祈り

 純がなんだか明るい未来を予見するような、『世界は変わらないけど』『世界が綺麗に見える時間はこれから増えていくよ』という「祈り」の言葉を矢晴にかけてくれるんだけども、矢晴がそれを“今の段階で”素直に受け取れるとは思えなくて、次の話がとても気になる。

そもそも『この世に納得いかない』って言ってた奴の言葉だしなあ……。でも、純にとっては、矢晴を惨状から救い出せたことですでに世界が薔薇色なのかもしれない。

『スリップは回復の段階であることだよ』という言葉も、矢晴の状況を考えると、回復段階とは思えず。

矢晴が飲酒に走った原因が純への気持ちだし。

純がそれをわかっていて「祈り」を口にしているのかどうかは、まだわからないけれど、わかってなさそう……かな?



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