宗教戦争……?

 Twitterで「汝は竜しちゃったんだよな?」との感想をお見かけし、「汝は竜」ってなんぞ……? と、またまた浅学さをあらわにしちゃうのだけれども。

なんぞ……? と思うので、検索してみるのだけども、どうにも原典らしきものにたどり着けず、技の名前なのかなんなのか、みたいなものしか見当たらず……。

うううん……と悩むのだけども。

とりあえず、【売れうつ】の中で「竜」のモチーフがあるところは、【第12話】で矢晴が病気の話をするところ。矢晴が藪に進んでいっての次のページの枯れ葉の竜。

これが、「矢晴が純を「汝が竜」した」を暗示するものとして。

ざらーっと検索した中で、かろうじてこれでは……? と思えたものは、「主文:汝は竜である。理由:罪ありき」かなー? と思うのだけど、キリスト教系のなんかだよね……? 「冤罪」とも「判決文」ともあって、「冤罪」とするなら、純への『もうそれ性欲だろ』は完全な言いがかりになるけれど、判決文とするなら純は矢晴に断罪されており。

と、思うと、純の背景が仏教で、矢晴の背景がキリスト教に……? ずいぶん前に「矢晴はヤハウェ」と分析されてるブログ記事をお見かけしてたけど、そういうこと……?

と、宗教戦争でも起きそうな対立な気もしてきて……。でも純にとって古印葵が神で、矢晴がヤハウェで……偶像崇拝禁止だから、偶像の古印葵を信奉する純を罰したい感じ……?

ついでに、なんだかんだで「ヴリトラ」という蛇の怪物も行き当たり、『ヘビを見るのと操るのとじゃ違うんでしょうね』という純の言葉を思い出し。「囲うもの」とか「その姿は蛇のほか雲や蜘蛛だと描写」だの、「足なく手なき」怪物だとか……。足なく……義足……? ということ……? と考えてみたり。

純が竜で蛇の怪物ということでよろしいか……?


結局のところ、やっぱり原典とされてそうなものにはたどり着けていないのだけど、なんとかこんなかんじではないか、というあたりまでこぎつけたかな……?

適当に継ぎ接ぎした感じだから、ほんとのところのちゃんとした解釈はわからない。というか、もうこの【売れうつ】のなにもかもの表現がむずかし……。古印葵の漫画難しすぎ……。


ついでに、古印葵のペンネーム……「cain」から『OとAを入れ替えて』「coin」……? だったりする……?


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