窓の外のボトル

 【第12話】で、矢晴が窓の外に捨てたボトルを、【第13話 後編】で純が『こんなところにほったのかい』と拾ってるんだけども。

矢晴を風呂に移動させ、布団は洗うために洗濯室に持っていったんだろう感じの無人の矢晴の部屋が描写されて、窓の外でボトルを拾う純、場面は移ってお風呂。なんだけども、矢晴をお風呂に入れる前にボトル回収、というのがちょっと不思議な感じがしちゃったなあと思ってる。

消臭・換気のために純が窓を開けて下を見たら発見、くらいでいいんじゃ……? みたいに思うのは、一刻もはやく矢晴を洗ってあげてくれ! と思うからなんだけども。

かゆくなるし、かぶれるし、はやくはやく! と。

純がボトル見つけてることによって、「矢晴が酒を飲んだ」事実を純が把握しているということが明確になるわけだけども、矢晴をお風呂に連れて行った→上着を着て外に行き、矢晴の部屋の窓の外のボトルを拾う→矢晴をお風呂で洗う の行程では、矢晴が一人になっちゃう時間があるし、やっぱり一刻もはやく洗ってあげてー! と思ってしまうし。

矢晴が服を脱ぐのを見ないであげる、みたいな気遣いの時間だったとしても、洗面所で待てばよかろうもん……と思ってしまう。お風呂場で矢晴に服を脱がせて、純はさくさくお洗濯してでいいじゃん! はよ、洗って! いやもう……かゆ…、かゆい……。


純は矢晴が酒を飲んでも責めるなんてことはしやしないけど、矢晴が酒を求めた理由は考えたりしてくれるのだろうか。同居開始時点では、単純に「酒が飲みたい、アルコールを摂取したい」だけで料理酒、みりん、マウスウォッシュに手を出すほどだったけど、同居3週間が過ぎ、同居1ヶ月目では、矢晴のなかに理由があると思うのよね。矢晴がそれを純に話すことが出来るのか、純が考えてくれるのか、そこらへんも気になるなー。


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