伏線

 というか、後々詳細に説明される、明示される、利用されるために事前に登場させるもの。

【第13話】の同居1日目のお昼ごはん。矢晴がポン酢やらドレッシングやらをじゃぶじゃぶ使う。→【第12話】で、同居3週間が過ぎた頃の食卓で、矢晴の前にドレッシングが置かれている。

【第13話】の同居3日目の夜。純が矢晴のために調べて考えているシーン。「朝の日光浴」「サプリ」「薬との飲み合わせ」→【第1話】矢晴が純の家に住んで1週間目の「温室で朝食(日光浴)」「サプリ」『ちゃんと薬の飲み合わせを調べたから副作用はないと思う』。

【第13話】の同居3日目の夜。「オキシトシン」「心地よい皮膚接触」「親しい人間との団欒」→【第11話】思考の共有としてのふれあい。より親しくなるために敬語を外す。

【第13話】同居4日目。「矢晴の頭の中の純」→【第7話】、【第1話】『頭の中で矢晴を泣かせる奴は誰?』『お前』。

みたいな感じで、後の話で読み返した時に「なるほど」「ああ、ここに」って感じになる。

のが、ほんと随所に散りばめられてるから、【第13話】の純が見てたオキシトシンについての文章の中の「オスの交尾行動」が気になるんだってばさ。これもそうゆうの? ねえねえ。



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