温によって自律神経が余計にダメになる、と心配されている方もいるから、そこらへんも確かに心配。 私のオススメは蓄熱式の湯たんぽ。お湯の入れ替えとかは必要ないし、だんだん冷めていくから入眠時にはぽかぽかするけど、加熱しすぎないとは思うので。でも、冷たくなっていくのに合わせて矢晴の体温も奪われていったら、“湯冷め”がひどくなりそうな気はしてしまう。 一番いいのは純が人間湯たんぽになることのような気がするけど。矢晴より少し高い体温で、ずっと一定だし。とかなんとか思っても、あのぐるんぐるんと衝撃的な寝相を見ると、純が矢晴を抱きしめたまま朝まで過ごすなんてことは絶対にできそうにない。 いやはや、あの寝相、ほんとやばいわ。あんなに激しくぐるんぐるんしてるのを横に動じない矢晴もすごいけど。あと、いつもの半分のスペースしかないだろうに矢晴を押しのけもせずに回転できる純がすげえ。

アンエン

 純のペーパーの「アンエン」が『Unexpected Encounter』のこととして、純が「読め」と言ったところで その頃には掲載誌が手に入るのかどうか ……とか気になったりする。 翌年には単行本が発行されて、 E・B大賞の審査員特別賞を受賞したり、フランスのコミック賞で部門賞を受賞したりと華々しくはあるので、単行本発売以前から推していた純には先見の明がある、ともいえるのだけども。 純が推してたから地味に人気が出て受賞に繋がったり……? ってことがあるのかどうかは気になる。 とはいえ、純がペーパーに書いたのが何年で、単行本が出たのか何年なのかも正確なところが定かではないから、単行本が出た後のペーパー、ということも考えられるけども、その頃には純はデビューしてるからイベントに出る時間があったかどうか……。年末の授賞式がいつなのかによって、イベントに出ずに授賞式で古印葵にサインをもらうことを優先した可能性もありそうだし……。と考えると、単行本が出る前年に純がペーパーで推してた、というのが自然っぽいかなあ? とは思えるんだけど。 それこそ、「アンエン」って全然別の作品のことかもしれないとかも思ったりはする。さすがにそんなことはないと思うんだけど。 一人で細々と推してた作家の単行本が受賞して、アシスタント先のツテで授賞式に行けることになった純の喜びはいかばかりか、と思うと感無量。 そんな喜んでた矢先に、同じ雑誌でデビューできたのに、古印先生がいなくなっちゃうなんてどれだけ辛かったか……うううう、純……辛いね……。 2022/10/25追記:自分でまとめているデータミスってたのに、気づいたさっき。純がアンエン推してるのは『Unexpected Encounter』が出た翌年になる。 古印葵がいなくなっちゃった空白の3年間、活動してたんだね……、純。えらいね。

汚い思想

 矢晴は純をあの夜に精神的に言葉で殴りつけたと思っていて、さらにその殴りつけたことによる純の反応にいくばくかの快を見出して、『私の苦しみを和らげるアヘンくらいにはなっただろうか?』と考えるものの、その考え自体を「汚い思想」として、さらに自分を苦しめてしまう。 難儀だな、矢晴。 でも、この思考の感じだと、朝に「お互いぶちまけて殴り合わなきゃ」とかなんとかってのは、かなり方便だった気もする。半分本気、半分方便みたいなもんだったかしらん? 誤魔化してるよなあ、って思ったのは、あながち間違いでもなかったっぽく。 【第16話】で『自分より弱そうな人間や見下したい人間を攻撃する人間に!』と言っていたのが、たぶん、純に支配されているように思える現状(衣食住の面倒を見てもらい、純に生かされている)のが嫌で、純と対等になりたいか純より優位に立ちたい気持ちだったんだろうなあとは思うんだけど。古印葵としては純なんか足元にひれ伏す程度に讃えられちゃってるんだけど、それは矢晴じゃないもんな……って感じだったかなあ。 そりゃまあ、そうなんだけど。 だから言葉で殴りつけて、純の優位に立ちたかったみたいな気持ちがありつつ、それを実行すると、攻撃的な自分が嫌いだから苛まれ、と。でも、そうやって考える汚い思想も止まらない。 純が薄い本たちにスライディングしてきたときの風圧がやばくて、むっちゃ珍しく矢晴のおでこが全開になってるのが可愛いなと思いつつ、純に『あ!もしかしてお前が描いたエロ本もあるからそんなに慌ててんの? どれだ! 見せろ!』と悪い顔して笑ってるのを、『つい、汚い心がとびだしてしまった』と考えているところもかわいい。 “汚い思想”ではあんなに苛まれているけど、“汚い心”ではそこまで苛まれはしてない感じ。後者では気の置けない友達同士の遠慮のない感じとか、冗談、みたいなところがあるからかしら? これで、見せることを強要して、無理やり見てたら、苛まれそうな気はする。 【第18話】で矢晴が思い返したのは【第16話】の部分だから、【第17話】の部分については、どんなようなことがあったと認識していて、どんなような感情をお持ちだったのか、ぜひに詳しくお教えくだされ……という気分にはなる。

純のペーパー

 かわいらしいペーパーだこと、とか微笑ましくなっちゃうんだけども。 ペーパーに記載の「コミ95!」がリアルのコミケとリンクする設定になっているのだとしたら、2018年開催の冬コミにはなるのかな。 ざっくりめに年齢だけで作った年表に、作中現在の年も入れ込んでみると、2018年は『終霜』は発売してて、『Unexpected Encounter』は翌年になりそう。とはいえ、『Unexpected Encounter』が表題作、というのなら、読み切り自体は2018年のうちに発表されててもおかしくなさげ。 2022/10/25追記:あらためてデータまとめてるの見直したら、入れ込んだ年数が重複してズレてた! ぜんぜん違うじゃん! 2018年だと、純はすでにシヴァ・アンバーの連載中。その前の年に『Unexpected Encounter』が発行されてて、このイベントのときには、A誌から古印葵はいなくなってる。:追記ここまで ペーパーに記載の「アンエン」=『 Un expected En counter』と考えられるのかな、と思うと、「みんなアンエン〓〓」と判読が難しかったところは「みんなアンエン読め」になるのかな。そもそもそこまでマイナーなのをそんな略称で書いても、なんのこっちゃじゃないのか、純? と思うものの、純の本を買った人にだけ渡すペーパーだから、純の本のどこかには正式タイトルなり書いてあるということになるのかしらん。あと、サイトもやってるっぽいから、そっちで熱烈プレゼンしてたり……? ちゃんとしたプレゼンできるんか、純……? でも、純しかいなかったんだよな、それで活動してるの……。複数ジャンルやってる感じには見えるから別ジャンルはどんどん捌けて、古印葵作品の同人誌はほぼ全部売れ残るみたいなことだったら悲しすぎるんだが……? どうなんだ、純。 そもそも純の同人誌が男性向けなのか女性向けなのか、特にどっち寄りでもなく男女に人気のある大手サークルなのかもわからんが……。わからんな……。 この時、純はデビューする前の年で、牧野先生のところでアシスタントしながら月例賞に応募している頃合いにはなるのかな。元気だな、純。 アシスタント連中が話してた同人時代のタイトルは『隣に越してきた大学生がチョロすぎる』だから、それなりにエロ本っぽくもあり。ただのギャグ本っぽくもあり……。 ペ...

