お祭り
で、作家さんの本業の過去作をざくざく読んでる。
そこかしこに、純の狂気や矢晴の涙や純の笑顔や矢晴の恐怖やらが見えて、うわーってなる。そしてまた、セリフ回しや画面構成がうますぎて震える。
なんかこう、【売れうつ】自体がこの作家さんの集大成かな? って思えるくらいなんだけども。この作家さんを【売れうつ】を読み始めるまで知らなかったのが悔やまれもするし、最初に読んだのが【売れうつ】であってよかった! とも思えたりする。
個人的な好みで、「ペンで細かく入れた線が好き」というのがあるんだけども、この作家さんの作品、そこいらじゅうに「ペンで細かく入れた線」があるので、毎ページはあはあする感じだし、どの作品も涙がきれいでたまらんと。
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