いつから間違えた?
って考え方がそもそも、純この野郎! って気分になるんだけど、その背後から『最初から?』って言ってる紐飾りの純がちょっとブラボー。
大間違いだったのは明らかに【第15話】の『矢晴が望むならなんでもするよ』『なんでもするし』『なにしてもいいよ』なわけで。
矢晴の「死にたい」も「殺してくれ」も同じことなんだってばよ、と思うんだけど。「死にたい」という望みも叶えないくせして、なんでもするとか言うなし……。「殺してくれ」って望まれて騒ぐなし……。
と思っちゃう。
『なんで急に殺してくれって言うの?』ってのも、急……ではないが? と思えるし。
『離れてる間に大変なことになって後悔したりしないかな?』と、カーテンやらで自殺する可能性考えてる辺りはえらいんだけど。
矢晴の望みが「死」である今、その望みを叶える気がさらさらないんだから、“望めばなんでも”とか真っ赤な嘘だし、とか思う。できもしないこと約束しようとしなさんな。ついでに純の脳内に、やるつもりのないことをしてあげるって約束しようとする最低野郎がいるのもどうよ? あんたなんなのよ? って首絞めたい。
矢晴が死ぬ以外の望みはなんでも、という条件つけてたとしても、性的なことを望まれた場合に、矢晴の望むとおりにできないだろうしさーあ?
そこをがっつり、矢晴に『なんでもするって言ってドヤ顔で気持ち良くなってたのは どこのどいつだよ』って詰られてるのが良かったわぁ。
そしてまた、たぶん、純が矢晴を引き取った動機とかもいろいろ間違ってたんだろうかな? とは思える。ただ、結果として、今のところは、矢晴が「生きててよかった」と思える程度に純を想えてる感じが、まだこれから巻き返せる感じはするから、がんばれ、純。
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