日付が変わるまで

 純が珍しく日付が変わるまで仕事をしていて。前髪しばってて、ジャージだし、とか思うと、お風呂も入らず仕事してたかな? という感じはある。

日付が変わるまで仕事してて、午前1時に矢晴の部屋のクローゼットからドンガラガッシャンといろいろ出して、午前2時の少し前にベッドに入っているのだから、毛布見つけたのがクローゼット開け始めてから20分くらい経ってたとしても、ベッドに入るまでに30分くらいはありそうだから、シャワーなりしてパジャマに着替えて、ベッドに入ってすぐに眠れてしまったのかな。

夕方には仕事を終えてる人間が、日付変わるまで仕事してて、それを聞かれて『ドタバタしててね』と言う表情が見えないのが不穏だけど、「昼間は矢晴の病院に行ってたから仕事にならなかった」ということかもしれないし、年末進行で忙しいってだけかもしれないし。矢晴の病院で、が理由なら、それを矢晴には言えないし言いたくもないだろうから、ドタバタしててね、と流しちゃうかな。

矢晴の病院通いや話し相手の時間を考えると、純の仕事の時間とかもいろいろ変わってくるよねえ、とは思う。

ただ、夜の矢晴が不安になる時間に仕事部屋にこもって矢晴をひとりにしてしまうのも、ちょっと気になっちゃうな、と思ったりするけど。これまで矢晴は夜にひとりで自室で寝てたんだから、ひとりがどうとか関係なかったわ、みたいな気にもなる。


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