読み直し(第10話)

\祝/300記事目!

キリのいい数字だし、どうしようかなあと思ってたけど、【第10話】以降の読み直し感想を後編待ちしてたんだったと思い出したので。


【第10話】はカラー表紙の純が怖いんよねーと思いつつ。白黒で見てると普通に、かっこいい……って惚れ惚れしちゃう。舌の光り方がかなり好き。

転居(同居)2日目は、前日の夜ってか未明に睡眠薬を多めに飲んでの昼起床。『スーパーフカフカベッドすげえ!』って喜んでる矢晴がかわいい。

純に財布を預けて、自分から断酒を決めたんだなあと思ってたけど、転居1日目から酒はダメみたいなことだったから、同居に際して断酒の約束はあったのかなー? と思うんだけど、「同居に際して断酒を約束させられた」「2日目に矢晴自ら断酒の意志を持って純に財布を預けた」みたいなところなのかな? とも考える。

ここのシーン、矢晴の前に茶碗ひとつとカップ、純の前に皿がいくつかと大きめのグラスっていう、食事量の差がたまらんな……みたいなことを初見から思ってるけど、「矢晴は小食」という情報を得た今、また、たまらんな……と思っていたりする。

キッチン漁って料理酒やみりん飲んでる矢晴がアル中でかわいい。お昼ごはんのときに酢酸摂取してたら、こんなことしなかったかもしれないとか思ったりもするけど。ここの制止する純の言葉が優しくて好きなんだ。純視点でも見たかったなあ、とちょっと思う。

ロボット掃除機の暴走と捨てたゴミが手に帰ってくる恐怖体験がかわいくて好き。ここらの後で、純が矢晴の次の通院予定聞いてるのかな?

毎度思うんだけども、リビング部分のクッション並んでるソファーと、L字のソファーの謎。これ、作画時にバラバラになってるけど、置かれてる場所、どっちもテレビの前のガラステーブルの前になるんだよね……? 単純に素材の都合でまちまちになってるのかなー? 矢晴がロボット掃除機に追いかけられて逃げ込んだソファーはクッションあるやつ、純に通院予定を聞かれてる時に寝てるのはL字ソファーで。でも、L字ソファーの純が立ってる側はほぼ0距離でダイニングテーブルあったり通路分あいてたり……とこっちもまちまちになってるから、純の家の家具配置にひどく混乱していたりする……。下描きだからそこまで見ないでよろしい、と自分に言い聞かせてはいるけども、気になる性分で。

純と話した後に部屋に戻って『この日は捨てた』かな。

転居(同居)3日目。矢晴は2階にも上がって、家探しして料理酒とみりん探したけど見つからないから『この日も捨てた』。純視点でのこの日の純は、夜に仕事部屋で本積み上げてネットも駆使して、矢晴の療養について考えてる。勉強するのえらいけど、パソコンの画面の灯りだけでノートとるのはきびしかないかい? と思っちゃう。

転居(同居)4日目。マウスウォッシュ。朝なのか夜なのか、やっぱり判断つきにくいんだけども。ここで、【第13話 前編・後編】の純とのやりとりがあって、翌日から「矢晴の純への得体のしれない恐怖心」がなくなるわけで。

「純の真摯な態度に対して、矢晴が信頼を寄せたわけじゃない」という感じなのが、ほんと一筋縄じゃいかないなーと思ってたりするんだけども。あの純とのやりとりがあってなお、この妄想はきついな……と思う。『自覚はあるんです』と言っている夜の妄想がこう! って矢晴の脳から無限に湧き出る泉のような妄想が、創作方面のアイディアとかだったらどれほどいいか。

それにしたって、純の家に住み始めてまだたったの4日で『こんなに贅沢な暮らしを送っているのに治らないなんて』『絶望的じゃないか』は、結果を求めるのが早すぎる! って往復ビンタしても足りない気がする。(感想を言うたび、過激になってる自覚はある)

【第10話】の本題ともいうべき、転居(同居)5日目。きゃー! 古印先生〜〜〜!! と、叫びたくなるエピソードで、かなり好き。【第13話 後編】ではたったの1コマかーい! とがっくりは来たんだけど、純視点でも矢晴視点でもエピソードに差異がないのだな、と思う。

古印先生の話聞き始めた純はかなりポンコツ風味だけど。【第13話 前編】では久しぶりに頭いい純見れて嬉しかったのに、【第13話 後編】ではちょっとポンコツ……? と疑惑が生まれる感じで、そっからこの同居5日目のエピソードに舞い戻ると、「純は古印先生の前だとポンコツになるんだわ……」と諦めにも似た感情が芽生え……。いや、かわいいよ? かわいいけどさ! とジタバタしたくなる。

何度読んでも、さらっと流して読んでも、ラストのページの『まだ古印葵は死んでない』の純の顔と言葉に感動する。かわいいよー、純。よかったよねー! 古印センセー! きゃー!

って思ってるんだけども、このシーン見てから、【第13話 後編】の同居21日目を思い出すと……、ううう……。


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