ごはんと果物

同居1週間目の温室で朝ごはんでは、イチゴ。

同居1ヶ月目の前日には、キッチンに柿とりんごと、なにかパックに入った粒状のものが置かれていて。

果物を常備してるのも、矢晴のためかなー? とは思える。純が矢晴に説明していた食事のなかにバナナは存在してたけど、ほかの果物は登場してなかったし。日常的に果物食べるのはうつにいいらしいし。

イチゴはチョコレート系と相性がいいかと思うから、イチゴとココアはいい感じだなあ、と思うけど、やっぱりあの温室で朝ごはんの「おにぎりとココア」の取り合わせはいまいち。おにぎりじゃなくて全粒粉のパンとかにしたらどうだい? みたいな気分にはなる。

でも、あのおにぎり、純が握ったのよね、と思うとえらいかわいい。きれいに三角に握れてるし。おにぎり無理くり矢晴の口に押し付けて、顔中米粒だらけにするのはどうかと思うけど、そのまま矢晴がクッションに顔を埋めるから、米粒がーーー! とか思った。米粒と涙と鼻水で、クッションがなかなか大変なことに。

そこらへんも赤子のようだわ、矢晴。

そうやって無理矢理食べさせられてるとき以外は、食卓で食べてるんだろうなあと思うけど、矢晴が三食とも食卓で食べれるようになるのはいつだろう。


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