純の仕事

 【第18話】で純が珍しく日付が変わるまで仕事をしていたらしいのだけど、それを矢晴に言われて、純は『ドタバタしててね』と答える。 仕事自体のスケジュールが狂ってしまってどうこう、だと、「バタバタしてる」が適切な言い方になるような気がしなくもなく。敢えて「ドタバタ」というのはなんでかな? とかちょっと気になったり。 とはいえ、言葉としては「ドタドタ」と「バタバタ」が合わさっての「ドタバタ」だから、バタバタを強調しているようにも思えたり。 物理で「ドタバタ」とうるさくしていた、と考えると、仕事に見せかけて矢晴の部屋のクローゼットでテトリスしてたんじゃないのー? と疑ってしまうわけだけど。そして、純は「嘘は言ってない」ってことになるのよ。と、微笑ましく思ったりした。この純の、「嘘は言ってないけど誤魔化してる」のは健在なの、かーわいー。 純の仕事自体は、これまで通りに週刊連載の漫画をフルデジタルで作業しているのだろうと思う。 秋にアニメ化されたけど、アニメ関係の仕事は一応矢晴との同居前には終わっていたらしいことが【第8話】で言及される。 ネームを兼ねた下描きは、5時間でできる。担当には「これ以上ネームを送ってくるな」と言われるくらいにストックが有る。 とはいえ、これ以上〜が1か月分(4〜5本)だったとしても、同居してから思うようにネーム作業の時間がとれなかったりしたら、同居1ヶ月が経った今、ストックはほとんど残っていないことにはなる。 純自身は独りで暮らしていたときには発生していなかった「矢晴の相手をする時間」「矢晴の世話をする時間」が発生しているから、日中の仕事時間を「朝から夕方まで」と決めていたとしても、そのうちの1〜2時間は矢晴の世話に取られてしまって、日々、仕事が蓄積していくことになる。 純の2020年(作中、去年)のカレンダーを見てみると、月〜木、火〜金にラインが引かれていて、これがアシスタントが入る日程なのか、純の実作業の日程なのかの判断はつかないものの、「作業日」として確保しているようには見える。毎週土日に作業は入れず、不定ながら月曜・金曜は漫画の作業は入れずにインタビューや打ち合わせなどを入れているのかな? と思える。 矢晴と同居する以前は、毎週編集部に出向き、数時間の打ち合わせをしていたらしいから、週のうち1日は打ち合わせ、実作業は4日間、土日は休...

 『深夜1時にこんな音の出る作業をしても誰からも苦情がこないんだ! 郊外の戸建てはいいだろう!』って純のテンションがなかなかにやばいな、と思えるんだけども、『私の前の家は隣の部屋の爪切ってる音も聞こえてたなあ』なんていう音の響く壁の薄すぎる矢晴のアパートで、純は夜通しかけてビン缶の音をガッチャガッチャさせーの、ゴミ袋抱えて階段往復しーのと、えらいこと住人から文句言われたんじゃなかろうか……? と思えてしまった。 大丈夫だったんだろうか……? 純の家、郊外の戸建て、ってだけじゃなく、各部屋それなりにしっかり防音になってるんじゃないかなー? って思える。多少騒いでも近隣から苦情が出ないようにの対策してそー。

ドタバタ

 純の言う『ドタバタしててね』の本当のところは、なんなんだろうな。 昼間に原稿できなかったから夜まで、ってのは、この日に限って言えば、「矢晴をいろんな病院に連れて行って検査してたから」を矢晴に負い目を持たせないために誤魔化している、とは思えるんだけど。 矢晴に使わせるための電気毛布をクローゼットの中に仕込んでたからドタバタしてた、とも考えられる。 純の部屋の場所を考えるに、矢晴の部屋ともっとも離れた場所にあるわけだし、それなりに音を出して荷物ごっそり入れ替えてても、純の寝室にいる矢晴には気づかれそうにないし。仕込み中に矢晴に見咎められても、「1年前に買ったはずの電気毛布探してた」って言い訳できるわけだし。 どっちでも、真相知ったら矢晴が気に病みそうな気がするーー。

14ページは一際薄い

 こんなに短いのに、こんなに充実しているなんて! と感動を新たにしつつ。 かわいいんだ、矢晴がほんわかあったかくて気持ちよさそうで。 最初に純のベッドで寝てた時は、ダウン着込んで指ぬきの手袋しててと完全防寒仕様だったけど、電気毛布使うときにはダウンは脱いで裸足だし。 純のペーパーは「〜〜になら抱かれたい」とか書かれてて、純は受け願望が……? とドキドキもするし、純が一人寂しくマイナーな古印葵で二次創作してたらしいのも垣間見え。 純が仕事が押してそうな雰囲気もあり、それは矢晴が原因では……と思えたりするけども、そんなことは言わない感じの純の今後の仕事具合が心配にもなりつつ。実は仕事なんてしてなくて、矢晴の部屋のクローゼットでテトリスしてたんじゃないの……? とか訝しんだりもする。 今回の矢晴は純を性的に意識してるような雰囲気はまったくなくて、昨夜のアレソレに苛まれそうになってたくらいしか鬱々とした感じはなかったけども、それも衝撃の薄い本たちと風紀委員長に吹き飛ばされて、純の慌てっぷりには「ケケッ」とからかったりもして、あの夜を越えて、純に本気で遠慮も恐怖もなくなってるらしいのが、あの夜、あの後いったいナニがあったんだ! って気はするけど、あの様子だと、性的なアレソレはなかったんだな……と確信できてしまいそうな気がするから、正解が欲しい。

