曖昧にしたい気持ち

 【第12話】でチワワに喩えようとしてしまった純との関係をきっかけに、矢晴が純へのなんらかの「気持ち」を自覚して逃げ出して、『曖昧にしたい 曖昧に』と酒を買って逃避しちゃうほどの「気持ち」がなんなのか、はっきりさせたい読者になっている今日このごろ。

純は右耳だけにピアスをつけてるってのが、そういう意味合いなのだとしたら、同性愛者ではあるから、矢晴が純に恋したとしても、受け入れてもらえるだろうし、そもそもたぶん古印葵に恋してるから大丈夫。

矢晴は「7年付き合った彼女」がいるから、異性愛者だったわけで、同性である純にそういう気持ちを持ったらそりゃあ混乱しちゃうだろうなあとは思える。

純が他の子と仲良くしてるのがイヤイヤ、とか、純の家に自分以外の人間が来る(住む)のはイヤイヤ、とか、純にとっての自分の価値が大暴落した気分がイヤ、とかだけだと、「純が自分だけを大事にしてほしい」くらいの依存、独占欲かなあ? くらいに思う。

けども、やっぱり「チワワ」のエピソードが絡むだけで、純のこと好きになっちゃってるね! ね! と盛り上がっちゃうわけだけども。

この矢晴の気持ちが、どう矢晴が自覚して、どのように純に伝わって、どんなふうに実っていくのか気になる、知りたい、続きが読みたーい。


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