純のベッド

 大きいなー!

身長はみ出ちゃうから大きいの、じゃなくて、『寝相がベイブレードだから広くないと落ちちゃうの』ってあたりがかわいらしい。

そして、掛け布団が別々にしてあるあたり、純がむっちゃ紳士に思える。

こんなに至れり尽くせりなのに、矢晴ったら、もう!

たぶん翌日には湯たんぽが数個用意され、数日後には温風マットやら温水マットやらみたいなものが届くよう手配しそうな気がするし、食事内容も多少なり変わりそう。

それにしたって同居して1ヶ月も経ってから知る、矢晴の「湯冷め」。矢晴が言わないから一緒に寝たからこそ知れたことになってるのが、純が信頼されてなくて辛い。

大きいベッドだから下は1枚で繋がってるけど、掛け布団は別々だから、そこまで意識するほどの「一緒に寝る」でもないし、純はまんま修学旅行気分でかわいい。やっぱりそんな感じよね! 純だから!

頭の部分が枠だけみたいで、ちょっと上にズレてしまってそのまま起きようとしたら、おでこぶちそうだな、と思うなどした。ついでにこういう枠だと、縄なりなんなりかけやすそうだな、とも思ったりした。矢晴のベッドでは縄とかかけれそうにないしねぇ。

純の部屋の壁紙の花柄が大きくて、目にうるさい感じがしてしまうけど、蝶の標本はなんだか象徴的な気がする。純のベッドがそんなに大きくて、でも部屋に対してはけっこう小さく見えるから、純の寝室どんだけ広いんだろうか。

それにしても、今回のこの展開では、この後、大人しく一緒に寝れるのか……? まだやっと夜11時になったところだけども!


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