ほのぼの回

 ふんわり、ぽかぽかするような、ほのぼの回。 これまでのほのぼの回は、【第8話 零・クッション】で、今回は【第18話 清涼剤・フランネル】。短めなのも同じ系統、と思えるわけだけど。 あんまり、ふんわかぽかぽかと心温まると、次の話が怖くなるんだが……、とドキドキし始めてしまう。素直に、心温めておけばいいものを、自分……。 とはいえ、【第8話】ではラストの蟲が若干の不穏を掻き立てたけども、【第18話】では蟲も出てこず、矢晴は純のベッドで寝ることになんの抵抗もなさそうで、それはもう、矢晴は幸せそうに宇宙を漂っていて、読後はとてもさわやかなのよね。 とはいえ、『今日は誤魔化せた』というあたりに、じゃあ明日は……? とドキドキがぶり返し……。 そういえば、矢晴が冒頭でやってたテトリスはがったがたでもうすぐゲームオーバーって感じだったけど、純のクローゼットのテトリスは上手すぎだーね。

今回は

 今回の更新は、待ち構えてた土曜昼じゃなくての日曜昼だもんだから、まだそこまで気づいている人もいなくて、トレンド入りするほどの盛り上がりもない感じで、ついった追うのものんびりした感じだなあ、と、本編と合わせて、ほんわかした気分になっている。 だいたいトレンド入りする語が「うつ病漫画家」になるもんだから、「うつ病漫画家といえば〜」って違う漫画家上げてたりするのが目につくのが、実のところ、うっとうしいんだ、これが、とは毎度思っている。 それはまあいいとしても、読みもせずに批判めいたことを言う人も少なからず湧いてくるし。話題になっているからと乗っかってくる輩とかはいらんのよ、って気分にはなるからトレンド入りしない穏やかな更新日になって良かったなあ、と思っていたりする。

電気毛布

 純のことだから、もっと値段の張るものを買い付けて矢晴にたしなめられたり遠慮されたりするんじゃないかと思ったけども、「去年買って使ってない電気毛布」は矢晴からしても遠慮するようなものじゃない、むしろ使ってないなんてもったいないからありがたく使わせてもらおう、みたいな代物だなあ、と。それすらも純の仕込み(新しく買ってきて、矢晴が見てない間にクローゼットに仕舞っておいた)だったら、コイツやべえな、とか思ったりするけど、どうなんだろうな。 サイズ的には、ひざ掛けにもなりそうな感じの小さめな感じだから、140×80センチみたいなとこかな。 「ぬくぬくでんきもうふ」という商品名がかわいらしい。 純なら、一人でクローゼットから探し出してきて、これ使って〜って渡しそうでもあるけれど、こうやって手伝わせることで矢晴に少しでも運動を、だったりするのかな? とか思えたりする。 矢晴の“湯冷め”がこれで出なくなるといいけども、なかなかそうもいかないんだろうな、という予感。

純の部屋

 ベッドとクローゼットの間がもうちょい狭い気がしてたけど、案外広いな、と思ったり、ベッドとクローゼットの間にゴミ箱があるのか、と思ったり。 今回、扉の開きが内開きになってる気がするんだけど、どっちが正解だろうかな、と気になったり。 あの夜、純は反省して別の部屋で寝るとか言ったけど、結局同じ部屋で寝て、翌日も同じ部屋で寝ることになったのね。 あらすじで『色々あった後、色々あったのに いまだに上薗純のベッドで寝ている』という色々がとてもとても気になるけども。純のベッドで寝るのが矢晴の普通になったのか、まだ自分のベッドが使えないから仕方なくなのか気になりつつ。 純の部屋のベッドで寝てて、純が来るまで起きてるつもりでゲームしてたのか、どうせ眠れないから起きてたのかとか気になったりもする。

薄い本

 ナウジカボックスにカモフラージュされていた純の薄い本たち。 これがオカズなのかどうかがとても気になるんだけども、ごくふつうの面妖本だなあ、というところで、一応純の性対象も二次元とは言え女性なのかなあ、と思うと、矢晴も純もそれぞれ、恋愛なり性愛の対象は、女性、なのだな、と。 矢晴が選んで音読してたのは、学園モノだったけども、2冊くらい、触手モノが見えるような。触手なのかタコなのか、という感じもあるが。 矢晴が誘惑してた時のイメージがタコなのは、純がそういうの好きだからなのね!? とワクワクしちゃう。 見た感じ、表紙の尻率が高いし、豊満な肉体系でもある感じで、そりゃあ、矢晴のがりがり具合には食指は動かんかもしれないな、とちょっと残念に思ってみたり。いやはやそもそも三次元は対象外らしいから……。うん。 矢晴が手に取った風紀委員長の本の隣にあった薄い本は、ぱっと見そこまで肌色率が高くなさそうな表紙に見えたりするから、これが純の描いた同人誌だったりするかな、ドキドキ。 自分以外に古印葵作品で描く人いないし、純にとっては最高に抜ける作品に仕上がってるからオカズ集のなかに入れてあったとかだったり……? とか妄想しちゃうわ。 あの謝り方は、絶対、そんな感じだもんな。二次創作してる元作品の作家さん御本人に謝ってるふうで。矢晴が気づいてなくて良かったのか悪かったのか。気づかれなくて良かったんだろうな、うん。 でもなんだ、二次元で抜く、発言にも少なからずがっかりしたけど、オカズらしき現物が出てくるとまたちょっと、がっかりしちゃうな。純の人となりが見えてうれしいけど、好みの加減が、矢晴本人からかけ離れてるから。 好みとか理想と実際に付き合ったりする人が乖離してるのはよくあることだから、そのうち、これから。うんうん。

