top and bottom
「攻」と「受」ってだけのことだけども。
純と矢晴がそのうちそうなるはずではあるのだけど、現状、「受」になるはずの矢晴に恋心が芽生えたか? という雰囲気で、「攻」になるはずの純の矢晴に対する気持ちがなんであるのかははっきりとしていない。
この子たち、ほんとに「BL」になってくれるの? 「そーゆーこと」してくれるの? という疑問が生まれてしまうのだけど。
「BL」にはなるけど、そのものズバリみたいな「そーゆーこと」は描かれないかもしれないな、とは思い始めた。「そーゆーこと」しちゃうとセンシティブ判定でログイン必須になるかもしれないから。作家さんが最後までログイン不要で読ませたい場合には、せいぜい朝チュンくらいかなーと。それはそれで十分だけども。
現在、【第13話】の純視点によって、純が「すごくいい人、善人」みたいな雰囲気になってしまっているのだけども、【第12話】までと【第5・6話】の純視点の純の印象と、矢晴が純に対して感じている恐怖や猜疑心の延長線上で考えると、単純に「攻と受」というよりも「top and bottom」(別の意味も含めて)みたいに思えてしまったりはするなあ、と考えたりはする。
純が「古印葵が認められていない世の中」に納得いかないと思っているのは確かなことだし、「古印葵を蔑ろにする人間」に恐ろしく冷酷であるのも確かなことだし。そういう面から派生して、古印葵である福田矢晴を監禁して独占してという方向にいってもおかしくないし、それはそれで幸せそうではある。真のハッピーエンドにはならないけども。
【第13話】でかなり切ない感じの善人ムーブによって「上薗純は全方位に善人」とか思われたら嫌だなあ、とは思っていたりするわけだけど。それとは別に、あの切ない感情を矢晴にぶつけてくるのが、「古印葵のファン」を逸脱してしまったなあ……という気にもなり。「まだ早い!」と横っ面ひっぱたきたくなる……。「お前の、大事な、古印葵である、矢晴に、負担を、かけるな!」という気分になってるわけだけど……。ううん。後編どうなるんだろー。
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