半纏とフランスと
純の家に住むようになった矢晴は部屋着に半纏を着てる。最初からその予定だったのか、純と矢晴によく似た女子コンビの読切漫画へのオマージュなのかと疑惑を持ったりもするが、半纏着てる矢晴はかわいいから、理由はわからなくてもいいや。第1話で『アウター着た方がいいよ』と羽織らされている上着はトーンははられていないが半纏っぽくは見える。
同居2日目。1日目の夜(というか深夜)に睡眠薬を多めに飲んだと不穏だったわりに、かなり快調な目覚め。その後、ダイニングで純と昼食。矢晴の前には茶碗とカップだけ。純の前にはいくつかの皿。この食べる量の差も愛おしい。この食事の際に、矢晴は純に財布を預けているのだが、その時に着ている半纏の下の服が初日夜に着ていたおそろいパジャマではないのが気になる。襟の形が違ってて。ただの作画ミスであるのか、着替えているのか。純はジャージだから、矢晴もちゃんとパジャマから服に着替えてきてたのかもしれない。
同居3日目の矢晴はスウェットだけど、半纏は着てない。アルコールを探すためかもしれないが、2階まで上がる元気がある。
同居4日目はスウェットに半纏。4日目はリビングで映画を観ながら寝てるけども、純に布団を乾燥機にかけるからと言われてリビングで過ごしてたのかなーと、自室に戻ったときの『乾燥機から出したばかりの殺人的な気持ち良さの布団があった』というところから想像できる。
同居5日目もスウェットに半纏。おそろいパジャマ、初日以外着てくれてない!? と思えたりもするけども、昼間は部屋着に着替える生活をして、夜にはおそろいパジャマかもしれない。ネームを読む間、アドバイスをする間、純に語る間、ずっと立っていられるだけの元気がある。
編集部へもちゃんと歩いていけてたし、時々は純を置いていくように早足になれたんだから、そこまでの筋力低下はなさそう。無断欠勤何度かしちゃうくらいだったけど、一応バイトはできてたから、まだ起き上がれないほどの状態でもなかったのが、純が間に合ったところかな。
4日目にリビングで観てる映画が、凱旋門が映ってるっぽい感じだからフランス映画かなー? と安直に考えて、矢晴はフランスのコミック賞の部門賞もらってたなーと思い出して、もしかして、居酒屋で純に話してた映画の話ってフランス映画なのかなー? と思った。矢晴の話してた映画がなんの映画なのか皆目見当もつかないのだけど。
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