最低限度の一線
【第1話】で『最低限度の一線を超えてしまったのは』と表現される同居1ヶ月目の出来事。
粗相=尿失禁=排泄の失敗は、人間としての尊厳の最低限度というのが矢晴の認識になるのかと思う。
酒の上での失敗でもあるし、「ちゃんとした人間でありたい」と思っていそうな矢晴にとっては最悪のことなんだろうなと思うのだけども。さらに、純にお風呂に入れてもらって洗われて。自分で始末もできないわけだし。
寝たきりになって人に排泄の世話をしてもらうみたいな状況になったら、毎日死にたくて泣きそうな気がする、矢晴。
ただ、矢晴が飲んだ量ってば、酩酊通り越して昏睡に至っていてもおかしくない量で、目覚めて朝を迎えてるだけでも純にとってはありがたいことで、矢晴が粗相しようがなにしようが、さしたる問題じゃなかったと思う。
生きててよかったよー矢晴ーー。
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