黒歴史同人誌
純の寝室の、本棚に置かれたナウジカボックスが薄い本入れになっているのもえらいかわいい。
純の焦り方とか見ると、成年向け薄い本が見つかったことにはまったく焦りはなさそうだから、やっぱりあの中に「純が描いた古印葵作品の同人誌」が入ってそうな感じはある。それが見つかったと思っての焦り方、な気はするんだけど。
それにしても、純のオカズであろうか、薄い本たち。そういう傾向なのか。オカズなのか、実は全部純が描いた本だったりするのかもしれないけど。どうなんだろうな。
ぺらっと落ちたペーパーが、なんだか文章の書き方とか、えらい古い時代の同人ペーパーな雰囲気があって、純の同人時代ってそんな感じだったのかな。これが純のペーパーとは限らんが、いや、たぶん純のだろうけども。
矢晴が『あ!もしかしてお前が描いたエロ本もあるからそんなに慌ててんの?』『どれだ! 見せろ!』『ケケッ』って矢晴が遠慮がなくなってて、えらいかわいい。その後『つい、汚い心がとびだしてしまった』って思ってるのもかわいい。なんか、矢晴は同人誌とかに興味なく漫画家になったような気がしてたけど、それなりに同人誌嗜んでたのかな。
純が矢晴が薄い本広げてるのに焦って飛び込んでた時の『本当ごめんけどオタク心がさその私以外誰もいなくてその、あーごめん』って言い方は、やっぱり古印葵作品の同人誌描いてたっぽさはあるんだけど、そう考えると「私以外誰もいなくて」がすげー切なく感じてしまう。
矢晴には、たぶんエロ本隠しててごめん、オタクだから、この寝室私しかいない部屋のはずだから、的には聞こえてたんだろうな、と思うんだけど。
純の同人誌、気になるなあ。
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