読み直し(第11話)

 そういえば、結局【第8話】に関しては、【第13話】で言及なかったな、【前編】の純から見た映像で2カットだけだったか。(いつも感想はどんな文体にしてたっけと前に書いた読み直し感想を読み直してて、言及なかったなーと思ったので)

はてさて、【第11話】同居6日目の出来事。

被害妄想に苦しんでたら夕方。

【第13話】では台車で運ばれる矢晴のカットがあるので、朝は台車で運ばれてたんだなと思う。2日目は昼に起きてそこそこ元気に動けてた気がするんだが、朝動けなくて台車で運ばれるようになったのはいつからだろう?

矢晴の妄想では純に馬乗りされて、裸の背中にマジックで「ご高説垂れて」となかなかに厳しい。泣いてる矢晴がかわいい。綿入れ着て、ふかふかベッドに入ってるけども、暑くないかな……? とちょっと心配。綿入れ着てるってことは、ちょっと活動して、そのまま布団に入ったかな?

夕方5時ちょいに純がジョギングから帰還。そのままの格好で矢晴の部屋に来て、猫の空中バトルの写真を見せてるあたり、すごく見せたかったんだろうなと、純がかわいい。楽しそうな純に嫌味言ってる矢晴かわいい。

『なにより漫画を描けないやつが』『上から偉そうに言う資格なんか…ないし…』と泣き出す矢晴がかわいい。こんなに漫画に未練たらたらなのに、この2週間後に『漫画を描かなくて済む』とかもー! いやまあ、未練あるし漫画描きたいけど描けないから描かなくて済む理由つけたいのわからんでもないけどさー! ちがうでしょー! プンスカ!

布団乾燥機かけるからってコタツに移動させる純の手腕が、毎度やっぱり良い。4日目は映画でも見ててって移動させてるけども、あの手この手で矢晴を動かして色々させようとしてる感じが、良い……。がんばってる、純。

コタツに移動した矢晴の前にクロッキー帳置いて、矢晴の後ろを陣取って。3日目の夜に考えてた「団欒とスキンシップ」「気持ちを温度と感触で」を実行してるのねぇと感慨深く。

クロッキー帳に描かれた居酒屋での矢晴がやっぱりかわいい。このページ見せちゃったのはわざとだったかどうかは結局わからんけども。

同居してたった6日で「いつもの奇行」とか言われてる純の奇行の数々が知りたいわ、ほんと。と思いつつ、やっぱりこの思考の共有って、えっちですね……って感想しか浮かばない。

オキシトシン全開みたいな感じで、ほっこり幸せそうなふたりがやっぱりかわいいわぁ。

『私はこの感覚を知ってる』『だから解る』『なのに』と沈んでいくところが切ないけども、沈む途中で純が引き戻してるとこが良い。それにしても、純は「下手で」「苦手で」「野暮ったくて」と自分の絵柄が好きじゃなさげで『セリフも絵も野暮ったさを嫌う人だなあ』と矢晴に思われて、【第13話】では『古印葵みたいに絵が上手くなりたい』と、古印葵が大好きで、本当に理想としてるんだなあ、としみじみ。

こんだけ差を見せつけられてて、追いかけても届かないのに『全部お前にやる』とか言われても……辛いわ。ううう。ここで純に影の入れ方褒められて耳まで染めて照れてるのに、なんでそんな事言う心境になっちゃったのよ? 矢晴。ううう。

そしていい雰囲気だったのに……という問題発言のシーン。結局のところ、矢晴の導入もまずかったと思うんだけど、やっぱり純の『矢晴さんはヒモの才能がありますよ』って言葉がひどいんだってば。純のおバカ! 『質問に答えられなくて誤魔化してしまった』じゃねーのよ! その前に自分が言ったこと反省しなさいよ! プンスカ!

それでもどうにかなったのは、やっぱりオキシトシン効果なのかしら。

6日目は、ふたりが一番丁寧にコミュニケーションとってた話だなあ、オキシトシン効果やべえ凄え……って感じがする。他の日はこんなに密にコミュニケーションしてるところが描かれないからどうなのかわかんないのがもどかしいけども、毎日こんな感じで過ごせてたら、矢晴もっと前向きになれそうなのに……21日目……なんであんなにしょっぱい……ううう。

敬語つかわなくていいって矢晴に言われて喜ぶ純もかわいいし。それから笑顔の矢晴がむっちゃかわいいし! 蟲がやっぱり不穏な気持ちにさせるけど。

この笑顔の矢晴から、あんなに走り回ってはしゃぎまわってたのか! ってのがほんとにびっくりなんだけどー! こんなに動き回ったら夜しっかり眠れそうなのに【第12話】で『今夜も過去の記憶に蝕まれ一晩泣いて耐えた』と矢晴……つら……。

まさかあの笑顔の後、そんなに走り回ってはしゃいでたなんて、思いもよらなんだ。コタツでいちゃいちゃしてるだけかと。それだけでも充分驚けるくらいの元気の良さだというのに。あんなに……。あれ、実は純の妄想だったりする……?


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