純の部屋とベッド
純の部屋が、以前に考えたよりももっと広い感じだな、とすでに12帖で考えていたのに、さらに広いってなんなんだ。寝室そんなに広くていいのか? みたいな気分になりつつ。
12帖だって、矢晴のアパートを6畳間で考えても2部屋入っちゃうんだぞ。矢晴の暮らしていた全生活空間の2倍の広さの夜寝るときに使う寝室、ってどんだけ純の家でかいんだよ、気分でいたけれど。もちょっと広いね。ベッドとクローゼットの間が、もちょっと広い。広いな。広くしてこよう、いそいそ。
純のベッドは特注なのかどうなのかわからないけども、かなり大きな台の上にどでかいマットレス、って感じの。マットレスよりも下の台が大きいから、なんか躓いたり、マットから落ちたりすると、とても痛そうな気がしてしまう。
マットから落ちて、ベッドの台にぶつかって、さらに床にぶつかるみたいな。痛そう……とか想像してしまう。
純は寝相がベイブレードだから大きなベッドじゃないと落ちちゃう、と言うけれど、あの寝相の具合を見ると、大きくても落ちそうだし、矢晴と一緒に寝ることによってスペースが半分になるのだからこれから落ちそうな気もするけども、かなり器用に回転してて、全然落ちそうじゃないのがすごい。
純の足が乗っかってきても動じない矢晴もすごいんだけど。
マットと台と床で、段差があることによってベッドから落ちないのかもしれないな、とかも考えたりする。純がベッドから落ちて頭打ったりするところも見てみたいものだと思ったりもするが、純に押し出されて矢晴が落ちるだろうしな、とは思う。
これまでは、矢晴の部屋とリビングダイニングがメインの舞台になっていたけども、【第15話】で純の寝室に舞台が移って、さらに狭い世界になってしまったが、これまでよりも純が濃密な感じになってきたなと思う。
リビングダイニングは純の家といえど外向きではあるけども、純の寝室は純の内面にかなり近いわけではあるし。そんな純の寝室で、純のベッドで純の匂いを感じながら、純のとなりで眠る矢晴は、結局純に恋してるのかどうか、はっきりして欲しい……。悶々として欲しい。
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