クローゼット

 【第9話】で矢晴の部屋のクローゼットの説明をしていた純は『矢晴さんの部屋は物置にしてた客室でして』『クローゼットがすでにモノでギチギチですみません』と言い、通販で買ったまま開けてない、高圧洗浄機とダインソのなにかと筋トレグッズとスチーム系調理器具と電気調理鍋的なものがそれぞれ3、4個などと言っていた。 【第18話】では1年前に買った電気毛布を探すために、クローゼットの中身を出しまくっている。フライパンやらドライヤーやら、それぞれ数個出てくるし、うるおいドライヤーと同じ箱にシェーバーも見え、それぞれの家電を開けてないというよりも、複数なにかを買って同梱されて届いた箱を開けもせずに詰め込んでいるだけじゃないか……と思うと、純は金が湯水のようにわいてくる生活になってしまったばかりに「買う」という行為のみに快楽を見出し、買ったものには興味のない買い物依存症的な感じに見えてしまうのだけど、どうなんだ……、とドキドキしてくる。 でも、日付が変わるまで仕事してたらしいおかしなテンションの純を見てると、深夜テンションで通販かまして、届いたときには興味がないとか今は使わないとか普通にありそうには思える。 ほんとに物置にしてたからクローゼットがギチギチであったのか、矢晴を部屋に住まわせるのに自殺防止でクローゼットを埋めていたのか、それもよくわかんなくなっちゃったな、という気分。 電気毛布使ってる矢晴はほんと幸せそうでかわいいけども。 あれだけ物を出しまくった矢晴の部屋、そのまますぐに箱を戻したとも思えないから、しばらくそのまま出しっぱなしなら、矢晴の部屋を今後も使えない理由(純の寝室で寝る理由)にはなるなあ、とニマニマする。

今日はなんにち

 12月11日が同居1ヶ月目当日。あの夜。 ということで、 12月10日に矢晴は純の長通話を階段で聞き続けて、酒飲んで。 12月11日に矢晴は朝起きなくて昼まで寝かせてもらって粗相して、風呂入れられて散歩して、夜に純の寝室で一緒に寝ようとしてあの顛末。 12月12日に朝、ルーフバルコニーでまったりして、その後いろんな病院に行って検査してもらって、夜に矢晴は純のベッドでテトリスして、「昨晩――」と思い出して苛まれ、純の薄い本音読して、日付が変わって。 12月13日に純は仕事を終えて寝室に入り、矢晴が音読してるのを見つけて焦って、午前1時に矢晴の部屋のミチミチクローゼットから電気毛布を探し、午前1時54分に就寝。 ということになるはずなんだけど。 去年の純の夏のカレンダーを見ると、だいたい週末(土日)は仕事してなさそうな雰囲気があるけど、今は土曜だろうが日曜だろうが仕事してるのか……? という感じがある。 ふだんは夕方には仕事終わらせて、ジョギング行って、夜はまったり過ごす、感じなのかなあ、と思えるけど、今日(日曜日)は深夜まで仕事してたのが珍しい。 もともと、夜更しや徹夜してたら漫画描けない、って言ってる子だから、こんな時間まで仕事してたは、それはそれは珍しいけども。いやあ、今日の昼間は矢晴の病院でつぶれてるじゃないか、とは思えるね。だから、矢晴になんでこんな時間まで、と聞かれても正直に答えられそうにないなと思うけど。 あと、本当に仕事だったのか……? という疑惑も持ってみたり。 アシスタントに渡せる状態にまで原稿描いといて、あとよろしくーって時間を作ろうとしてる感じもあるはある。 でも、こんな風に深夜まで純が仕事に追われてたりすると、だんだんイライラしてくるんじゃないのか……? みたいな。ふたりの関係が荒んできそうな気もして、ハラハラしてくる。

日付が変わるまで

 純が珍しく日付が変わるまで仕事をしていて。前髪しばってて、ジャージだし、とか思うと、お風呂も入らず仕事してたかな? という感じはある。 日付が変わるまで仕事してて、午前1時に矢晴の部屋のクローゼットからドンガラガッシャンといろいろ出して、午前2時の少し前にベッドに入っているのだから、毛布見つけたのがクローゼット開け始めてから20分くらい経ってたとしても、ベッドに入るまでに30分くらいはありそうだから、シャワーなりしてパジャマに着替えて、ベッドに入ってすぐに眠れてしまったのかな。 夕方には仕事を終えてる人間が、日付変わるまで仕事してて、それを聞かれて『ドタバタしててね』と言う表情が見えないのが不穏だけど、「昼間は矢晴の病院に行ってたから仕事にならなかった」ということかもしれないし、年末進行で忙しいってだけかもしれないし。矢晴の病院で、が理由なら、それを矢晴には言えないし言いたくもないだろうから、ドタバタしててね、と流しちゃうかな。 矢晴の病院通いや話し相手の時間を考えると、純の仕事の時間とかもいろいろ変わってくるよねえ、とは思う。 ただ、夜の矢晴が不安になる時間に仕事部屋にこもって矢晴をひとりにしてしまうのも、ちょっと気になっちゃうな、と思ったりするけど。これまで矢晴は夜にひとりで自室で寝てたんだから、ひとりがどうとか関係なかったわ、みたいな気にもなる。

忘年会

 純がミチミチクローゼットからいろいろ物を出して、矢晴用にと電気毛布を探してたときに、『忘年会の景品にするか〜』って言ってるから、純は「ビンゴかなにかで景品を出すような忘年会をしている」と思えるんだけども。 以前に、二次創作で「望海組の忘年会〜」とか書いたことあるけど、ほんとにやってそうな感じがして、ニンマリしてしまう。ふふ。 けど、今年やるのかしらね? そもそも自宅でやってるのかどうかもわかんないけど、矢晴がいるからどっか別に会場借りて、とかでも矢晴を家で留守番させることになるわけだし。 純はどこでどんな忘年会するんだろうかな。

病院

 純はちゃんとあの夜に『明日内科で検査してもらおう』って言ったの実行して、矢晴を病院に連れて行ったの、えらいわぁ。 『色んな病院でめちゃくちゃ検査した』ってのが、えらいこと疲れちゃいそうな感じだけど、純は元気で、矢晴はげんなりくしゃくしゃの顔してて、かわいいったらありゃしない。検査されるのは矢晴なんだから、連れ回すだけの純はそりゃあ元気よね。 これから矢晴はどんな運動をさせられるんだろう……? とドキドキするけど、純と昼間にストレッチするとか、散歩するとか、純が率先して矢晴を運動させようとする気がするんだけど。 『またなにかあったらすぐ病院行こうね〜』って純の言葉が、ちゃんとしてて頼もしいようにも思えるんだけど、矢晴が大変なことしでかしてすぐ病院のお世話になってしまうのでは……的な不安を勝手に掻き立てられもしてしまう。 こんなにほんわかムードの話なのに、先の話との落差を考えてしまって……うううう。

