断酒5日目

 純の家に引っ越した翌日に矢晴が断酒を決意。

断酒1日目。昼過ぎに目覚めて断酒を決意し、純に協力を仰いだ2〜3時間後、台所を物色し、料理酒と本味醂を飲む。断酒失敗。

断酒2日目。純により料理酒と本味醂が隠されてしまう。矢晴はどこを探しても見つからないから諦めた。断酒成功?

断酒3日目。マウスウォッシュでうがいをするフリをしてこっそりと飲む。すぐに純に見つかってマウスウォッシュが隠される。断酒失敗。

断酒4日目。特にアルコールに関しての記録なし。断酒成功?

断酒5日目。純のクロッキー帳に描かれた居酒屋で酔っ払ってる矢晴の絵を見たが、特に指摘はしなかった。


純と出会う前には相当量のアルコールを毎日摂取していたと思うから、純の家に引っ越した当日夜は酒を飲まず、翌日には断酒を決意。ちょいちょい失敗はしているものの、純に見つかるのが早くて大量に摂取することもなく。

けっこういいペースで酒が抜けてる気がする。いいぞ、矢晴。がんばれ、矢晴。

ただまあアルコール依存が出てしまった場合、それから永続的に脱するためには、生涯の禁酒になるはずで、ある程度断酒が続いても一度でもアルコールを口にしてしまうとまた戻るっぽいから、矢晴も純もこれからが大変だろうなあと思う。

転居6日目(断酒5日目)の、「純のクロッキー帳に描かれた酔っ払った矢晴の絵」が、やっぱりかなり効いてきそうな気がするんだけどなあ。いまんとこ、そこそこ酒のこと考えず、けっこう頭はっきりしてきて純と漫画の話ができてたりするけど、あの絵のせいでお酒のこと思い出しちゃうんじゃないのー? というか、これだけ創作上手い人だと物語上必要ないものは出てこないと思うので「これは、なにか、ある」と思うのが自然な感じにはなってしまう。


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