顔は見えないけど

 【第13話】で純が矢晴に『私があなたの背後にいる時に私の顔が見えたなら』『それを信じないでください』と言ったのが同居4日目。

純にバックハグされてる感じで思考の共有で絵を描いたのが同居6日目なので、【第11話】の『顔は見えないけど楽しそうに描いてるのがわかる』と矢晴が思った時に、「楽しそうに絵を描いている純を想像(見た)したけど、純に背後の顔を信じるなと言われていたから、自分が想像した楽しそうな純を否定する」みたいなことにはならんのかな? と思ったりもするんだけども。

『背中があったかい』『手があったかい』『跳ねるようにペンが走る』『顔は見えないけど』と、矢晴の思い込みとか妄想で純の顔を想像したじゃなくて、現実で楽しそうだなと感じる、みたいなところなんよねえ、と思ったりする。

同居4日目の純との記憶の摺合せで矢晴自身が純を怖がらなくなっていた、というのも大きいのだろうな。

それにしても、矢晴を抱えて頬も耳も染めてうれしそうな純ったら、矢晴の想像してる「絵を描くのが楽しい」だけじゃない感じが、すごくする。「憧れの古印先生でかわいい矢晴を抱きかかえて手を握って一緒に絵を描く」のが楽しいんだろうなあ。かわいいよ〜〜純〜! いやもうほんと、かわいい、純。

その後、ちょっと言葉選び失敗して大変なことになっちゃってるところも、かわいいはかわいい。純のおバカ。


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