プリン

純の髪が、けっこうなプリンになってるな、と思って。 こうやって髪を染めたり脱色したりしてる人はどんな頻度でメンテナンスしてるのかは知らないけども、矢晴と同居してからの純は美容院にも行ってない、という感じがする。 最後に美容院行って整えたのは、矢晴に会う直前だったりするかな? と思うと、1ヶ月とちょっとくらい。調べた感じでは、だいたい1ヶ月半くらいで染め直したりするらしいから、まだ行く感じじゃなくて、これから、だったりするのかなー。

黒歴史同人誌

 純の寝室の、本棚に置かれたナウジカボックスが薄い本入れになっているのもえらいかわいい。 純の焦り方とか見ると、成年向け薄い本が見つかったことにはまったく焦りはなさそうだから、やっぱりあの中に「純が描いた古印葵作品の同人誌」が入ってそうな感じはある。それが見つかったと思っての焦り方、な気はするんだけど。 それにしても、純のオカズであろうか、薄い本たち。そういう傾向なのか。オカズなのか、実は全部純が描いた本だったりするのかもしれないけど。どうなんだろうな。 ぺらっと落ちたペーパーが、なんだか文章の書き方とか、えらい古い時代の同人ペーパーな雰囲気があって、純の同人時代ってそんな感じだったのかな。これが純のペーパーとは限らんが、いや、たぶん純のだろうけども。 矢晴が『あ!もしかしてお前が描いたエロ本もあるからそんなに慌ててんの?』『どれだ! 見せろ!』『ケケッ』って矢晴が遠慮がなくなってて、えらいかわいい。その後『つい、汚い心がとびだしてしまった』って思ってるのもかわいい。なんか、矢晴は同人誌とかに興味なく漫画家になったような気がしてたけど、それなりに同人誌嗜んでたのかな。 純が矢晴が薄い本広げてるのに焦って飛び込んでた時の『本当ごめんけどオタク心がさその私以外誰もいなくてその、あーごめん』って言い方は、やっぱり古印葵作品の同人誌描いてたっぽさはあるんだけど、そう考えると「私以外誰もいなくて」がすげー切なく感じてしまう。 矢晴には、たぶんエロ本隠しててごめん、オタクだから、この寝室私しかいない部屋のはずだから、的には聞こえてたんだろうな、と思うんだけど。 純の同人誌、気になるなあ。

だい18わ!!

 きゃーーーー! きたーーー! ないだろうけどさーって、作者さんのついった更新したら、告知あって! えーーーー! って焦りながら、枠取りしつつで再読み込み終わるの待って、きゃーーー! あったー! って大喜びで読んできた。1時間前に更新、日曜なのに、ひゃーーーー! かわいい回。 いやほんと、ボックスにカモフラージュする純もかわいすぎた。かわいい。 【第18話 清涼剤・フランネル】 14ページと少ないものの、純と矢晴のほのぼのライフ再来、って感じでかわいい、かわいい。 表紙のくちゃくちゃの顔の矢晴がかわいいし。 あの1ヶ月目の夜、を「昨晩」というから、12月12日の夜、ということでいいのかな。昼間は病院に行っていろいろ検査されて、『運動しろって話だったね』ということで。 ベッドのなかでもスマホでゲームできる程度に回復してるのいいじゃーん。プルプルしてるのかわいいーー。 『昨晩――あいつを精神的に殴った時のあいつの顔は』『私の苦痛を和らげるアヘンくらいにはなっただろうか?』って考えて、その思考にショックを受けて苦しみ始める矢晴。やっぱり、あの“喧嘩”はお互いさらけ出して、ってよりは、矢晴が純を苦しめたかった、その顔を見て気を晴らしたかった、みたいなとこあったんだなあ、と思える。ただやっぱりそれをやったら、矢晴が苛まれるんだよな、ってのがこれまた。 『無心になるため適当な本の文字を声に出す』のはこれまで(同居始めてからの1ヶ月間)どうしてたんだろう……? と気になりつつ。ナウジカのボックスから出てきたのが成年向けの『THE・肌色』ってのがたまらん、かわいい。 純のオカズってことでいいんかな。純、そういう傾向だったんだな、二次元。ぺらっと落ちたペーパーはぼんやりと文字は読めそうだから後で書き起こしてみよう……。(ドラゴソボール育ちだから とか読める気はする。)ペーパーに描かれてる絵がふんわり、純の自画像か……? みたいな気分になったから、これ、純の同人時代の黒歴史うんちゃらだったら、純が好きなキャラで、その好きなキャラの容姿に寄せた今、みたいには思えちゃうな。 矢晴が薄い本広げてるの見て焦りまくる純がかわいくてかわいくて。でも純の焦り方と矢晴の反応と、矢晴の反応を見た純の感じとで考え合わせると、純の描いた古印葵作品の同人誌も混ざってそうな感じがする、かな? 気になるな...

切れた縄

 昨日、チャットで一人でだらだらしゃべりつつ、読み返しつつってやってて、やっぱりここよねえ、って気分になったのが、【第13話】の切れた縄のとこなんだけども。 純は、矢晴には『描けとは言いません』とか『漫画にならなくてもいい』とは言うけども、心の底では、古印葵の新作を望んでいる感じはある。そして、純自身はどうがんばっても『古印葵を紡げない』。だから、矢晴に「自分は今後描く気はないけど、お前に全部やる」とか言われても突っぱねるしかないような。 矢晴は純にすべてを差し出す気分で言ったのに、純に突っぱねられた、拒絶された、と感じたりしたのかもしれない。あと、純の言い方では、やっぱり生きることを強要してる感じはあり。生き続けて矢晴の世界を表出しろ、みたいに言われてる感じもするわけで。 んでも、矢晴が『全部お前にやる』って言ったときのいやらしー顔とか考えると、「お前に託す」って感じは全然しなくて、純の古印葵への気持ちを利用しようとしてるようにしか見えないから、純に突っぱねられてざまあ、って気分には。 純自身は、生涯添い遂げるつもりがあるんだろうから、矢晴を死なせるつもりもなくて、と思うと、切れた縄が象徴するのは純の矢晴を死なせない気持ちなのかなあ、とも思ったりするし。 矢晴はもう漫画が描けない、自分のなかの世界を表現する術がないから純に託すよ、ってつもりで言ったら、純に「表現することを諦めることを許さない」と言われたような感じだから、そこらへんで考えると“断絶”には見える、かなあ、とは思う。 いまのところ、このシーンに関連してなにかしらの解が示されてないと思うから、これからじゃないかなあ、と思うんだけど。 矢晴ったらここで純がちょっと声を荒らげたのを、純の攻撃性が自分に対して牙を剥いた、とは思ってなさそう。「漫画にならなくていい」って言われたことを「矢晴のままでいい」って言われたと解釈してたらいいな、と思ったりする。けど、同居1ヶ月目の夜の顛末を思い出すと、そんなことはないような気がする。 結局、矢晴が同居1年後には漫画を描いてるわけだから、矢晴が矢晴の世界を表現するのに漫画にする、という純歓喜な瞬間が訪れるのはいつかしら……? 何話先なんだろう……。どきどきわくわく。

