読まない理由
矢晴が望海可純の漫画を読まない理由が変わるのを恐れる気持ちがわかるーーー! って思って。そして、そんな風にぐっちらぐっちら言い訳しながら、手を伸ばしてしまうところがまたかわいいし、読み始めたときにも、ずーっと言い訳してるのが、かわいすぎてたまらん。
自分に言い訳が必要な感じが、頑張って言い訳してるところが、矢晴ったらもー! かわいい!
【第2話】で矢晴がガラステーブルに置かれてた「シヴァ・アンバー3巻」を眺めてるから、読んで欲しいなあ〜と思ってたから、ほんとに、読んでくれてうれしくて!
そうやって言い訳しながらでも、漫画を読んでみようという気になってくれたところが、「ああ、たしかに矢晴は回復してるんだなあ!」と、実感する。純が【第13話】で『スリップは回復の段階であることだよ』と言っていても全然、響いてこなかったけども。
矢晴自身は、純の漫画を「漫画がうまい」って思ってるから、漫画としては高評価だけど、「シヴァ・アンバー」の内容は、というと2〜3話までしか読んでないわけだし。『「望海可純の作品が好きじゃない」から読まない』になった時の『好きでもない作家に依存しなければならない現実に私の心が耐えられなくなるだろう』って思いながら、本に手を伸ばしてしまう、その裏腹加減が、ほんと、好き。好き!
結局、途中で読むのやめちゃってて、好きかどうかもわからないままだけれども。
読んでる瞬間に、純が来てたらどうなってたんだろうな、と想像すると、絶対純が瞳をキラキラさせて、真っ赤になって「読んでくれてる〜〜〜!」って身悶えしてそうな気がする。
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