抱っこ

 純は矢晴を抱き上げる、抱きかかえて運ぶ、ということはほとんどしたことがないようで。同居初日は矢晴をお風呂までズルズルと引きずってて、その後は矢晴が動けないときには台車に乗せて運んでいる。

ベッドから台車に、台車からソファーに、抱き上げて移動させているわけでもなさそうなのかな。ごく短時間ならいけるのかな?

純の体格なら、矢晴くらい細い子を抱き上げて運んだり、くらいは普通にできそうではあるけども。お姫様抱っこでチャペルを闊歩してほしいものだけども。

今回の矢晴は純がどこかに行こうとするのを力いっぱい引き留めてたから、純に抱えられて移動するとなったら暴れるかもしれない、くらいに考えたのかな、純は。

いっくらガリガリとはいえ、成人男性を抱えて暴れられたら、純くらいの体格でも厳しそうには思う。けど、純は「一緒に1階に行こう」なんて言わなかったんだから、矢晴が「この部屋にいること」を重視してるのか、「純と一緒にいること」を重視してるのか、の判断すら純はつけてないじゃないか。と改めて思う。

慣れてないのに抱っこして腰いわすことを危惧してるから、翌日くらいから、筋トレの一環で矢晴を抱っこして運ぶ練習をし始めてはくれまいか、と思う。毎日、矢晴を抱っこして、日々矢晴の体重が増えていくのを実感して欲しい。日々実感できずとも、ふとした瞬間に「矢晴、重くなったね」とか言って欲しい。抱っこしてないと気付かないことだから週に3日は抱っこしよう!

けども。万一に備えて矢晴を抱っこして移動する練習するとかよりも、純は金の力でリフォームしてエレベーターつけるんじゃね? という気がするなあ。


個人的に、体格差のあるカプが好きな一環で、駅弁が好きなので、来る日に備えて、純は矢晴を抱えて歩けるくらいに抱っこできるようになっててほしいなあ。


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