他力本願

 純が矢晴を助けたいと思ったり祈ったりする心は、阿弥陀仏が衆生を救いたいと願う他力本願と同じようなものなのだなあ、とふわっと考えた。 とはいえ、純は不特定多数の衆生を助けたいわけではなくて、矢晴限定、もしくは自分の好きな人限定だから、「排他的で残酷になる」とあまり考えたくない事柄になってしまうのかな、と思う。 矢晴にとっては、純に助けられる唯一の存在になっていることが、純の下心を疑う状況になるんだろうけども、【第12話】で純が好きな人を集めて暮らすのが夢と話してるときに『きっと私みたいなのが家にたくさんいたら純が話を聞いてくれる時間はなくなるのだろうな』と、純と一緒にいたい気持ちとか純を独占したい気持ちがわいてきてて。 純がなんで矢晴を家に住まわせてるのかを確認したかったのが同居1ヶ月目の夜になるのだろうけども。 【第17話】で『私は君を見捨てない』って純の言質とれたのが矢晴にとって一番の収穫であろうかな、と思う。けども、純を独占できる特別な関係になれたわけでもないんだよなあ、みたいには思う。 お前たちの関係は結局のところなんなんだ。気になる! 純にとっても、生涯一緒にいられる相手、としての特別な関係を望んでいる気はするんだけども。でも、ここで“恋人”関係になったとしても、純の欲情問題がどうなるかによって、矢晴は性的な接触がないことに不満を持ちそうな、気もするんだけど、矢晴は襲われたくない子だからないほうがいいのかもしれないし、襲いたい子なのかもしれないし。わかんないな、矢晴も。 と、変なところに向かったまま終わる。

チャット

 簡易な 匿名チャット をつけました。 売れうつファン同士の交流とか、感想合戦とか、壁打ち的なシャウトとか、好きなように使ってくださいませ。 左上の設定から表示する名前(ニックネーム)を設定できます。それ以外の登録作業はありません。 荒れない限りは設置したままにしようと思います。 土曜日の更新祈願に金曜(2022/10/21)夜あたりに「振り返り感想会」みたいなことをやってみたいかなと思いつつ、その時間に起きてるかどうかも怪しいので時間指定が難しく。うううん。好きに集まって盛り上がってくれてたらいいなと思ってみたり。どうぞよしなに。 あと、コメントありがとうございます。楽しんでいただけているようで幸いです。【売れうつ】の更新間隔がわりと長めになってきているなか、待機中のお供になれているのはうれしいです。

L字ソファーの謎

 毎度読みながら、間取りを考えながら、ずっとL字ソファーのことが気になっている。 リビングのソファーはクッションのある2〜3人掛けのソファーに、背もたれのないソファーというのか大きめのオットマンというのか。組み合わせればL字ソファーになるだろうけど、背もたれの具合が合わない。 ちょいちょいでリビングのクッションのあるソファーがL字ソファーに入れ替わっていたりするので、それもまた、気になるポイントではある。 窓と一緒に映る場面では、コタツとキッチンの間の空間にありそうな雰囲気はあるのだけど、それだと、矢晴がテレビの前を通ってL字ソファーに行く、という動線がおかしくなってしまう。 テレビの前を通って、ならコタツの向こう側、小上がりの和室のところの壁際くらいになるかしら? とは思うのだけど。 画面的に省略されていたのかもしれないな、とは思うものの、L字ソファーの前にガラステーブルがあるのかないのか、も気になるポイント。

■【売れうつ】の二次創作(36)(小説)

 なかなか次の話が来ないので、こんなエピソードあったらいいなーと、ほのぼの系をひとつ。 純は矢晴がお医者にほめられたお祝いにケーキ買おうとか言う子だから、こまごまとなんとか記念とかでお祝いごとにしたりしそうかなー。してたらかわいいな〜。 ■

70日

 前回更新から今日で70日。本業コミックスの発売まであと数日。 というあたりで、今日あたり更新来るかな? どうかな? と期待しちゃうんだけども、どうだろう。どきどきわくわく。 前々回から前回までが84日だったので、同じ程度になるとすれば2週間後にはなってしまうし、最長と並ぶか超えるのだとしたらあと1ヶ月は来ないかも、とも思えるんだけど。来るかなー、来ないかなー。 以前から設置しているアンケートが、9件の回答数からしばらく動いてなかったけれど、こないだ1件増えていた。回答ありがとう! しばらく同率で数話並んでいたのが、1つ飛び出した。そのうちまたアンケートでの得票数の多いエピソードを改めて感想を書く、みたいなことをしたいと思う。

