望海可純ってさー

 古印葵の漫画読んでなかったら、師匠の牧野先生と同じ雑誌でデビューするみたいなことあったり? と思うと、古印葵がいなかったら純はA誌の月例賞に応募してないし、A誌でデビューしてないし、A誌で売れっ子になってないし、ということで。

他の雑誌で漫画連載しててもそこそこ人気にはなったかもしれないけど、今の売れっ子状態の漫画家望海可純の根幹に古印葵がいる感じがするし、古印葵を尊敬して影響受けてで今の望海可純の漫画があるんだと思うと、古印葵がいなかったら、望海可純も生まれてないよねえ、と思ってしまう。

そしてまた、【第14話】で「古印葵の漫画への返歌」としての描写なんかを見てしまうと、望海可純の漫画は古印葵の漫画なしでは成り立たないものになっているわけで? と。

純はそれをしっかり認識しているとすれば、今の純の稼ぎの半分くらいは古印葵のものとか思っててもおかしくなさそうな気がしてしまう。

そしてまた、古印葵から見ると、「望海可純の主体性の無さ」とかが気になってくるんじゃないのか……? 望海可純は漫画で描きたいことはないのか、みたいなことになってきそうな……? むしろ、純は古印葵の復活とともに、望海可純の古印葵からの脱却を目指さないといけないんじゃないのか……? みたいな気がしてしまう。


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