矢晴って……

 【第13話・後編】の同居4日目の矢晴と純の会話。矢晴が振り向いて、物凄い圧力で睨みつけてるように思えるんだけども……。矢晴の話すことに対して純はいろいろ読んだ本の知識から答えてて、純は『突然のうんちくマンになってしまった』と内省してるけども、そこの矢晴が『純さんもその方面の本読むんですか?』ってちょっと笑顔で純はその笑顔にかわいいって喜んでるけども……。

そこのシーンの矢晴……もしかして、純のこと小馬鹿にしてないか……? と思えて。

純の知らない言葉出して、純の反応確認してるような……?

純の「心配してる」って言葉封じたことと、純の反応から、矢晴は純のことを「御しやすい馬鹿」みたいに思い始めてやしないか……? と思えて。とはいえ、「心配してる」って言葉は純自身が引っ込めたかもな、とも思うけど。でもその後、純が俯いて『……動揺しただけです』って言ってるのと、座り直した純を見てる矢晴の顔から考えると、矢晴が封じたって感じしかしない。

だから、古印葵の前の純はあんなにポンコツなのか……? とまで思えてきたんだけども、どうなんだろう……。矢晴は純を「御しやすい馬鹿」みたいに思ってるから、純が古印葵に向ける憧れや心酔の表情や言動がアホの子みたいに見える、みたいな。

同居21日目の、矢晴の話を聞いてる純のうっとり顔とそれに対しての矢晴のしょっぱい反応も、そんな感じしてしまって。なんか、矢晴ったら、純の憧れや心酔の気持ちの上にあぐらかいてるわね……? ここのうっとり顔と受け答え見てると、やっぱりポンコツ……? とか思えるけど。

それにしても、このシーンの『漫画を描かなくて済む』とか『だからもう漫画家にはならない』とか『全部お前にやる』とか、純のショックと怒りが、そんなちいさなコマでいいんか? って感じがする。

この数日後くらいに酒探して家探ししてたりする? 断酒できてるのお医者に褒められた前なの? 後なの? とかも気になってきた。


コメント