季節と衣服

 純と矢晴は秋の終わりに出会い、冬の始まりに同居生活を開始した。 季節の分かれ目の基準は、二十四節気となる模様。 同居1ヶ月目は12月11日と純の寝室の時計の表示にあったので、大雪の時期になる。純の住んでいる地域でそんなに雪が降るものだろうか……? という疑問はあるが、雪が降ってもおかしくない季節。 同居を開始した当初から矢晴は家のなかで綿入れを着ている。同居開始前から純の家ではコタツが出ている。 同居1ヶ月目の矢晴は散歩に出かけるのに自前のジャンバーは寒そうだけどもあたたかそうなニットの帽子を被っているし、純はファー付きのあたたかそうなアウターを着ている。 早朝のルーフバルコニーではふたりともあたたかそうなアウターを着ている、矢晴は前夜に“湯冷め”の予防に着ていたダウンなのだろうか。 矢晴が1年以上前、A誌に戻って連載を開始した頃は、矢晴はパーカーを着ていて、新担当の菊池さんも長袖なので、春先〜夏前の涼しい時期かな? と思われる。連載を終了させて本格的に体を壊し始めた時期は夏のようで、部屋の中では半袖にハーフパンツで薬の過剰摂取をしている。(ついでにこのあたりの描写を見るに、矢晴は連載を終わらせた後に一度引っ越している気がする。) 同居開始の1年と少し前の夏。純は半袖の部屋着(Hey やぎ)でA誌に載った古印葵の作品を読んで愕然としている。(ここの格子窓の向こうにベランダっぽい柵が見える。ここが仕事場なら仕事場にはベランダがあるということにはなるが。ついでにこの窓、フランス窓っぽいなと思う。)その少し後が、純のカレンダーでは2020年の7月13日の月曜日。ブックワインのインタビューを受けている純も付き添いの担当も半袖。 純がアシスタントとのグループトークを退会したのも夏。純は前髪をゴムでまとめ、半袖を着て仕事をしている。これがインタビューを受けた少し後の夏なのか、1年後の夏なのかは定かではない。 純が15巻の献本を受け取り、菊池さんの持っている案件に古印葵を推薦した日は秋頃。純はシャツにニットにジャケットを着ているけども、担当は長袖をまくっているのかどうか7分丈っぽく腕を露出している。菊池さんはブラウスにスカート、厚手のタイツという感じがするので、それなりに寒い時期になるのかな? とは思える。 この純の打ち合わせの日からどれくらいで矢晴が編集部に呼ばれたの...

間取りを考えるパート8(ひとまず完)

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 純の家の間取りとしてどこがどう違うのかが気になるけども、どうにかこうにか、本編から読み取るに、こんな感じではあるまいか、という私なりの研究結果としてここに記す。 (北) (南) 部屋の広さの基準として、【第8話】にて、小上がりの和室に畳が6枚ある、というあたりから、本編で見た感じになるようにそれぞれの部屋のサイズを割り当てていったので、実はかなりアバウトではある。あくまでも“ただのファンが考えた純の家の間取り”であるので、正解を待ちたい。 【第8話】の小上がりの和室の畳の並び方もコマによって違っているため、本当に6畳間としていいのか……? という疑問もある。板間部分も含めると、実は8畳になるんだろうかなあ……とかも考えるけども、ここでは板間部分を狭めにした。 あと、本編に出てきていない部分や設備もあったらいいな、とか、こんなだったらいいな、という気持ちで入れている。 本編で見える部分は、 小上がりの和室からキッチンまでの広いLDK部分(和室の窓は西向き) 矢晴の部屋 洗面所〜お風呂 矢晴がお酒を探して荒した部屋と隣の和室 ルーフバルコニー 純の寝室 純の仕事部屋 階段と玄関 ガレージ 温室 トイレ前 ということになる。矢晴の部屋の真上がルーフバルコニーで、矢晴の部屋の隣にガレージがある。 【第12話】で階段と玄関が映る。玄関からすぐの扉がダイニングにつながるのだが、本編で見る限りでは玄関からダイニングへの距離はかなり短い。のだけど、それに合わせると、トイレのドアと階段横の扉とが開いたときにぶつかってしまうので、上図ではそれを避けるように配置している。 リビングのこたつのところに窓があるが、厚い壁に対してつけられた窓のようで、上図では出窓として表現しているが、出窓ではない。なので、純の家は南側にもう少しだけ大きいと思われる。南側にかなり厚い壁がある、ということは夏の日差しに対して断熱効果が高いのかな? と思える。 純の寝室は、1面が窓、窓のある壁につながる1面がドア、ドアのある1面につながる1面が収納(ドアから入って右手が窓、左手が収納)、ドアの正面は壁、という条件があるため、窓は、北か西のどちらかになる(東はルーフバルコニーがあるため)。上図では、純の寝室の窓は北向きになるようにした。西日に対しても断熱効果が高い壁であるなら、純の寝室はどの季節でも過ごしや...

 今朝、夢の中で遠くスクロールする漫画が数ページ進んだところで「売れうつ!?」と飛び起きてしまい……。とても残念な気分にはなった。画面が遠くて絵が詳細に見えなかったのだけど、扉ページは仲良くソファーに座る純と矢晴の姿だった印象。もっとちゃんと読みたかったーーー! と思うけども、夢の中でまともに読めたことはないんだよねえ。そろそろ更新の啓示だったらいいなとか思いつつ。 作中の今は、同居1ヶ月が過ぎた朝。ふたりは朝食前にルーフバルコニーで温かいものを飲みながら語らい、矢晴の気持ちが前向きになったように見受けられるのだけど、純にとってはどうだったんだろうかな? と思える。 純曰くなのに、純の気持ちがわからない。というのは、わりと毎度のことのような気がするけども。 矢晴にとってはこの同居1ヶ月目の夜から翌朝ってかなり重大事な気がするんだけど、純にとってはどうだったんだろうかな? 矢晴が純のことを好きになってるって確認できた嬉しい記念日になってたりするんだろうかしら? 【第13話】で『……けど素面のあの人馴れ馴れしい人間がすんごい苦手そう…』とスキンシップも難しいかも的に考えてたのが、矢晴のほうから肩を抱くって行動に出てきたんだから嬉しかったよねえ、純。 と、台詞確認しに行って、純がネットで調べたり考えたりしてるところを見て、矢晴自身の純への気持ちが、ただのオキシトシン効果によるオスの交尾行動がどうちゃらのただの反射みたいなもので、純に恋してたわけじゃない、とかだったりするのかなー? という疑問が浮かんだ。 ここの純の、下を見る感じの表情と挟まれる父親とその友人のカットが、【第15話】で純が話したことを踏まえると、どんな感情のどんな表情なんだよ、って気になる。父親とその友人が仲良しで親しい間柄、ってのは確実に純も把握してるんだろうけど、【第15話】の純の話だと、純はその友人のことを子供心に嘘つきだと思ってそうなんだもん……。 話がそれた。 この朝のふたりの雰囲気からは、あの後しっかり何かしらあった、ようにも思えるし、何もなかった、ようにも思える。朝チュンやら夜明けのコーヒーなんかは、「ナニかがあった」ことを暗示しているようには思うんだけどもさ。思うんだけどもさ。 詳細に語ってくれまいか……。

