返歌

 【第14話】でちらっと矢晴が純の漫画を読んでくれて、『もしかして』『私の作品(アレ)への返歌……か?』と気づいたようで。矢晴は『いやいやいや自意識過剰すぎる…』と否定してるけども、たぶん絶対、「古印葵作品への返歌」だと思うわけで。

【第1話】で『漫画への思いは漫画で描いて返す』と男前な顔して純が言ったのが、こういうことか! と思えたわけで。

1年後、純が矢晴の漫画への思いを込めた漫画描いた時の【売れうつ】のエピソードタイトルが「返歌・ラブレター」とかだったらいいなあーーーとか妄想し始めた。

古印葵の漫画への返歌としてずっと、純がシヴァ・アンバーを描いてるんだとしたら、どんだけ熱烈なファンなのよ! けなげすぎる! とかも思うけど、矢晴が『ここのモノローグの前半……』『似たような言葉で似たようなことを書いた覚えがある』と気づくくらいだから、望海可純が変なアンチに粘着されたら「望海可純の漫画は古印葵のパクリ!」とかって騒がれかねん気がするし、「古印葵が数年で消えた作家でだれも知らないことをいいことに、パクリ放題」みたいに言われそうで、純が可哀想……辛い……とかまで妄想が発展してしまった……。

そして、ふわっと、【第5話】でブックワインのインタビューで語った「シヴァ・アンバーの制作秘話」が聞きたくなったんだけども。でも、そこで「この作品は返歌なのだ」とかは言わないかー。言わないよなあ……。


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