矢晴の部屋

 こっちのサイトは自分にはいまいち調整しにくくて 矢晴の部屋 を作って力尽きたけども、それなりにいい感じにはできてる。 配置できる家具にテラスベッドはないからダブルベッド置いてるけども。サイズ的にはちょうどいいんよね。 3D表示にするのに玄関が絶対に必要だから玄関つくってある。廊下を歩いて矢晴の部屋に入れる。クローゼットも開けれるんだけど、荷物でぎちぎちにしたかったけど、そんなアイテムはなかった。 矢晴は同居1ヶ月目の前日に焼酎買ってきて飲んだけど、酔っ払って寝ちゃったんだろうから、いつボトルを外に捨てたんだろうかな? というのは気になる。朝起こしに来た純を追い払った後かしら? 夜のうちに飲み終わって、そのまま窓からぽいかしら? わりと、純にバレないようにしよう、って感じの行動ではないのがかわいい。

純の部屋

 インテリアのお店のサイトで部屋が作れたので、とりあえず 純の寝室 を作ってみた。 このサイトも部屋を作るのはかなり簡単でサクサク動く。お店の商品を選んで配置できるからかなりリアルな感じの部屋になる。すごい。 ベッドはクイーンサイズだから、純のベッドにしてはかなり小さいけども、部屋の雰囲気だけ。楽しい。 純は大きな柄の入った壁紙を1面にだけで、ほかの3面は無地なのかな。何色なのか気になる。部屋全体何色なんだろうな、ほんと。 部屋の隅にあるスツールっぽいものとクッションぽいものとマットはストレッチ用とかだったりするのかな? 入口入ってすぐの小さな本棚に古印葵のコミックス並んでるのがやっぱりいいよねえ。普段はベッドサイドに置かれてたりするかしらん? 今日は矢晴が寝室に来るからってんで久しぶりに棚に戻したとかだったらかわいいな、とか思う。

隙間を埋めて辻褄を合わせる

 という考え方で、二次創作したり、間取りを考えたりしている。隙間を埋めるためには確実な部分を把握しなければならないので、いろいろとデータをまとめたりする。 物語の作り方としては、後から詳細に描写するためにあえてぼんやりと描く部分とか明かさない部分だとか、必要がないから描写しない部分だとかがあるだろうなと思うのだけども。そういう隙間を埋めるのが好き。 純は台詞が多くて野暮ったい、と自作について思ってるのは、言葉で全部説明してしまう性質があるのだろうなと思える。読者に考える余地を与えないというのか、読まれたいように読んでもらえるように全部言っちゃう感じというのか。 そういう性質かな? と思うと、純は人(読者)を信用してないよな、とは思う。けども、そういう“わかりやすい”漫画が売れる、という分析から敢えて台詞で全部説明する傾向の漫画を描いている可能性もある。 純自身は言葉で説明する漫画を描いてしまうけど、本当は古印葵みたいに絵で物語を魅せる漫画が描きたい、理想、ということになるのだろうなあ。 矢晴は、読者への信頼があるというのか、読み方は人それぞれの解釈に任せている感じのある作風な気はする。 ぼちぼち矢晴が漫画を描くことに前向きになりそうだから、漫画談義増えるかなー。増えるといいなー。純が矢晴から手ほどき受けるのとか、見たーい。

好きすぎてパート19

 とりあえず間取り完成にしたから、別のサイトで作ろうと思ったけども、微妙なサイズ調整がきびしくて、ざっくりめで矢晴の部屋を作っただけで力尽き……。 3D表示で部屋のなかぐるぐると天井まで見れて、ドアやクローゼットも開けれてすごく楽しいけども、作りにくい……。ちょっと悔しい。たぶんスペック的に純の家全部作れないんじゃないかと思うし。断念。 間取り作れるスマホアプリとかもいろいろ試したけども、とにかく作りにくく……、慣れればそこそこいけるのかもしれないけども……、そこまでの堪え性がない。 ここずっと間取り作ってたサイトはすごく簡単だった。部屋の移動も組み換えもラクラクで。ただときどき3D表示でぐるぐる見続けてると自分の機械のスペックが足りない感じで暗転しちゃうんだけども。そこだけはちょっと困った。 間取りを一応完成にしたけど、やっぱり玄関ポーチが奥まり過ぎかなあ……と思ったりするので、もうちょい考えたい感じではある。純の部屋とベランダでポーチに屋根つける感じにはなるんだけど。別のサイトだと家の外観から見れるから、そっちで見た目確認したかった……気持ち。 間取り作ってテキトーに部屋割ったけど、「純の家広すぎ問題」で純が並べ立てた部屋数と基本的に必要な設備、すでに本編で出ている設備をリスト化したものに照らしてみたら、しっかり網羅できてたっぽい感じはあったので、一安心。 純の家、ひろーい。すごーい。と、眺め回すのが楽しい。けど、正解が知りたい。正解を知ってまた作り直したい。作るのも楽しい。

略歴

 ずっと間取り図を作ってて、すこぶる楽しかった。あらかたいい感じにまとまったので、今後のエピソードによって修正していくことにする。間取り図眺めてるだけでふたりの生活妄想が捗る。楽しい。 ここんとこ連続で間取りのことを書いていたので、ここらで基礎データもまとめておこうと思った。 本名 福田 矢晴 上薗 純 ペンネーム 古印 葵 望海 可純 年齢 28歳 26歳 デビュー 21歳 22歳 兄弟 姉 なし 恋人 幼馴染と7年 二次元 こっちは以前にも載せた略歴。 古印葵 望海可純 21歳 A誌:デビュー 19歳 22歳 A誌:短編掲載 20歳 23歳 A誌:初の短編集、短編掲載 21歳 24歳 A誌:2冊目の短編集、年末に受賞 22歳 A誌:デビュー【鬼弾児】 25歳 A誌→B誌: 23歳 A誌:連載開始【シヴァ・アンバー】 26歳 B誌: 24歳 A誌:連載中 27歳 B誌→A誌:A誌で連載、4話で打ち切りにする 25歳 A誌:連載中、単行本10巻、累計700万部 28歳 26歳 A誌:連載中、単行本15巻、累計1400万部。アニメ化 矢晴は29歳で2年ぶりに漫画を描く、ということになるけども、作中ではあと11ヶ月ほど先の話にはなる。